Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
AWS re:Invent 2024 ふりかえり
Search
Takaaki Tanaka
December 12, 2024
Technology
0
190
AWS re:Invent 2024 ふりかえり
クラスメソッド re:Growth 2024 福岡 の登壇資料です。
https://connpass.com/event/335824/
Takaaki Tanaka
December 12, 2024
Tweet
Share
More Decks by Takaaki Tanaka
See All by Takaaki Tanaka
Zenn のウラガワ ~エンジニアのアウトプットを支える環境で Google Cloud が採用されているワケ~ #burikaigi #burikaigi_h
kongmingstrap
20
7.5k
製造の課題に立ち向かう Manufacturing Data Engine と Manufacturing Connect の ご紹介
kongmingstrap
0
760
Tellus の衛星データを見てみよう #mf_fukuoka
kongmingstrap
0
650
JAWS-UG 福岡 #16 re:Invent 現地に行った人のお話 #jawsugfuk #jawsug
kongmingstrap
0
540
AppMod の開発のイマを知るために現地に潜入した私が見たものは・・・? #GoogleCloudNext
kongmingstrap
0
590
Kong Gateway から読みとく、 API統合・API連携サービスの最新情報 #devio2023
kongmingstrap
0
1.7k
Cloud Run に憧れて Google Cloud を推進している話 / CX事業本部で使われている技術
kongmingstrap
0
250
AWS / Google Cloud / Azure それぞれの推しサービス.pdf
kongmingstrap
1
1.4k
CPUブーストの話
kongmingstrap
0
78
Other Decks in Technology
See All in Technology
Developer Summit 2025 [14-D-1] Yuki Hattori
yuhattor
19
6.2k
2024.02.19 W&B AIエージェントLT会 / AIエージェントが業務を代行するための計画と実行 / Algomatic 宮脇
smiyawaki0820
13
3.3k
『衛星データ利用の方々にとって近いようで触れる機会のなさそうな小話 ~ 衛星搭載ソフトウェアと衛星運用ソフトウェア (実物) を動かしながらわいわいする編 ~』 @日本衛星データコミニティ勉強会
meltingrabbit
0
140
Helm , Kustomize に代わる !? 次世代 k8s パッケージマネージャー Glasskube 入門 / glasskube-entry
parupappa2929
0
250
現場で役立つAPIデザイン
nagix
33
12k
リーダブルテストコード 〜メンテナンスしやすい テストコードを作成する方法を考える〜 #DevSumi #DevSumiB / Readable test code
nihonbuson
11
7.2k
Data-centric AI入門第6章:Data-centric AIの実践例
x_ttyszk
1
400
全文検索+セマンティックランカー+LLMの自然文検索サ−ビスで得られた知見
segavvy
2
100
AndroidデバイスにFTPサーバを建立する
e10dokup
0
250
「海外登壇」という 選択肢を与えるために 〜Gophers EX
logica0419
0
700
開発スピードは上がっている…品質はどうする? スピードと品質を両立させるためのプロダクト開発の進め方とは #DevSumi #DevSumiB / Agile And Quality
nihonbuson
2
2.9k
個人開発から公式機能へ: PlaywrightとRailsをつなげた3年の軌跡
yusukeiwaki
11
3k
Featured
See All Featured
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
67
4.6k
RailsConf 2023
tenderlove
29
1k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
78
6.2k
Building an army of robots
kneath
303
45k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
94
13k
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
267
13k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
9
440
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
34
3.1k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
174
51k
Visualization
eitanlees
146
15k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
223
9.3k
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
91
5.8k
Transcript
None
2 • クラスメソッド福岡 • 製造ビジネステクノロジー部 • チームマネージャー
• サウナ・スパ プロフェッショナル 田中 孝明 (Takaaki TANAKA) こーめい
5度⽬の参加 (2018 / 2021 / 2022 / 2023 / 2024)
re:Invent 2024 振り返り
re:Invent 2024 サマリー ⽣成AI and グローバル分散データベース - Amazon SageMaker のリブランディング
- k8s の管理を⾃動化する Amazon EKS Auto Mode - 新たなグローバル分散データベース Amazon Aurora DSQL 追加 - Amazon DynamoDB global tables のマルチリージョンでの強い整合性モード を追加 - Amazon Q Developer に Unit tests / documents ⽣成機能サポート - Amazon S3 の機能強化(Metadata / S3 tables) - Keynote で Andy Jassy (現 Amazon CEO / 元 AWS CEO) が Amazon Nova を発 表
世は⼤グローバル 分散データベース時代
とうとう出ました
とうとう出ました
Aurora であって Aurora ではない Amazon Aurora DSQL - 事実上無制限にスケールするサーバーレスな分散データベース -
リージョンにまたがることで 99.999 % の可⽤性を実現 - マルチリージョンで Active / Active の書き込みが可能 - 強い⼀貫性 - サーバーレス(サーバーの管理不要) - PostgreSQL との互換 - ⼤規模から⼩規模までのシステムでの利⽤を想定 - 現在はプレビュー
10 - Amazon Aurora ではストレージ 層、レプリケーション層、データ整 合性層の分離をおこなってきた - PostgreSQL の操作は全て
Query processor 層で⾏っている - トランザクション間のコンフリクト チェックは Adjudicator が担当し、 問題なければトランザクションログ を Journal に書き込む - その後書き込みログを別のリージョ ンへレプリケートする 極限までデータベースの機能を分離
11 - 楽観的ロック (Optimistic Concurrency Control) を採⽤ - Amazon Time
Sync Service などで も利⽤されてる原⼦時計を使ってタ イムスタンプを取得 - 厳密なタイムスタンプを利⽤するこ とでコンフリクトが発⽣するのが稀 という思想 - 競合発⽣時のリトライ処理を考慮す る必要はある(楽観的ロックのデメ リットの⼀つで競合が多発する場合 はリトライが頻発する) 楽観的ロック
時間があればもう少し詳細に https://dev.classmethod.jp/articles/dat427-new-amazon-aurora-dsql-awsreinvent/
隣の芝⽣について 動画で⽐較対象にされたサービス - 原⼦時計(TrueTime)を使っている点は⼀緒で地球規模の分散環境における トランザクションの順番や⼀貫性の保証を実現している - ロックには Two-phase commit と
Paxos を採⽤、準備フェーズで Coordinator と呼ばれるノードとそれ他のノードにトランザクションを伝え、 その他のノードがトランザクションに成功するようであれば成功を通知し、全 てノードが成功する時にロックを獲得してトランザクション書き込みを実施す る - 個⼈的には現時点の⽐較については静観する(リトライ処理などアプリケー ションの性質によって変わるため)
DynamoDB と同じ感覚で使う
Amazon DynamoDB global tables (強い整合性モード)
18 - 従来だと別のリージョンへのレプリ ケートまでの間、最新データに反映 されていないということが起こりう る - 書き込みログを Journal に書き込
み、シリアライズで各ストレージに レプリケーションしていく - ただし、未取り込みの書き込みログ を適⽤していくため、レイテンシー は犠牲になる 全てのリージョンで確実に最新のデータを取得する
時間があればもう少し詳細に https://dev.classmethod.jp/articles/dat425-new-amazon-dynamodb-awsreinvent/
まとめ
AWS Lambda の基盤開発に関わった⽅のブログ https://brooker.co.za/blog/
AWS Lambda と Amazon Aurora の融合
AWS Lambda と Amazon Aurora の融合
None