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AIを仮想読者にしてドキュメントのインサイトを見つけよう! / Find insights i...

AIを仮想読者にしてドキュメントのインサイトを見つけよう! / Find insights in your document with AI

Technical Writing Meetup vol.44
2025/06/12(木) 19:00 〜 20:40
https://tw-meetup.connpass.com/event/357895/

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Transcript

  1. © LY Corporation 2 自己紹介 古木 亮太朗 LINEヤフー株式会社 テクニカルライター •

    2019年LINE入社 • 2021年に社内公募でテクニカルライターに転身 • 2023年に会社合併によりLINEヤフー • 職歴 • ソフトウェアエンジニア • 広告代理店 • 副業でゲーム雑誌でライター業 • ウェブサービスの企画・ディレクター • テクニカルライター(現在)
  2. © LY Corporation 20 コーディングエージェント • Claude Code • Cline

    • Cursor • Devin • GitHub Copilot Agent • Google Jules • etc…
  3. © LY Corporation 23 アイディア • 開発者向けのチャットボット • FAQの充実/拡充 •

    AIを活用したドキュメント作成 • AI(LLM)向けのドキュメント提供
  4. © LY Corporation 24 アイディア • 開発者向けのチャットボット • FAQの充実/拡充 •

    AIを活用したドキュメント作成 • AI(LLM)向けのドキュメント提供
  5. © LY Corporation 27 llms.txt llms-full.txt • ウェブサイトのドキュメントをLLMがアクセスしやすいよ うに設計されたMarkdown形式のファイル •

    コンテンツの取り込みを単純化 -> プロンプト品質の向上 • llms.txtは概要、llms-full.txtは完全なコンテンツ • 現時点で標準規格ではない
  6. © LY Corporation 28 GitHub • 狭義のオープンソース化(公開) • ドキュメントソースを公開することで自由に利用できる •

    GitHubを参照するAIツールも多数 • DeepWiki, Context7 • 副次的な効果として:更新差分、修正提案
  7. © LY Corporation 29 MCPサーバー • MCP(Model Context Protocol) •

    LLMと外部データやサービス間のプロトコル • 開発ドキュメント視点 • 直接ドキュメントを参照させやすくする • LLM向けの検索 • 現時点で標準規格ではない
  8. © LY Corporation 37 NotebookLM NotebookLMは、Googleが提供するAI搭載の ノートブックツールで、ユーザーがアップ ロードしたドキュメントをAIが理解し、要約、 検索、質疑応答などをサポートします。主な 機能は、資料のアップロード、AIによる解

    析・要約、質疑応答、ノートブックの作成と 共有などです。 引用元:Google検索のAI概要より 引用元: Google Japan Blog NotebookLM を日本語でも提供開始。ウェブサイトや Google スライドにもサポート https://blog.google/intl/ja-jp/company-news/technology/notebooklm-google/
  9. © LY Corporation 49 参考:Docs AIツールは、思っているより優れている 引用元:Alex Garnett - Docs

    AI Tooling is Better (and Better for Us) than You Think https://www.youtube.com/watch?v=6p6LttjaSNM • Alex Garnett氏 • Temporal Technologiesのシニアカリキュラム開発者 • AIのドキュメンテーション分野での活用について • 「既存のコンテンツを統合・活用して、ユーザーが求める情報 に迅速かつ正確にたどり着けるようにすること」に価値がある • AIを使ったライティングよりも価値がある • AIが回答できなかった不確実な回答や会話ログを分析して ドキュメントを改善 • kapa.aiの機能を活用している
  10. © LY Corporation 53 Q. メッセージやリッチメニューを 国際化や多言語化できますか? メッセージ リッチメニュー 現在、ユーザーの言語に応じて、メッセージやリッチ

    メニューの言語を切り替える機能はありません。 プロフィール情報を取得するエンドポイントを使って、 ユーザーの言語を取得した上で、ユーザーの言語に応 じたメッセージの送信やユーザー単位のリッチメ ニューの設定を行ってください。 引用元:LINE DevelopersサイトのFAQより
  11. © LY Corporation 54 Q. メッセージやリッチメニューを 国際化や多言語化できますか? 提供されたソースには、メッセージやリッチメニュー自体に複数の言語設定を持たせて、ユー ザーの言語設定に応じて自動的に表示を切り替えるといった直接的な「国際化・多言語化」機能 に関する明確な記載はありません。

    しかし、Messaging APIの以下の機能を利用することで、開発者側で多言語対応を実現することが 考えられます。 • メッセージの送り分け: • ユーザーごとに異なる言語のメッセージコンテンツ(テキスト、画像、Flex Messageな ど)を作成し、送り分けることが技術的に可能です • リッチメニューのユーザー単位設定: • Messaging APIを使用すると、ユーザーごとに異なるリッチメニューをリンクできます • 開発者側でユーザーの言語などを判断し、そのユーザーに対して言語の異なるリッチメ ニューを割り当てることで、ユーザーごとに表示されるリッチメニューを切り替えること が可能です