2025年5月27日に開催された、potatotips #91での登壇資料になります。
この登壇資料は、無限循環Carouselという一つのUI表現を通じて、UIKit・SwiftUI・Jetpack Composeの実装アプローチの違いを深く掘り下げた技術発表です。
核心的なメッセージは、同じUI表現でもフレームワークによって実装方針が大きく異なることを実証している点です。特に宣言的UI(SwiftUI/Jetpack Compose)の登場により、従来の命令的な実装から大きくパラダイムが変化していることを具体例で示しています。
技術的価値として、iOS18で追加された新しいSwiftUI APIを活用することで、UIScrollViewDelegateのような細かい制御が可能になり、無限循環スクロールの実装が大幅に簡素化されたことを紹介。一方でJetpack Composeでは全く異なるデータ再構成アプローチを取ることで、プラットフォーム間の設計思想の違いも明確にしています。