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フィリピンにおける獲得可能な事業機会

GEOM
January 26, 2025

 フィリピンにおける獲得可能な事業機会

日本における多くの産業は将来的にシュリンクし、過当な競争から収益化が難しい企業が増えてきています。また、人材確保が困難になることから、特に中小企業において人材難と人件費の高騰がセットになって顕在化して来ました。

視点を変えると、日本で培ったノウハウや資金を高度成長期を迎えた国に移転させることで得られる事業機会が存在します。多くの開発途上国で同じような状況が存在しますが、今回はフィリピンにおける事業機会について資料化しました。

GEOM

January 26, 2025
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  1. 2025 2026 2027 2028 0 2 4 6 ホーチミン 5時間50分~

    バンコク 6時間10分~ シンガポール 6時間55分~ クアラルンプール 7時間15分~ ジャカルタ 7時間25分~ フィリピン概況 期待される経済成長と社会課題 高い経済GDP成長率 今後4年間で 6.2 6.0- 6.5 単位:% 同時期の日本と比較して5~6倍 引用:アジア開発銀行(ADB) 2024年7月『アジア経済見通し」 住宅不足人口 2024年現在 650万人 適切な住居を持たない人々(スラム居住者や非 公式居住者など)を含みます。4PHが達成でき ない場合、2040年には住宅不足人口が約 2,200万戸に達すると予測される。 都市部への急速な人口流入や所得格差が主な要因 引用:Philippines Urban Dialogue by Habit for Humanity 日本から近い国 4 時間 ASEAN の中で最も 日本に「近い」国 約 直行便で 03 6%以上 6.0- 6.5 6.0- 6.5 約 4PH P otentiali ty P otentiali ty 年平均 01 Socia l Contrib ution Socia l Contrib ution
  2. フィリピン・4PH 住宅不足を解決するための国家事業 02 4PHプロジェクト 収益化に向けた組織化 2028年までに 650 万世帯 backed by

    the Government 04 の住居建設が必要 建設会社 建築計画を作成し、 行政から承認を得 る。建設完成後に売 却代金が回収できる 流れ。 地主 建築用の土地を地主 等から調達し、建設 用地にする。Waiting Listがある土地が望ま しい。 投資家 着工費用を調達し、 承認済みの計画を開 始させる。投資家は 完成後に利益の一部 を獲得する。 これらの3者が全てマッチした場合、事業参画は 容易 容易 900 PAG-IBIGプロジェクト 万世帯
  3. 概要 <解説>フィリピン4PHとは 4PH(Pambansang Pabahay Para sa Pilipino Housing Program)は、フィリピン政府の国家的な 住宅プログラムであり、低所得者層や社会的に弱い立場にあるフィリピン人のための手頃な住宅を提供

    することを目的としています。このプログラムは、2024年5月に開始され、2028年までに約650万戸 (年間約100万戸)の住宅を建設することを目指してる国家事業です。 仕組み 政府、地方自治体、そして民間企業の 協力によって運営される街づくり 土地の確保 土地の確保 購入支援 購入支援 住宅建設 住宅建設 インフラ整備 インフラ整備 ①低所得家庭 ②住宅購入希望者 ③地方移住者 雇用創出効果 新たな事業機会も 05
  4. 4PHの事業フロー事例 建設計画の承認から建設開始まで 04 07 1 3 5 7 9 2

    4 6 8 10 ・Certified True Copy -Title/Tax Dec -Lot Plan ・Arrangement &Property ・Transfer of Title ・MOA for Modality Real Estate Property Docs ・Formation of HOA-CA ・Members & Officers ・Accreditation of HOA/CA to SHFC ・Accreditation of HOA to DHSUD HOA/CA Creation Contract to be Signed by HOA President and C President. MOA SIGNING (HOA and C) ・Letter to be Signed by the President of HOA ・Endorsement of LGU to SHFC Submission of LOI Tripartile Agreement signing (LGU, HOA and C) Contract to be Signed by LGU, HOA and C Representative ・For Approval of Technical Team of DSHUD. ・For Approval of LGU. Presentation of Drawings and Detailed Engineering Design Mobilization for the Construction shall start here after the Release of Letter of Guarantee. Construction of Sales Office and Model Unit Joint Technical Team for Documentation and Process of Legal Documents Creation of TWC (L.C. and C) Certificate of No. Objection/Socialized Housing Zone Classification Development Permit ・Enviromental Compliance Certificate (ECC) ・Building Permit and Other Permit & Licenses ・LOG of SHFC Seuring of Permits Relevant People like Pres. BBM, Gov.,Sec., Mayer, PAG-IBIG, SHFC, Funders, Contractor, shall be invited to Grace the Event. Ground Breaking Ceremony
  5. 概要 PAG-IBIGについて PAG-IBIG(Philippine Home Development Mutual Fund)は、フィリピン政府が運営する住宅開発のための相互基金で す。この基金は、フィリピン国民が住宅を取得するための資金を提供することを目的としており、特に低所得者層や中間層の 家庭に対して、手頃な金利での住宅ローンを提供しています。PAG-IBIGは、1980年に設立され、現在ではフィリピンの住宅 市場において重要な役割を果たしています。

    4PHにおいても、政府はPAG-IBIGを通じて、住宅の価格を抑え、月々の支払いをしやすくするための補助金を提供していま す。これにより、より多くのフィリピン人が持ち家を持つことができるようになります。 主な機能とサービス 住宅ローンの提供 住宅を購入するためのローンを提供し ます。これにより、フィリピン人は手 頃な価格で住宅を取得できるようにな ります。特に、4PHプログラムに参加 することで、さらに低金利の住宅ロー ンを利用することが可能です。 貯蓄プログラム 定期的に貯蓄を行うことで、将来的に 住宅ローンを利用するための資金を積 み立てることができます。これによ り、住宅購入のための資金計画が立て やすくなります。 住宅開発支援 地方自治体や住宅開発業者と連携し、 住宅プロジェクトの資金調達を行いま す。これにより、住宅供給の拡大を図 っています。 10
  6. 事業機会 弊社グループとのリレーションによるベネフィット 本来、不動産開発事業においては、まず土地を購入し、建設資金を投じ、施主から資金回収を行う必要があります。 今回、国策4PH事業やPAG-IBIGのProjectを手掛ける建設会社とJVを組むメリットは絶大です。 ベネフィット 弊社グループのアセット (保有している土地および 土地権利)を活用可能。 土地の選定 土地の選定

    建設資金 建設資金 大型案件の場合は全体の 15~20%程度の資金、小 型案件は5,000万円程度か ら参加可能。 資金回収 資金回収 国の制度や現地の住宅ロー ンの仕組みを活用し、行政 や金融ローン会社からの回 収が可能。 将来的には 事業ライセンスを借りて 自社事業として参画 自社で同国における 事業ライセンスを取得 同国の建設会社の M&Aにより本格進出 中長期で 拡大する経済成長の恩恵を 13