Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
知識と技術
Search
Jin
May 06, 2022
Education
0
170
知識と技術
基礎を身に付け、応用で活かす
経験上の知識と技術の相関についてのイメージを解説
本質理解と応用、学習における根底の究極版である
Jin
May 06, 2022
Tweet
Share
More Decks by Jin
See All by Jin
クラフトオーディオ、はじめてみた
jinjin33333
0
38
好きなことに狂うということ
jinjin33333
0
48
IoTでくらしを便利に!
jinjin33333
0
160
大開発時代
jinjin33333
0
70
Turtle🐢Pico Development
jinjin33333
0
490
TechRingにかける想い
jinjin33333
1
230
TimeLineRoll
jinjin33333
0
110
武道に倣う知識技術の習得・活用法
jinjin33333
0
600
独学
jinjin33333
0
170
Other Decks in Education
See All in Education
第1回大学院理工学系説明会|東京科学大学(Science Tokyo)
sciencetokyo
PRO
0
3.8k
Interaction - Lecture 10 - Information Visualisation (4019538FNR)
signer
PRO
0
2k
Case Studies and Course Review - Lecture 12 - Information Visualisation (4019538FNR)
signer
PRO
1
2k
Pythonパッケージ管理 [uv] 完全入門
mickey_kubo
20
14k
Info Session MSc Computer Science & MSc Applied Informatics
signer
PRO
0
190
ThingLink
matleenalaakso
28
4.1k
計算情報学研究室 (数理情報学第7研究室)紹介スライド (2025)
tomonatu8
0
520
SkimaTalk Tutorial for Corporate Customers
skimatalk
0
280
『会社を知ってもらう』から『安心して活躍してもらう』までの プロセスとフロー
sasakendayo
0
230
Gaps in Therapy in IBD - IBDInnovate 2025 CCF
higgi13425
0
490
AIの時代こそ、考える知的学習術
yum3
2
170
SkimaTalk Teacher Guidelines Summary
skimatalk
0
790k
Featured
See All Featured
Site-Speed That Sticks
csswizardry
10
670
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
35
6.7k
Speed Design
sergeychernyshev
32
1k
Designing Experiences People Love
moore
142
24k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
31
1.2k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
234
140k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1031
460k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
7
710
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
54
13k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
331
22k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
46
9.6k
Transcript
知識と技術 基 礎 っ て な に ? 応 用
っ て な に ?
最初に注意点 これは経験談です。 イメージとして掴みやすい話にしています。
点と線 点・・・ぽつぽつとまばらに存在する ・←こいつ 線・・・点が連なると出来るビヨーンってやつ ー←こいつ つまり 線は点の連続で、点はもっと小さい点の連続
やがて次元へ 一次元・・・一本線しか存在しない次元 二次元・・・線が平面を作る次元 ずばり 知識や技術は1.5次元です!!!
そこで木 あなたが思う木ってどんなんですか? これが木です⇒
枝と次元 木の枝のように線を描く ⇒一次元が枝状に連鎖する ⇒これを1.5次元と見る!!
枝⇒知識・技術 これを知識や技術で表すと・・・ 右の図のようになる!! ひとつの分野で一本の枝 ⇒それが連なって木という技術になる!! 数学 物理 電気 熱力 量子
化学
その分野って何? 分野・・・技術を構成する点 右の図のようになる!! 分野は分野が連なってできている!! 微分積分 微分 積分 物理 数学 統計
情報 数学 数学
じゃあ分野は何でできている?? 知識・・・分野を構成する最小単位の点 右の図のようになる!! 即ち・・・ 知識が分野を作り、それが連なって技術ができる!! 三角関数 関数 f(x)=sinx f(x)=cosx 対数関数
f(x)=logex
基礎と応用、暗記と解答 教訓!!! • 知識・分野は基礎、技術は応用!! 間違った解釈 • 基礎を暗記、応用を解く ⇒ダメ!絶対
なぜダメなのか ものごとには必ず理由がある!!! その基礎、本当に理解してる? ⇒基礎≠暗記、基礎=理解 なるほどっ分からん!!ww
理解ってなに? 理解・・・物事が分かること もし、三角形の面積が縦×横じゃなかったら? ⇒ありえない!を解決する手段=本質理解
なぜ本質理解なのか 全ては物理から始まった・・・ 実験⇒考察⇒公式が出る つまり・・・ すべての現象には、理由がある
本質理解の本質理解 本質理解する理由=本質理解する理由を求める理由 本質理解≠暗記 即ち・・・ 基礎を本質理解する⇒技術に応用しやすくなる!! そしてこれも本質理解!!
ここまでやってきたこと こんな話に何の意味があるの? ⇒論理的解釈はものごとをガラッと変える!! 知識や技術を1.5次元の枝に書くと、自分のレベルを知れる!! ⇒自分の本質理解
実用性は? モノを作る時、ハマるポイント第1位 ・知識がない ⇒自分の本質理解ができていない 知識がないこと≠問題、知識が無くてハマること=問題
ここで問題解決 モノを作る=問題解決 知識がないという問題、どうすれば? 枝を思い出す!! ⇒枝からどうするのか???
問題解決の問題解決 どう問題解決するのか・・・ ⇒論理的プロセスを考える!!!! 論理的ってなに???? ⇒迷路の道順のようなもの 即ち・・・ 上から下に、右から左に道を考える!!
問題解決の論理的プロセス 1. 持っていない知識を絞り出す!! 2. ツリー上に考え、関連分野から答えに目星を!! 3. 答えの検証=実験!!!(ここで考察すると本質理解になる) 4. 実験成功なら、技術として応用!!!!
技術って奥が深い それ、ほんま? ⇒私の経験論からすればこんな感じ 経験論の信憑性は?? ⇒実際に作ればわかる!!そしてそれも経験論!!! 技術は経験論でできている!!
さいごに 知識は点、技術は枝 ⇒ここから生まれる疑問が、技術の本質理解 基礎を本質理解、技術で応用 ⇒自分を知ることで問題解決につながる この一連の流れで、ツリーがまた大きくなる!!
ご清聴、 ありがとうございました