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GA4レポートの特徴と活用例を紹介 – データ分析にお困りの方、必見!–

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  1. GA4のレポートは「標準」と「探索」の2種類 分析の目的に応じて使い分けることが大切 標準レポート 探索レポート 画面イメージ アクセス方法 [レポート]タブから分析視点別にデータが確認可能 [探索]タブからテンプレート別にデータ探索の作成が可能 利用目的 サイトやアプリの全体サマリや基本的なトレンドを把握する

    詳細なデータ分析や特定の課題に関する深堀り分析を行う 良いところ 簡単にアクセスでき、設定不要で主要な指標を確認可能 カスタマイズ性が高く、細かい要因分析や特定のデータ抽出に適する 悪いところ レポートのカスタマイズが制限され、詳細な分析には向かない 一定の知識が必要で、データの保持期間が最大14か月に限られる
  2. 探索レポートの種類と特徴 分析の目的や抽出したいデータに応じて選択する 概要 特徴・活用例 自由形式 自由なグラフや表の作成が可能 • 高度なカスタマイズ性と柔軟性があり、詳細分析に適する • 特定の条件やシナリオに基づいたデータの分析に有効

    ファネルデータ探索 コンバージョンに至るまでのステップを可視化 • 各ステップでの離脱ポイントやユーザーの行動傾向を把握し、改善ポイント を特定できる 経路データ探索 ユーザーのWebサイトでの移動経路を可視化 • サイト内のユーザー行動フローを把握できる • ナビゲーションの改善や離脱ポイントの特定に役立つ セグメントの重複 複数のユーザーセグメントの相互関係を可視化 • セグメント同士の重複を把握することで、複合的なユーザー行動やパフォー マンスを分析できる ユーザーエクスプローラ ユーザー単位でのアクティビティをタイムライン 形式で可視化 • 行動パターンやニーズを把握でき、個別のマーケティング戦略や改善施策を 検討する際に役立つ コホートデータ探索 共通の属性を持つユーザーグループの行動を分析 し、時間経過に伴うユーザーの変化を追跡可能 • リピート率やエンゲージメントの変化を把握し、リテンション戦略の策定に 役立つ ユーザ―のライフタイム ユーザーの行動を分析し、顧客のライフタイムバ リューを評価できる • 具体的な収益貢献度や価値の高いユーザー特定に役立つ • 長期的な顧客価値を理解し、顧客獲得とリテンションの戦略策定に有効
  3. 汎用的に活用できる「自由形式」レポート 押さえておきたい3つのポイント ディメンション と指標の理解 フィルタ機能 の活用 セグメント機能 の活用 フィルタは、特定の条件を設定して データを絞り込み、より具体的かつ

    精密なデータを得るのに役立ちます。 全体のデータに埋もれて見落としが ちなトレンドや異常値を発見しやす くなります。 ディメンションはデータを分類する 属性、指標は数値データです。 「〇〇ごとに□□の数値を確認した い」場合、〇〇がディメンション、 □□が指標にあたります。 ユーザーを特定のグループや行動に 基づいて分類し、分析することがで きます。 ユーザーの属性や行動に基づいた分 析が可能となり、マーケティング施 策やサイト改善の効果を最大化する 手助けとなります。
  4. GA4の探索「自由形式」レポートの活用例をご紹介 1. ランディングページ × セッション数、直帰率 ユーザーがサイト上のどのページへ最初に到達しているのかを確認する 2. ページ × 表示回数、離脱数、離脱率

    ページ毎の閲覧状況を把握する 3. デバイスカテゴリ × 流入チャネルのクロス集計 ユーザーの詳細な流入経路を把握する 4. ユーザーの流入傾向フロー ユーザー行動フローを図式化し、流入傾向を俯瞰して確認する
  5. 1. ランディングページ × セッション数、直帰率 手順 1 探索レポートの「自由形式」から以下項目をインポートする ・ディメンション:「ランディングページ+クエリ文字列」 ・指標:「セッション」「直帰率」 手順

    2 行に「ランディングページ+クエリ文字列」、 指標に「セッション」「直帰率」を設定 ポイント 来訪数の多いランディングページを確認でき、ユーザーの興味関 心が高いコンテンツを把握することができる。直帰率とあわせて データ抽出することで、ユーザーへ興味関心を促進できていない ページを洗い出すことも可能になる。 インポート 手順 1 ポイント 手順 2
  6. 2. ページ × 表示回数、離脱数 手順 1 探索レポートの「自由形式」から以下項目をインポートする ・ディメンション:「ページパスとスクリーンクラス」※ ・指標:「表示回数」「離脱数」 ※ページ関連のディメンションは複数あるため、サイトのURL設定条件や

    取得したいデータに合わせてディメンションを選択する 手順 2 行に「ページパスとスクリーンクラス」、 指標に「表示回数」「離脱数」を設定 ポイント サイト全体で表示回数の多いページや、各ページの離脱数を確認 することでユーザーのサイト内回遊を促進しているページや、機 会損失となって改善が求められるページを特定することもできる。 インポート 手順 1 ポイント 手順 2
  7. 3. デバイスカテゴリ × 流入チャネルのクロス集計 手順 1 探索レポートの「自由形式」から以下項目をインポートする ・ディメンション:「セッションのデフォルトチャネルグルー プ」「デバイスカテゴリ」 ・指標:「セッション」

    手順 2 行に「セッションのデフォルトチャネルグループ」、 列に「デバイスカテゴリ」、 指標に「セッション」を設定 ポイント クロス集計により、どのデバイス、どの流入チャネルでサイトに 来訪するユーザーが多いかというサイト全体のユーザー流入経路 を把握することができる。 インポート 手順 1 ポイント 手順 2