Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
「今のプロジェクトいろいろ大変なんですよ、app/services とかもあって……」/Aft...
Search
Sponsored
·
Ship Features Fearlessly
Turn features on and off without deploys. Used by thousands of Ruby developers.
→
Junichi Kobayashi
November 12, 2024
Programming
2.9k
6
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
「今のプロジェクトいろいろ大変なんですよ、app/services とかもあって……」/After Kaigi on Rails 2024 LT Night
After Kaigi on Rails 2024 LT Night での発表資料です。
Junichi Kobayashi
November 12, 2024
More Decks by Junichi Kobayashi
See All by Junichi Kobayashi
rage against annotate_predecessor
junk0612
0
260
The Implementations of Advanced LR Parser Algorithm
junk0612
3
2.8k
LR で JSON パーサーを作る / Coding LR JSON Parser
junk0612
2
2k
「ナントカLR」を整理する / Clarifying LR Algorithms
junk0612
1
710
From LALR to IELR: A Lrama's Next Step
junk0612
2
5.1k
RubyConf Taiwan / Understanding Parser Generators surrounding Ruby with Contributing Lrama
junk0612
2
7.2k
LL法とLR法の違いは?調べてみた!-完全版-/Comparing LL and LR parse algorithm -EX Edition-
junk0612
0
2.3k
ESM Super LT/Comparing LL and LR parse algorithm
junk0612
1
230
Lrama へのコントリビューションを通して学ぶ Ruby のパーサジェネレータ事情
junk0612
4
7.4k
Other Decks in Programming
See All in Programming
プロポーザルを書いてもらう
pvcresin
0
290
php-fpmのプロセスが枯渇した日-調査・対処・そして本当にやるべきだったこと-
shibuchaaaan
0
240
Apache Hive: Toward a Cloud Native Lakehouse
okumin
0
180
The Past, Present, and Future of Enterprise Java
ivargrimstad
0
550
進化を続けるGo toolsの現在地 / The Current State of Ever-Evolving Go Tools
hond0413
0
160
生成AI導入の「期待外れ」を乗り越える ー 開発フロー改革が目指す、真の組織変革
starfish719
0
4k
【やさしく解説 設計編・中級 #4】ルールの寿命と、システムの年輪
panda728
PRO
2
180
そこに3びきプロダクトがいるじゃろう——生成AI時代における“価値が届かない理由”の構造
kosuket
0
430
2年かけて Deno に DOMMatrix を実装した話 / How I implemented DOMMatrix in Deno over two years
petamoriken
0
210
VibeCodingからAgenticWorkflowへ
starfish719
0
320
komatsuna「分散システムにおけるバグ分析手法」
komatsunaqa
0
240
Japan Community Day at Kubecon + CloudNativeCon Japan 2026: Learning Container Privilege Control by Building My Own Low-Level Container Runtime
ternbusty
1
140
Featured
See All Featured
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
247
13k
Information Architects: The Missing Link in Design Systems
soysaucechin
0
1.1k
Digital Ethics as a Driver of Design Innovation
axbom
PRO
1
360
Public Speaking Without Barfing On Your Shoes - THAT 2023
reverentgeek
1
500
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
234
19k
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
273
27k
From π to Pie charts
rasagy
0
260
Unlocking the hidden potential of vector embeddings in international SEO
frankvandijk
0
890
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
232
55k
Kristin Tynski - Automating Marketing Tasks With AI
techseoconnect
PRO
0
440
Accessibility Awareness
sabderemane
1
170
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
51
53k
Transcript
「今のプロジェクトいろいろ大変なんですよ、 app/services とかもあって……」 After Kaigi on Rails 2024 LT Night
株式会社タイミー様 東京本社 2024/11/12(火) 小林 純一 (@junk0612) 株式会社永和システムマネジメント アジャイル事業部 Sponsor Talk
小林 純一 • X: @junk0612 • GitHub: @junk0612 • 永和システムマネジメント
◦ Rails エンジニア ◦ 構文解析器研究部員 • Lrama のコミッター • 趣味 ◦ パーサー ◦ 音楽ゲーム ◦ ボードゲーム ◦ 俳句
Kaigi on Rails お疲れ様でした!
None
今回の担当 • Beer 🍻 • Dora 🔔
None
None
提 供 情報化技術を通じて社会と共生する
2024/09/07
None
None
今のプロジェクトいろいろ大変なんですよ、 app/services とかもあって…… @junk0612
今のプロジェクトいろいろ大変なんですよ、 app/services とかもあって…… @junk0612 えっ何、app/services の話? @onk オレ、app/services にはちょっとうるさいよw @joker1007
app/services とかもあって…… @junk0612 えっ何、app/services の話? @onk オレ、app/services にはちょっとうるさいよw @joker1007 実際、app/services
ってちゃんと運用されること 少なくないですか? だいたい歴史が長くなっていくにつ れて「なんでも置き場」みたいになっていって、なんかこう 荒れ果てた場所になっていくイメージがあるんですけど、 あれなんでなんですかね? 個人的にはやっぱりメンバー が変わっていくと引継ぎがされなくて思想が薄れていく のかなって気がしてるんですけど @junk0612
いや、そもそも app/services はねぇ、作らないほうが いいんですよ。サービスレイヤー作ると、もらったリクエス トをそのままモデルに流してコントローラに返すだけのも のすごく薄っぺらいクラスがいくつもできることになっ ちゃってイケてないですよね。ビジネスロジックの置き場 は app/models であるべきなんで、ディレクトリを切ら
ないで models 配下に直接置いちゃったほうがいい。 @onk 実際、app/services ってちゃんと運用されること 少なくないですか? だいたい歴史が長くなっていくにつ れて「なんでも置き場」みたいになっていって、なんかこう 荒れ果てた場所になっていくイメージがあるんですけど、 あれなんでなんですかね? 個人的にはやっぱりメンバー が変わっていくと引継ぎがされなくて思想が薄れていく のかなって気がしてるんですけど。 @junk0612
いや、そもそも app/services はねぇ、作らないほうが いいんですよ。サービスレイヤー作ると、もらったリクエス トをそのままモデルに流してコントローラに返すだけのも のすごく薄っぺらいクラスがいくつもできることになっ ちゃってイケてないですよね。ビジネスロジックの置き場 は app/models であるべきなんで、ディレクトリを切ら
ないで models 配下に直接置いちゃったほうがいい。 @onk 結局のところ、rails new した時に作られるディレクトリ 以外に新しいディレクトリを作ろうとするのは Rails Way に乗らないことなんで基本的にやらないほうがいい んですよ。Form オブジェクトだったら許せる。複雑なビ ジネスロジックを扱いたいときっていうのはどうしてもあ るんで、それをモデルに書いて fat になるくらいだったら Form オブジェクトを models 配下に直接置くほうがい いですよ。 @joker1007
app/services が切られる理由(1) • サービスレイヤーに属するクラスの置き場所 ◦ 出典は PofEAA ◦ app/models 配下のクラスを
「ドメインモデル」として扱う ◦ ドメインモデルを操作して、処理を行う層 https://martinfowler.com/eaaCatalog/serviceLayer.html
app/services が切られる理由(2) • サービスオブジェクトの置き場所 ◦ Rails でのデザインパターンの1種 ◦ 複数のモデルにまたがったり 条件分岐があるなど、
やや複雑なロジックを置いておく Controller Service Model Model Model
Rails × サービスレイヤー • だいたいのユースケースには必要ない ◦ 普通は数個のモデルに対して CRUD するだけで済むので、何も せずモデルとコントローラをつなぐだけのクラスが大量発生する
• このパターンは「エンタープライズアプリケーション」用である ◦ そもそも、サービスレイヤーは多数あるインターフェースに対して 共通のロジックを提供するためのパターン ▪ 普通の Web アプリケーションはせいぜい HTML と JSON API が必要な程度
Rails × サービスオブジェクト • Rails におけるビジネスロジックの担当は app/models ◦ ロジックを置く場所が2つあるので議論が必ず起こる ◦
今だけでなく未来に参画するメンバーまで含めて 基準を共有するのはほぼ不可能 • 「単にロジックをまとめただけ」の場所が出来上がりがち ◦ オブジェクト指向をちゃんとやるのはむずかしい ◦ まずは ActiveRecord と RDB をがっつり使い倒そう
Rails × フォームオブジェクト • そうは言っても、複雑なロジックを扱いたいときはある ◦ ユーザー登録処理とか ◦ 特定条件のときはバリデーションしないようにする、とか •
そういうときはフォームオブジェクトを使う ◦ フォームごとに異なるロジックを書けるようにし、 特定条件下での関心事を分離する ◦ app/forms を切ることもあるが、 管理できないほど増えるまでは app/models でもよさそう
Rails × フォームオブジェクト https://speakerdeck.com/igaiga/kaigionrails2024
Rails Way に乗る • rails new した時点では、app/services は切られない ◦ ActiveRecord
や ActiveModel の力を使って ロジックをモデルに書くのが Rails の基本 ◦ 「こういう設計に最初からなってるのは、やっぱ DHH って 先見の明があってすげーなと思う」
懇親会に行こう! • こういうおもしろい話があちこちで行われていてためになる • 本編で聞けなかった細かい話や深い話も聞ける • 特定の分野に詳しい人・ハマってる人の話は良い