Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
学び続けることが視野を広げる-中高や大学での学びを振り返って-
Search
kurikinton105
December 14, 2022
Education
0
160
学び続けることが視野を広げる-中高や大学での学びを振り返って-
日本アクティブ・ラーニング学会 チャレンジ教育部会第16回研究会での主役の一言のスライドです。
https://jals2030.net/challenge-16/
kurikinton105
December 14, 2022
Tweet
Share
More Decks by kurikinton105
See All by kurikinton105
MS Tech CAMP #24はじめてのアプリ制作 ChatGPTのようなアプリを作ってみよう
kurikinton105
0
170
Microsoft Igniteで気になって技術@MS Tech Camp #23
kurikinton105
1
27
LT中にデプロイする!Azure Web Apps
kurikinton105
0
150
おちゃのま!LT自己紹介スライド
kurikinton105
0
290
祝Cos5year約1周年🎉 スタートダッシュ LT
kurikinton105
0
980
MorningKizunaAI
kurikinton105
0
190
Smoothie Slide @技育祭2021学生LT会
kurikinton105
0
1k
はじめてのハッカソンからこの夏の軌跡@技育展
kurikinton105
0
1.2k
Other Decks in Education
See All in Education
HP用_松尾研紹介資料.pdf
matsuolab
0
170
Blogit opetuksessa
matleenalaakso
0
1.6k
1113
cbtlibrary
0
260
Flip-videochat
matleenalaakso
0
14k
認知情報科学科_キャリアデザイン_大学院の紹介
yuyakurodou
0
130
世界のオープンソースロボットたち #1
shiba_8ro
0
140
開発終了後こそ成長のチャンス!プロダクト運用を見送った先のアクションプラン
ohmori_yusuke
2
160
Algo de fontes de alimentación
irocho
1
370
1106
cbtlibrary
0
420
TP5_-_UV.pdf
bernhardsvt
0
100
HTML5 and the Open Web Platform - Lecture 3 - Web Technologies (1019888BNR)
signer
PRO
1
2.6k
JavaScript - Lecture 6 - Web Technologies (1019888BNR)
signer
PRO
0
2.5k
Featured
See All Featured
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
788
250k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
246
1.3M
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
327
38k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
133
8.9k
Ruby is Unlike a Banana
tanoku
97
11k
JavaScript: Past, Present, and Future - NDC Porto 2020
reverentgeek
47
5k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
44
6.8k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
50
2.9k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
67
4.3k
Docker and Python
trallard
40
3.1k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
31
6.3k
Transcript
学び続けることが視野を広げる 〜中高や大学での学びを振り返って〜 日本アクティブ・ラーニング学会 チャレンジ教育部会第16回研究会 2022/12/14 yama
自己紹介 yama 東京都立大学大学院 システムデザイン研究科 情報科学科域 修士1年 https://yama-code.dev 2
本日伝えたいこと(主役の一言) ◎ 学び続けることは視野を広くすることができる ◎ インプット・アウトプットが必要 ◎ 響くインプットは何が役立つかわからない ◦ 何気ないことが学ぶきっかけや突破口になる時 がある(Connecting
the dots) ◦ 選択肢やきっかけの提供が 長期的な学びにつながるのでは? 3
学び続けることに関する3つのキーワード(振り返って) 4 知ること、考えること (外山滋比古) Connecting the dots(スティーブ・ジョブズ) グロースマインドセット(キャロル ドゥエック)
◎ 丸暗記で100点をとることは コンピュータの方が得意 ◎ 「物知り馬鹿」ではなく 知識を忘れて考えることが大事 ◎ 知識量と思考量は反比例 中学1年の4月に外山先生が講演 知ること、考えること
(外山滋比古) https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480689313/
◎ 点と点をつなぐ ◎ 「その時に好きで 夢中になれるものを探しなさい」 Connecting the dots(スティーブ・ジョブズ) https://ja.wikipedia.org/wikiスティーブ・ジョブズ
https://learn.microsoft.com/ja-jp/training/modules/develop-growth-mindset/4-differentiate-fixed-and-growth-mindsets より グロースマインドセット(キャロル ドゥエック) ◎ 困難やミスを成長機会として捉える ◎ 常に改善して価値を生む ◎ 失敗を成功につなげようとする
スタンフォード大学 キャロル ドゥエックが提唱 マイクロソフトCEO サティア・ナデラが カルチャーへ追加 7
中学・高校時代 ◎ 私立中高一貫校へ進学(私立桐光学園) ◎ 1学年600人15クラスのマンモス高校 ◎ 受験勉強を意識したクラス分け、カリキュラム ◎ 部活:合唱部・物理化学部・山岳部 部活と勉強と塾でほとんど費やす
土曜日の掃除がサボれるという理由で「大学訪問授業」へ出席 8
大学訪問授業 ◎ 桐光学園の特色の講義 ◎ 年20人の専門家に1時間で高校生向けに講演会 ◎ 多種多様なジャンル ◦ 内田樹、隈研吾、谷川俊太郎、坂本龍一など ◎
1年間の講演内容を書籍化 http://www.toko.ed.jp/high/study/visit.html 9
大学受験 ◎ 受験勉強が苦手だけど勉強 ◎ AO推薦を受けることができそうな成績 ◎ ダメ元で受けてみる 入試の小論文のお題 「AIが仕事を奪っていくような情報通信社会の世の中で 大学ではどのような学びが必要か論じなさい」
私の解答 情報に限らず幅広い教養を受け「引き出しを多くする」ことが 必要なのではないか記述 →大学訪問授業での幅広い学びや情報を選んだ理由など 10
大学1,2年(コロナ以前) ◎ 教養科目を様々履修 ◦ 文学、プロダクトデザイン、デザイン思考、防災、 社会学 etc… ◦ インプットをたくさんしていた ◦
アウトプットは行わず... ◎ サークル:ワンダーフォーゲル部(登山)、ギター 11
大学3,4年(コロナ以後) ◎ 時間ができたことでハッカソンへ参加 ◦ 初回は入賞しなかったため、入賞との差分を考察 ◦ 「使ってみたい」という「ユーザー目線」が大切 ◦ デザイン思考に通じる箇所 ◉
Connecting the dots ◎ 改善をしたところ大きなハッカソンで最優秀賞を受賞 ◦ 失敗から自分なりに学び改善し成果が出た ◉ グロースマインドセット 12
修士1年 ◎ ハッカソンで作るだけでは 使ってもらえないことに気が付く ◦ ユーザーインタビュー、UX改善 ◦ マーケティングなど知ってもらうための 手法の必要性 知ること、考えること
◎ IDEACTIVE JAPAN PROJECTとの出会い ◦ マーケティングの手法を学ぶ ◦ ハッカソンとの相性・ビジョンへの共感 13
ハッカソンでの制作物紹介「Smoothie Slide」 14 複数人でのオンラインプレゼンの画面共有問題を解決! ◎ 「次のページお願いします」問題が大きかった ◎ ページ番号を同期させて課題を解決 ◎ KeyNoteやZoom、PowerPointから
作成した1年後に同様機能がリリース ◎ 20人に対しユーザーインタビューやUX調査も実施 ◦ 使ってもらうためのハードルや認知に課題 →グロースマインドセット https://smoothie-slide.com
アクティブラーニング学会 ◎ IDEACTIVE JAPAN PROJECTやTAの経験から参加 ◦ 先生方の熱量に圧倒される ◦ 教育の難しさを実感 ◉
関係者が多い ◉ 正解がない ◉ 制約が多い ◎ 授業や教育を生徒側の視点+先生側の視点を知る 15
研究について ◎ 音声信号処理を専攻 ◦ 音の高さを効率的に推定する方法について研究 ◦ 音響学会、査読付き国際学会にタイで11月に発表 ◎ 中学生の頃にPCで音楽を 作りはじめたことから
PCを触るようになった ◦ 学科や研究室を決めるきっかけに ◦ →Connecting the dots 16
学び続けることについて 学び続けることに関する3つのキーワードが うまく動いている時に深い学びを得られている 深い学びをした際は視野が広がる ◎ 自分から動くとジャンルを超えた学び デザイン思考 UI/UX マーケティング マネジメント
教育 音楽 研究 エンジニアリング 17
響くインプットは何があるか役に立つまでわからない ◎ 「知ること、考えること」の講演 ◦ 大学のAO入試で思い出した ◎ デザイン思考 ◦ ハッカソンでの学びに大きく影響 ◦
マーケティングも同じと実感 ◎ PCで音楽を作ること ◦ 大学院での研究テーマにまでなっている ◎ コロナ禍 ◦ 時間ができてハッカソンに参加するきっかけに 18
本日伝えたいこと(主役の一言)・再掲 ◎ 学び続けることは視野を広くすることができる ◎ インプット・アウトプットが必要 ◎ 響くインプットは何が役立つかわからない ◦ 何気ないことが学ぶきっかけや突破口になる時 がある(Connecting
the dots) ◦ 選択肢やきっかけの提供が 学びにつながるのでは? 19
IDEACTIVE JAPAN PROJECT のご紹介 ◎ 日本マイクロソフト、SoftBank、Meta Japan、VISITSなど が共催する日本最大規模のビジコン・ハッカソン ◦ https://www.ideactive.jp
◦ 「アイデアを形にするところまで」 ◦ 「誰でも参加することができる」 ◦ 文部科学省が後援 ◎ 中高生・大学生向けのワークショップを実施中 ◦ はじめてでもアイデアを出せる設計 ◉ 12/10にオンラインイベント実施 ◦ 1/14 品川にて中高生向け大規模イベントを 実施予定 きっかけの選択肢のひとつになれば 20
一人ひとりのひらめきから、世界を変えるビジネスを創る。 資料に記載されている内容、及び仕様は今後変更される可能性があります。
アイデアを募集 アイデアをカタチに ビジネス化
Thank you! https://yama-code.dev Presentation template by SlidesCarnival