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フィーチャーフラグ&ABテストツールBucketeer開発の経緯 〜社内基盤としてのプロダクト戦略〜
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Kenta Kozuka
November 28, 2024
Technology
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フィーチャーフラグ&ABテストツールBucketeer開発の経緯 〜社内基盤としてのプロダクト戦略〜
Kenta Kozuka
November 28, 2024
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Transcript
フィーチャーフラグ&ABテストツール Bucketeer開発の経緯 〜社内基盤としてのプロダクト戦略〜
@kenta_kozuka CyberAgent, Inc Developer Productivity室 🎾 🛩 🏃🏔 最近の悩み:ウインナーを食べると腹痛にな る。「香薫」が一番好きです
Me
本日話したいこと • フィーチャーフラグ & ABテストプラットフォームを開発しています • OSSです • 社内基盤って色んな意味で難しいよね •
私たちはこんな感じで試行錯誤しています
Bucketeer フィーチャーフラグ & ABテストプラットフォーム 2019年 ABEMA内基盤としてリリース 2022年 OSS化 現在社内で複数のサービスに社内SaaSとして提供中 詳細は
bucketeer.io へ!
内製版社内基盤のPros & Cons Pros • 社内ユーザーの尖った要望に対応できる • サポートの手厚さ Cons •
スケールしにくい • 定期的にやってくる開発者不足
重要だと感じていること • 各プロダクトチームが望んで選んでくれる競争優位性 ◦ 機能はもちろん ◦ サポート、踏み込んだ提案 ◦ コスト ▪
実際はなかなか難しい • 社外の認知 ◦ ネット上で情報を見つけられるか ◦ ある程度認知が高いものを使いたいという欲求はあると思う • ニーズを作り出す ◦ 各プロダクトチームに先んじて最新のプラクティスを共有する ◦ なぜ導入するのかを説明する責任がある
やっていること
ユーザーへの詳細なヒアリング • 既存ユーザーに対して、アンケートやMTGで不満点や要望を聞く • いただいた要望をできるだけ汎用的な形で実装に落とし込む • 要望をくれたユーザーを巻き込むことがポイント ◦ 設計レビュー ◦
ベータリリース時の検証 ◦ 実装 ▪ 思い切って頼んじゃう
最近リリースしたもの • フラグの依存関係 ◦ フラグAでTrueだとフラグBでもTrueになる ◦ 複数の施策を同時に実施するときに、アプリの挙動を制御する • マルチリージョン ◦
海外展開するプロダクトチームへの対応
情報はできるだけオープンにする • 開発ちゃんとやっているよ、というアピール • 各チームが技術選定をする際に頭に浮かぶように • 情報を社外に出せば、社内にも届く ◦ 誰が見ているかわからない社内ポータルよりも外部ブログに出す •
OSS化してより大きなフィードバックループを回す
CNCF Landscapeに追加 🎉
今後やっていくこと • ユーザーの要望にしっかりと対応していく ◦ フラグのスケジュール変更 ▪ キャンペーンや複雑な段階的ロールアウト ◦ 層別化を使ったABテストの実現 ◦
フラグ使用状況のInsight • OpenFeatureへの完全対応 • 社内でフィーチャーフラグやABテストの文化を広めていく
Thank you! And we’re hiring