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(NII Open House 2020) 異なるアルゴリズムを同じ視点から眺めてみようー機械...

(NII Open House 2020) 異なるアルゴリズムを同じ視点から眺めてみようー機械学習の幾何的解釈

NII Open House 2020 での発表内容です.
この内容に関連したpreprintは以下:
https://arxiv.org/abs/2006.05321

Kazu Ghalamkari

June 12, 2020
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Transcript

  1. 異なるアルゴリズムを同じ視点から眺めてみよう 機械学習の幾何的解釈 アルゴリズム同士の関係を幾何的に捉えて,知見を得る. どんな研究? 研究内容 各成分 が行列を特徴づける ∈ ℝ>0 ×

    パラメータ と 期待値 で分布が決まる 行列の世界 確率分布の世界 変換 変換 = log − log −1, −log ,−1 +log −1,−1 = exp ෍ ′≤ ′≤ ′′ 杉山研究室 ガラムカリ和
  2. 異なるアルゴリズムを同じ視点から眺めてみよう 機械学習の幾何的解釈 アルゴリズム同士の関係を幾何的に捉えて,知見を得る. どんな研究? 研究内容 各成分 が行列を特徴づける ∈ ℝ>0 ×

    パラメータ と 期待値 で分布が決まる Q.変換すると何が嬉しい? 例1 行列の列和と行和を1に揃える(バランシング) A.行列に対する条件がとで簡単に記述できる! Ask u,v,for daig diag = 1 ← − 例2 任意の列を1列目の定数倍にする(1ランク近似) Ask ′ for ′ = argmin rank A′ =1 − ′ ← 0 Sugiyama, M., et al Tensor Balancing on Statistical Manifold, , ∈ 2,3, ⋯ 2 行列の世界 確率分布の世界 行列 確率 行列 確率 = 1 変換 変換 = log − log −1, −log ,−1 +log −1,−1 = exp ෍ ′≤ ′≤ ′′ Ghalamkari, K., et al, 杉山研究室 ガラムカリ和
  3. 異なるアルゴリズムを同じ視点から眺めてみよう 機械学習の幾何的解釈 アルゴリズム同士の関係を幾何的に捉えて,知見を得る. どんな研究? 研究内容 各成分 が行列を特徴づける 分かったこと 1 1ランクの行列が居る曲面

    ∈ ℝ>0 × パラメータ と 期待値 で分布が決まる Q.変換すると何が嬉しい? 例1 行列の列和と行和を1に揃える(バランシング) A.行列に対する条件がとで簡単に記述できる! Ask u,v,for daig diag = 1 ← − 例2 任意の列を1列目の定数倍にする(1ランク近似) Ask ′ for ′ = argmin rank A′ =1 − ′ バランシング行列が居る曲線 1 ∩ 1 は一意に定まる. ← 0 Sugiyama, M., et al Tensor Balancing on Statistical Manifold, , ∈ 2,3, ⋯ 2 行列の世界 確率分布の世界 行列 確率 行列 確率 (, )の空間でアルゴリズムを議論して, 無関係に見える行列操作間の新しい視点を与える. (座標中の各点が行列に対応) = 1 20次元の行列の低ランク近似 変換 変換 = log − log −1, −log ,−1 +log −1,−1 = exp ෍ ′≤ ′≤ ′′ 空間 1 22 = 21 12 実は確率分布も独立分布の積に分解可能 ⇒物理学での平均場近似と関連 1 では期待値が分解される Ghalamkari, K., et al, 杉山研究室 ガラムカリ和 22 空間 12 22 12 21 21 ′
  4. 異なるアルゴリズムを同じ視点から眺めてみよう 機械学習の幾何的解釈 アルゴリズム同士の関係を幾何的に捉えて,知見を得る. どんな研究? 研究内容 各成分 が行列を特徴づける 分かったこと 1 1ランクの行列が居る曲面

    ∈ ℝ>0 × パラメータ と 期待値 で分布が決まる Q.変換すると何が嬉しい? 例1 行列の列和と行和を1に揃える(バランシング) A.行列に対する条件がとで簡単に記述できる! Ask u,v,for daig diag = 1 ← − 例2 任意の列を1列目の定数倍にする(1ランク近似) Ask ′ for ′ = argmin rank A′ =1 − ′ バランシング行列が居る曲線 1 ∩ 1 は一意に定まる. ← 0 Sugiyama, M., et al Tensor Balancing on Statistical Manifold, , ∈ 2,3, ⋯ 2 行列の世界 確率分布の世界 行列 確率 行列 確率 従来手法 提案手法 近似の不正確さ 低ランク近似後のランク (, )の空間でアルゴリズムを議論して, 無関係に見える行列操作間の新しい視点を与える. , 座標系の凸な特徴を応用した, 低ランク近似法を開発 (座標中の各点が行列に対応) ルジャンドル低ランク近似 = 1 20次元の行列の低ランク近似 変換 変換 = log − log −1, −log ,−1 +log −1,−1 = exp ෍ ′≤ ′≤ ′′ 空間 1 22 = 21 12 実は確率分布も独立分布の積に分解可能 ⇒物理学での平均場近似と関連 1 では期待値が分解される 詳細はこちら… Rank Reduction, Matrix Balancing, and Mean-Field Approximation on Statistical Manifold (2020) Ghalamkari, K., et al, Nyström method 杉山研究室 ガラムカリ和 22 空間 12 22 12 21 21 ′