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FinOps入門×三大クラウドコスト削減術_Azureコスト削減ポイント紹介

 FinOps入門×三大クラウドコスト削減術_Azureコスト削減ポイント紹介

2024/12/5に開催されたFinOps入門×三大クラウドコスト削減術セミナーでの資料です。

Makoto Katsuragawa

December 05, 2024
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Transcript

  1. 15年IT企業で社内/外システム管理・SIを行い、 現在はAzureの運用保守・コスト最適化業務に従事。 副業で自治体や商工会と連携しコンサル/セミナーを展開。 【2024の活動】 ・日経XTech 記事寄稿  「円安で待ったなし!Azureコスト削減法 (第1 , 2回)」

    ・静岡県自治体での各種セミナー  「Web 集客ツール活用DX セミナー」等 桂川 誠(makoto.katsuragawa) パーソルクロステクノロジー株式会社 FinOps Certified Practitioner 中小企業診断士 スピーカー紹介
  2. ②Security for Copilot(1/2) Open AI Serviceと全く異なる課金の仕組み セキュリティやコンプライアンスに関する自然言語の質問を Azureが回答してくれるセキュリティ特化AI機能 課金ロジックSecurity Conpmuter

    Unit(以下SCU)の稼働時 間に応じた金額となる。1SCU/1ヶ月で約40万円と高額。 SCUは1~100個まで構築可能で、数が多いほど処理性能は向上す るが、当然SCUの金額×個数となるので注意が必要。 つまりSCUの稼働時間で料金が決まるため、その間に投げた質問 数や情報量は課金に影響はしません。
  3. ②Security for Copilot(2/2) ・まずは少ないSCUで構築する SCUの数は極力少ない数から始めてみる。1SCUだと処理性能は 低いが、使えないことは無く、コスト見合いで考える。 ・応答が無くてもあきらめない Security for Copilotは処理性能を超えると応答速度の遅延、応

    答不能となることはあるが、時間を置くと反応があったりもする ・使い終わったら削除する SCUは削除しても過去の質問は消えるわけではなく、質問しない 時間には削除してしまう方がコスト面では◦ コスト削減ポイント