受託開発会社であるモンスターラボで1年半のエンジニアリングマネージャー(EM)としての経験を振り返り、その役割と実践について紹介します。受託開発という特性上、プロジェクトマネジメントはPMが、プロダクトマネジメントはクライアントが主導するケースが多いため、EMとして特にピープルマネジメントとテクニカルリーダーシップに焦点を当てた活動を行ってきました。 サラ・ドラスナーが『エンジニアリングマネージャー入門』で述べている「周りのみんなが自分の力を出し尽くせるようにすること、それも共に」という言葉を体現すべく、3つの「エン」(エンゲージメント、エンパワーメント、エンカレッジメント)を軸としたチームマネジメント手法を実践しています。また、プレイングマネージャーとしての開発業務への参画や、チームメンバーの成長支援、技術的な課題解決を通じて、会社の事業とチームメンバーを繋ぐ役割を果たすEMとしての取り組みについても紹介します。