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JAWS DAYS 2024 セッション D-1 Team-B 提案資料

kazzpapa3
March 04, 2024

JAWS DAYS 2024 セッション D-1 Team-B 提案資料

2024年3月2日 に池袋サンシャインシティ 展示ホールAで開催された「JAWS DAYS 2024」でのセッション「【D-1】チーム対抗提案コンペ 〜仮想RFPに提案してみよう!」にチーム B として参加した際に使用した提案資料です。
このイベントのために結成された複数人による共同作成資料のため、代表してアップロードしますが、私の担当部分は、6ページ〜8ページまで、および、14ページ〜23ページの大枠と一部構成図の作成となります。
(なお、資料を見返すと検討時間の不足でマージ依頼を漏れている箇所などがありましたが、セッション参加時の状態のままの公開とします)

また、セッション参加ブログは、以下にまとめています。
https://blog.kazzpapa3.com/blog/2024/03/03/jaws-days-2024/

kazzpapa3

March 04, 2024
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  1. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 倉庫ホワイト化計画 ご検討資料 2024年3月2日 K.K. Kick Away Kameda and Hiromi (KAKH) 営業統括本部 第8営業部 新規クラウド営業部14課 スマートロジ株式会社 御中 KAKH
  2. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 会社案内 K.K. Kick Away Kameda and Hiromi (KAKH) 本社所在地:アメリカ合衆国ニューヨーク 設立:1994年6月5日 業種:IT通信 代表者:Datoo Kameda 売上高:6000億4000万ドル(2023年) 営業利益:2200万ドル(2023年) 従業員:4,348人 スローガン:世界最大のセレブ (biggest Celebrity in the earth) 市場:NASDAQ(1997年4月上場) KAKH
  3. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 体制紹介
  4. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away Kameda and Hiromi (KAKH) アイレット 北野(ヤマダ) IBM 参謀 兼 事業開発 伊藤ナリ YUMEMI 溝口 サーバーワークス 市野 @kazzpapa3 ベンジャミン 木村 HENNGE 板垣 マーケティングの人 Sales Team Tech Team Tech Team(Customer Success)
  5. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 現状の整理(IT課題)
  6. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 御社提供の SaaS “鮫⼒倉庫” における現状の課題 利用ユーザー側の側面 • 倉庫内で収集するカメラ、各種センサーデータの蓄積によるディスク容量圧迫 • 収集する各種データの SaaS 基盤へのアップロードを倉庫事業者による⼿動アッ プロードに依存している • 分析・集計結果としてダウンロードできるデータ形式が柔軟でない(現状 Excel 形式のみ) スマートロジ社 の側面 • 運用基盤を構成する各種インフラが EOL を迎えているなど、老朽化の問題 • サービス停止を伴うシステムメンテナンスを行う必要性(数時間/月1) • 顧客ごとに AWS アカウントを発行しており、拡販展開を行う上での人的ミスの 発生など、契約規模の拡大時においても不安がある
  7. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 現状の構成 - SaaS インフラ基盤 ご提供資料「チーム対抗提案コンペ-仮想RFP_20240224.pdf」より抜粋
  8. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 現状の構成 - 提供用 AWS アカウントの管理 ご提供資料「チーム対抗提案コンペ-仮想RFP_20240224.pdf」より抜粋 • 契約ごと(個社ごと)にAWS アカウントを発行し、個別管理
  9. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 貴社ご要望整理
  10. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 解決策の整理 エンドユーザ様向け機能向上 リアルタイム性の追求(機能アップ) l 見やすいダッシュボード(誰でも運用) l 倉庫稼働率の可視化により、未知の課題を洞察したい 貴社向け機能向上 l 人手作業によるデプロイ遅延発生を防止 l 手作業によるミス多発防止 l ビジネスのスケーラビリティ改善、もっと顧客増やそう l 物流全般の可視化(トラック・倉庫・Co2削減) l サーバレス化による IoTや、モダンなアーキテクチャによるアジャイルな感じ
  11. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 以下のような、倉庫業が一般的に抱える課題も見据えたい • 在庫管理の難しさ : ⼤量の商品管理による、在庫数の正確な把握や適正在庫 の維持が困難。 • 倉庫スペースの有効活⽤: 限られたスペース内での効率的な商品配置と⼊出 庫作業。 • ⼊出庫作業の効率化 : ⼤量の在庫の⼊出庫には多くの時間と⼈⼿がかかる。 • 商品の保管管理 : 商品を適切な温度や湿度で保管することの重要性。 • セキュリティの確保 : ⾼価な商品の盗難や事故を防ぐための対策が必要。 • 労働安全衛⽣ : フォークリフト等の機械操作や⾼所作業の安全管理。 • ITシステムの導⼊ : 在庫管理や作業管理におけるITシステムの活⽤。 将来的な希望
  12. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 ご提案
  13. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 ご提案概要 Phase1 シンプルにやっっちゃえ、Invent and Simplify! ビジネスのサステナビリティ・スケーラビリティを担保 →まずはDCのモダナイゼーション Phase2 もっと倉庫をDive Deep! 労働生産性の向上(職場のホワイト化) →人間の振る舞い検知ソリューション Homerun Phase3 業界をThink Big! 業界全体のホワイト化 →物流に関わる全ての振る舞い検知
  14. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 計画概要 本提案では、Phase1 を2つに分け、以下の通り課題解決を実現します! • Phase 1-1:老朽化しているインフラの最新化(モダナイズ)を優先実施 • Phase 1-2:ブラックボックス化しているプログラムの最適化(作り直し) フェーズ 計画概要 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 Phase 1-1 インフラのモダナイズ・移行 Phase 1-2 分析プログラムの最適化 ※Phase 1-2 は現状プログラムからの業務解析が行えない可能性を考慮し、通常のシステム開発の流れとなった際を想定しております。 要件 定義 基本 設計 詳細 設計 製造 試験 導 入 設 計 製造 試 験 導 入 弊社の最強エンジニアがすぐやります!Bias for Action!
  15. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 Phase 1-1 概要(提供アカウント管理) 1 AWS Organization 組織化 → ② の AWS Control Tower 利用の前提のための有効化ではあるもの、 割引共有が利用可能となることで、リザーブドインスタンスやSavings Plans の購入、全体的な適用により、サービス全体でのコスト最適化 寄与 2 AWS Control Tower の導入 → Account Factory 機能を利用した AWS アカウントの発行・管理の一元化 3 CloudFormation Stacksets による 自動構築 各アカウント内に構築すべき「サービス提供基盤」を、 アカウント発行時に自動構築する仕組みを構築し、契約数増加による スケールを容易にします。 • サービスにかかるコストダウンなfrugality! • 運営企業にいるエンジニアの負担をもっとEasyに!
  16. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 Phase 1-1 概要(サービス提供基盤) 1 AWS インフラへの アップロードスクリプトを開発 → 倉庫側からの自動アップロードを可能にする 2 AWS インフラでのデータ保管を Amazon S3 へ変更 → ファイルサーバとしての容量監視からの解放 3 Amazon S3 のライフサイクルによる 保管の最適化 → 現状容量逼迫のために廃棄していた過去データを、 コスト効率よく長期保存を可能にする 4 マネージドサービスの導入 → データベース製品に Amazon Aurora を利用し、 MySQL への EOL 対応とともに管理コストを低減 5 サーバ OS の最新化 → 分析プログラムは現行システムを 最新の OS で動作するサーバへ移植し、基盤の老朽化を回避 6 パブリックサブネットへの サーバ配置の廃止 → AWS のベストプラクティスに則り、 ネットワーク環境を再整理 7 (現行を踏襲) 個社ごとの AWS アカウントでの管理 → Direct Connect やサイト間 VPN など、閉域での接続を望むような将 来的なセキュリティ要件のために、アカウント統合などは行わない。
  17. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 Phase 1-1 構成図(サービス提供基盤) 一旦「案1」の構成図を持ってきているが 最終的な Phase1-1 での構成はもう一度確認す る
  18. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 Phase 1-1 構成図(サービス提供基盤) ①スクリプトによる 自動アップロード ②オブジェクトストレージへの変更 ③ライフサイクル管理によるコスト最適な 長期保存 ⑥ベストプラクティスの遵守 パブリック公開の見直し VPN、DX の利用はオプション扱いで、基本は 現状通りインターネット公開で良い気がします。 ④マネージドサービスの導入 一旦「案1」の構成図を持ってきているが 最終的な Phase1-1 での構成はもう一度確認す る ⑤サーバ OS の最新化 ⑦(現行踏襲) 個社ごとに個別の AWS アカウントとする構成 は踏襲
  19. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 Phase 1-1 概要(提供アカウント管理)
  20. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 Phase 1-1 概要(提供アカウント管理) ②AWS Control Tower Account Factory 機能を利用した AWS アカウントの発行・管理の一元化 ①AWS Organizations による 単一組織化 組織内での割引共有を享受 A. 管理アカウントでの発行操作 B. アカウントの自動作成
  21. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 Phase 1-1 概要(提供アカウント管理) A. 管理アカウントでの発行操 作 B. アカウントの自動作成 C. 必要な構成物の自動生成 ③CloudFormation Stacksets による 自動構築
  22. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 Phase 1-1 概要(提供アカウント管理)注意点 l AWS Organizations のメンバーアカウントとして収容できるアカウント数にデフォルトのクォータが存在します。 (デフォルトで10 / ソフトリミット) そのため、事業拡大に応じて上限緩和の申請が必要となります https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/organizations/latest/userguide/orgs_reference_limits.html l AWS Control Tower の Account Factory 機能では、同時に複数アカウントの発行を行うことができかねます。 事業拡大に伴い、アカウント発行の頻度が高まってきた場合に、当該の制約が問題となる場合は、AWS Control Tower Account Factory for Terraform (AFT) を導入いただくことで並列処理を実現可能となります。 https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/controltower/latest/userguide/taf-account-provisioning.html
  23. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 提案内容 次にやるべきビジネス変革:働き方の改革 AXXXXn の倉庫のようなブラック職場環境をこの世から無くしたい。 性別・年齢にあった働き方とKPI設定を画像認識から判定。 監視ではなく、笑顔と会話から本人の多幸感を予測し幸福度を可視化する。 AXXXXn の倉庫より「幸せに働ける環境」にAWSのサービスで変革。 幸福度、心理的安全性、体調管理などをサポート。 承認欲求を満たし、モチベーションを向上させ、企業と労働者のWin/Winを目指します。 27
  24. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 Phase 2 概要(業務環境の改善提案) 28
  25. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 Phase 2 概要(業務環境の改善提案) 29 顔認識による従業員の幸福度推定や、 会話データの解析によるネガティブ発言の検知など 倉庫施設で働く従業員がストレスフリーで従事できてい るかの「見える化」に貢献します 月間コスト EC2:190 USD Redshift:510.0 USD ELB:47.0 USD QuickSight:218.0 USD Amazon Rekognition:6,480 USD Amazon Translate:24 USD Amazon Comprehend:160 USD その他:70.0USD 合計 7699.0 USD(約116万)
  26. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 いちのです • 名前:いちの • 元所属:ネコのところ • 在籍期間:2002〜2008年 • 嫌いな時期: ・12月 歳暮〜クリスマス〜おせち と絶え間なくイベントがある ・7月〜お盆前(中元) • 好きなトラックメーカー:いすゞ • 在籍中の事故件数:0 件
  27. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 解決できる社会課題 ドライバーが「⾞両総重量8トン以上、または最⼤積載量5トン以上のトラックに乗務 した場合」を対象としており、荷主の都合により30分以上待機した際に記載するよう 指⽰されています。1運⾏あたりの荷待ち時間の平均が1時間45分という調査結果もあ るため、この数値から頻繁に記載が必要になると予想できます。 →このアプリとの連携により荷待ち時間が実質ゼロ →倉庫業者・ドライバー双⽅にWinWin 参考:https://smartdrive.co.jp/fleet/useful-info/nimachi/#body
  28. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 私たちは社会課題 「荷待ち時間」 を解決します
  29. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 アプリ名:「No time」(仮称) ・前日までに納入/出荷計画を倉庫に送信 ・当日、アプリから10分ごとに自動で位置情報を送信 ・倉庫側はトラックのナンバーで突合、アプリの情報を見 て受け入れ体制を整えておく ・倉庫への到着時、トラックのナンバーを画像で判別、ス ムーズに着車バースを案内
  30. K.K. Kick Away Kameda and Hiromi 2024 K.K. Kick Away

    Kameda and Hiromi 2024 ビジネスモデル案 配送料⾦の5%をいただきます。 ドライバーへもアプリ経由で⽀払いますので、とりっぱぐれがありません︕ 値下げ交渉もありません︕安定収益︕ ⽇本のドライバー数 84万⼈(2021年時点) トラック1400万台 ドライバーさんの平均年収 443万円 全国の半分のドライバーが導⼊すれば 3000円×12ヶ⽉×42万⼈=151億2000万円/年のサブスク売上 Co2排出節約分をJクレジット(農⽔省管轄)に売却し収益上積みを⽬指す。