1000人を超えるエンジニア組織へのGitHub Copilot導入促進

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1. 1000人を超えるエンジニア組織への GitHub Copilot導入促進 @kentakozuka
2. サイバーエージェント Developer Productivity室 🎾 🛩 🏃🏔 ブラックフライデーを機にGoogle Nestから Alexaへ切り替えました @kentakozuka @kenta_kozuka About me
3. 話すこと 「GitHub Copilotがこんな機能があってすごい！」 というのではなく、大きな組織でどのようにイネーブリングしていくか すごいけど
4. GitHub Copilot導入への道のり 2020-05 全社でGitHub Enterpriseの契約をまとめる 2023-02 GitHub Copilot for BusinessがGA 2023-03 社内の一部プロジェクトで試験導入開始、生成 AIの需要が出始める 2023-04 生成AIガイドラインを策定 Copilot全社導入に向けて導入申請／請求フローを整備、導入開始 各部署でアーリーアダプターが社内勉強会を開催 2023-05 @kentakozuka 10ヶ月の育休から復帰、導入促進を任される 2023-07 Copilot for BusinessのAPIがベータ版でリリース 2023-08 GitHub社をお招きし、社内イベントを開催 2023-09 GitHub x サイバーエージェントでの共催イベントを開催 2023-10 今までエクセルでやっていた、導入率の可視化を Lookerで整備
5. 2023-03まで GitHub Copilot for BusinessがGA - これまで個々人でやっていたCopilotユーザーが社内でも使用したいと声を 挙げ始める - 導入に向け話が進む
6. - GitHub Enterpriseは2020年に導入済み - 事業部／子会社は基本的に独立採算、開発ツールも自由に決める - CTO統括室という各管轄のCTOが出る会議体がある(すべてを網羅はしてな い） 社内事情
7. 2023-03 社内の一部プロジェクトで試験導入開始 - Copilotに限らず、生成AIの需要が出始める
8. 2023-04 色々と整備が進む - 生成AIガイドラインを策定 - Copilot全社導入に向けて導入申請／請求フローを整備、導入開始 - 各部署でアーリーアダプターが社内勉強会を開催
9. 2023-05 @kentakozukaが育休から復帰 「なんか変わってるー」
10. 2023-07 Copilot for BusinessのAPIがベータ版でリリース - 全社のCopilot使用状況が把握できるようになる
11. データを整理して、導入率の定義を考える（1）
12. データを整理して、導入率の定義を考える（2）
13. 2023-09,10 導入促進してみる - GitHub社を招待して、社内イベントを開催(260名以上参加） - GitHub x サイバーエージェント共催でイベントを開催 - 社内でCopilotを使い倒している組織が現れる
14. 利用していない人にアンケートを取ってみた - 利用していない理由 - 1位 使い方がわからない - 2位 忙しくて試す時間がない 「ローカルでモデルを実行しているから不要」という猛者も 使ってくれない人はなかなか使ってくれない この時点でアーリーアダプターはだいたい導入済み
15. 最後の手段にとして考えていたこと Slack DM これは相談してやめたｗ （魔女狩りはしたくない）
16. 横断部署やCTOに直接交渉 - 結局これが一番聞いた - 導入率を横並びにして、比較できるようにした
17. 現状 アクティブユーザーは約70% 有効にしていないユーザーは約20%
18. 現状 若干指標が下がり気味🤔
19. まとめ - 開発生産性を高めるためには組織横断的 な取り組みが必要 - 実際の数字を見せるとやる気になってく れる - Early Majorityまではハードルをな るべく下げる - なかなか導入してくれない人は誰から言 われたら動いてくれるかを考える https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/45/DiffusionOfInnovation.png