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署内デジタルインフォボードの開発

 署内デジタルインフォボードの開発

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  1. ➢ 災害状況(火災件数、焼損面積、救急出場件数、救護人数など) ➢ 人員状況(部隊の態勢、休暇取得者、研修出向者など) ➢ 通知文書(本庁からの通知文書、署内の通知文書など) ⚫ 多くはシステム化されているが「共有」または「記録」する目的で再利用 ➢ 災害状況のホワイトボード

    ➢ 出退勤表示板、警防態勢表 ➢ 所属日誌、各種業務日誌 ⚫ 手入力や手書きによって「データを転記」するのが常態 ✓ 深夜に職員がホワイトボードに手書き ⚫ 消防署に分散している各種データを自動的に集約して デジタルディスプレイに表示するシステム「デジタルインフォボード」を開発 ➢ 情報掲示の利便性、視認性、柔軟性、拡張性を向上 2 消防署では様々な「データ」を取り扱っているが…
  2. 3 システム実現への3つの課題とチャレンジ システム実現にあたっての課題 チャレンジ 掲示すべき情報の精査 (ユーザーニーズの把握) プロトタイプ画面を用い、署の幹部へのヒアリング、 3出張所、10係から意見を収集 ⇒カテゴリ分類(災害、達成、人員、時期、啓発) 各種データを自動的に集約する

    表示系の実装(インターネット サービスの利用制限) パワーポイントで表示画面を作成 VBAで600行を超えるコードを記述 表示画面を複数のディスプレイ にワイヤレスでキャストするた めの通信系の機器整備 署内の無線LANの周波数帯域やディスプレイの配置 状況を踏まえ、使用周波数、伝送距離、消費電力等 の要件を明確化
  3. 4 デジタルボード運用⇒手書き・手入力による転記ゼロへ ⚫ 署内のホワイト ボードを一掃 ⚫ 見やすくカスタマ イズされた情報を いつでも把握 ⚫

    期間限定の情報を 柔軟かつ容易に追 加できる ⚫ 今後は、署内の各業務をまたいだデータ利活用方法を標準化し、 手入力や手書きによる「転記」ゼロを目指す