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インフラ室事例集_JANOG58
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MIXI ENGINEERS
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June 12, 2026
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インフラ室事例集_JANOG58
MIXIインフラ室による技術事例集。ネットワーク構築、ローカル5G、AI活用、デバイス開発、映像伝送・AR演出など、サービスを支える多様なインフラ室の取り組みを紹介します。
MIXI ENGINEERS
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June 12, 2026
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Transcript
インフラ室 事例集 活動事例
インフラ周り 目次 01 - ネットワーク - 1:ホワイトボックス型光伝送装置 02 - ネットワーク
- 2:オンプレ×クラウド/ローカル5G 03 - ネットワーク - 3:AIを活用したネットワークエンジニアリング 04 - ネットワーク - 4:イベント時の移動基地局対応 05 - デバイス開発 - 1:ローカル5Gカメラ・テレメトリー 06 - デバイス開発 - 2:競輪先導バイクへの車載カメラ 07 - 映像関連技術 08 - 映像関連技術a:フィギュアスケート・トレーニング支援映像システム 09 - 映像関連技術b:スポーツ × コーダ「Uros」 10 - 映像関連技術c:AR “Astra” によるリアルタイム演出 11 - 映像関連技術d:BOOSTER’S CAM(観客連動演出) 12 - 映像関連技術e:映像伝送・編集・AI編集 “BreezeCast” 13 - 映像関連技術f :マルチカムARと映像送出・解析技術を組み合わせた配信基盤 14 - 映像関連技術詳細
01 - ネットワーク – 1 ホワイトボックス型光伝送装置 3 【世界初】 自社プロダクトにホワイトボックス型光伝送装置を用いたバックボーンネットワークを構築(2019/08) •
2019年8月、自社プロダクトのバックボーンネットワー クにホワイトボックス型光伝送装置を世界で初めて導入 し、自社専用の光伝送網を構築 • これによりモンスターストライクをはじめとする当社サ ービスのバックボーンネットワークの安定供給、及び、 規模拡大に伴う専用線の調達にかかる時間削減、低コス ト化を実現 • 本件では海外カンファレンス(TIP (Telecom Infra Project) Summit ’19)での発表も行い大きな注目を集め ました Cassini + Goldstone DCI use case and challenges 世界で初めてOSSのGoldstoneを使った伝送装置を本番導入(2019)
02 - ネットワーク – 2 オンプレミス&複数パブリッククラウド 4 モンスターストライクを始めとしたオンプレミス&複数パブリッククラウド環境の構築、運用 • MIXIではサービス毎にそれぞれ最適な構成を取るため、
オンプレミス環境、パブリッククラウド環境もしくはあ わせ技のハイブリッド環境での運用を行っています • インフラレイヤーでも先進的な取り組みを多数行ってお り、各所で外部発表も行っています ◦ コンテンツプロバイダーとしていち早く印西エ リアにデータセンター拠点を契約 ◦ 各クラウドへの接続性の良さや波長貸しサービ スの利用等の情報を業界向けに共有 MIXIオンプレミス設備のこれまでとこれから~そして印西へ~ 波長貸しサービスを利用したはじめてのDCI構築
02 - ネットワーク – 2 ローカル5G 5 ローカル5G、無線LAN等の無線技術を利用したシステムの構築、運用 • 2022/01よりクオリティの高い映像伝送を実現するため、
Sub6帯域を活用したローカル5G SAシステムを構築しま した • 従来方式(自営LTE及びWiFiに映像伝送)と比較し遅延値 を半分以下(0.9秒→0.4秒)にし映像画質もUPする事でよ り臨場感のある映像を視聴者に届けることが可能となり ました • ローカル5G車載カメラについてはデバイス開発から自 社で行っています。このカメラはInterop Tokyo 2023 「Best of Show Award」のガジェット部門で審査員特 別賞を受賞しました JANOG50 Meeting:ローカル5Gで 無線映像伝送やってみた(PDF) ミクシィ、ローカル5Gの無線局免許を取得 1月22日よりTIPSTAR DOME CHIBAの映像配信にて商用利用を開始 MIXI TECH CONFERENCE 2023:TDD 同期における pcap を使用したローカル5G分析(YouTube)
02 - ネットワーク – 2 ローカル5G 6
03 - ネットワーク – 3 AIを活用したネットワークエンジニアリング 7 検証例から考える次世代ネットワーク運用 • MIXIではネットワーク運用を「AIファースト」へと移行
させることを目指しています ◦ 具体的にはAIを「支援型」から「半自律型」あ るいは「完全自律型」へと進化させていきたい と考えています • 将来的には、生成AIと共存することで人間がより高度な 業務に集中し、運用効率の向上と時間の創出が可能にな るというレベルを目指しています ⽣成AIファーストなネットワークエンジニアリングを目指して ネットワークでも AI活用できたら おもしろそう!!
04 - ネットワーク – 4 イベント時の移動基地局対応 8 安定したネットワークを提供する • 広島競輪場で携帯キャリアの移動基地局を手配し、通信混雑対策
を実施しました • グレードレース開催時の競輪場では、来場者がスマートフォンで 車券購入やデータ閲覧を行うため、通信品質が顧客体験に直結し ます
05 - デバイス開発 – 1 9 MIXI、Interop Tokyo 2023「Best of
Show Award」のガジェット部門で審査員特別賞を受賞 (2023) “世の中にないものは作る” 映像伝送を行うローカル5G車載カメラのデバイス他、自転 車向けのテレメトリーデバイスの開発等、RaspberryPi等を 利用したデバイス開発を行っています。 コントリビューターとしてshownet(Interop2023)に参加。自社製ローカル5Gカメラ他を展示。 MIXI TECH CONFERENCE 2023 デバイス構築という挑戦(YouTube) 屋内自転車競技場を走行する自転車の走行状態を遠隔取得するテレメトリーデバイスの開発
06 - デバイス開発 – 2 10 競輪業界初、先頭誘導員の自転車に車載カメラを取付 男子選手による先頭固定競争(インターナショナル)ルール の新レースとして、2025/4/19~21に伊東温泉競輪場および 2026/4/13~15に小倉競輪場で開催された「KEIRIN
ADVANCE(ケイリン アドバンス)」において、先頭誘導員 の自転車に車載カメラが搭載されました。 この車載カメラにより、後続選手の走行を間近で捉え、コー ナリングの迫力や、選手同士の駆け引きといったレースの新 たな側面、臨場感あふれるシーンなど、今まで見ることがで きなかった視点から新しいレース映像を届けることが可能と なりました。 MIXI 開発本部にて技術協力を行い、カメラ取付や映像伝送 等の技術的な部分の対応を行いました。 伊東温泉競輪場で開催する「KEIRIN ADVANCE」で車載カメラ映像を配信 | 競輪選手・レース情報メディア けいりんマルシェ
07 - 映像関連技術 – 1 11 ゲーム開発で培った技術の応用、研究開発 MIXI開発本部たんぽぽ室では映像関連技術にも力を入れて取り組んでいます。 TIPSTARのレース映像伝送、編集を始めとして、近年はVR/ARやデバイス開発にも力を入れています。ゲーム制作等で培っ た技術を映像へ応用し、映像業界のIT化/IP化に一石を投じたいという思いで日々の研究開発、運用を行っています。
MIXIの最新映像技術が集結。スポーツ中継で見せた新たな挑戦 MIXI TECH CONFERENCE 2023 MIXI 新映像技術へのチャレンジ MIXI TECH CONFERENCE 2023 UE5.1で"映える" AR 映像を作ってみた
08 - 映像関連技術a フィギュアスケート・トレーニング支援映像システム_1 12 位置情報測位、バイタルシンキング、AI画像解析を用いた自動追尾カメラシステムを開発 関空アイスアリーナ内に構築した屋内位置測位システム(IPS)、 バイタルセンシング、AI画像解析、映像合成技術を組み合わせる ことで、選手の競技力向上を支援する統合映像プラットフォーム を実現しています。
位置情報とAI画像解析で複雑に動く特定選手を自動追尾撮影。心 拍や滑走軌跡・速度データを映像に重ねることで、選手や指導者 がトレーニング内容を多角的に分析できる環境を提供します。 画面イメージ タッチパネルを操作し、 自身の演技を確認する様子
08 - 映像関連技術a フィギュアスケート・トレーニング支援映像システム_2 13 MIXI、アスリートの競技力向上に活用できる自動追尾カメラシステムを開発 フィギュアスケート選手のトレーニング拠点で運用開始 | ニュース フィギュアスケートにおける自動追尾カメラ開発
- 位置情報+AI画像解析
09 - 映像関連技術b スポーツ・コーダx位置情報&速度表示“Uros”_1 14 TIPSTAR DOME CHIBA用のスポーツ・コーダ”Uros”を開発(Unity) • スポーツ・コーダ:主にスポーツにおいてスポーツのスコア(得点)や個人の成績等を会場ビジョンや中継映像等にのせ
るための仕組みの総称 • 位置情報&速度表示も組み合わせることでより視聴者が盛り上がる形での情報を提供
09 - 映像関連技術b スポーツ・コーダx位置情報&速度表示“Uros”_2 15 GPSが利用出来ない屋内でも利用可能な位置情報測位システム(IPS) • ロケータ(=アンテナ)と発信タグを用い、電波の到着角度を検知し発信タグの位置を算出 • タグの位置と経過時間から自転車の速度を算出
• 直径34.2cm、重さ1.3kg • バンク外周に24個設置 ロケータ(=アンテナ) • 直径3.9cm、重さ10g • 各選手に車載カメラと一緒に取付 位置情報タグ • ロケータから受け取った位置情報を元に 各種計算を行うシステム(サーバー) • 測位誤差:1m以内 測位演算サーバー Urosへ 時刻(ms) X軸/Y軸 ロケータ 位置情報タグ 測位演算サーバー
09 - 映像関連技術b スポーツ・コーダx位置情報&速度表示“Uros”_3 16 撮影場所 TIPSTAR DOME CHIBA/撮影協力 日本競輪選手会
千葉支部、株式会社JPF、株式会社エキスプレス
10 - 映像関連技術c AR(Augmented Reality) 拡張現実 “Astra”_1 17 AR(Augmented Reality)
拡張現実 “Astra” • ARを利用した映像の開発にも力を入れています • 競技の映像をよりわかりやすく、エンターテインメント性をより高めることで視聴者の視聴体験を妨げずにより盛り上 げることが可能となります ARをのせる会場の3Dスキャンをして メッシュ化 Astra:構成図 点群 メッシュ
10 - 映像関連技術c AR(Augmented Reality) 拡張現実 “Astra”_2 18 リアルタイムAR リアルタイム映像にARを挿入している映像のサンプルです
AR:選手入場、表彰式 公式【CS放送サイマル配信】2025/3/23 第9回 ウィナーズカップ GⅡ 大阪・関西万博協賛 4日目
10 - 映像関連技術c AR(Augmented Reality) 拡張現実 “Astra”_2 19 リアルタイムAR リアルタイム映像にARを挿入している映像のサンプルです
オブジェクトが柱(キャットウォーク)の裏に表示されていたり光の反射も物体に正常に投影されている点が注目ポイントで す。 これにより臨場感を高めた演出を行うことが可能になっています。 AR:選手紹介 AR:レース映像 撮影場所 TIPSTAR DOME CHIBA/撮影協力 日本競輪選手会 千葉支部、株式会社JPF、株式会社エキスプレス
11 - 映像関連技術d BOOSTER’S CAM 20 BOOSTER’S CAM BOOSTER’S CAMとは、千葉ジェッツの新ホームアリーナ「LaLa
arena TOKYO-BAY」で実施されるホームゲームで、ファ ン/ブースターがスマートフォンを使って撮影した映像を、リアルタイムで大型ビジョンに投影する企画です。 LaLa arena TOKYO-BAY内のセンタービジョンに投影された2次元コードを観客が自身のスマートフォンで読み取ると、自 撮り映像をセンタービジョンに対して映像送信出来るようになっています。システム一式を内製で構築/運用しています。
12 - 映像関連技術e 映像の伝送、編集(リモートプロダクション)、AI編集 21 自社開発システム”BreezeCast”でAIによるレース映像編集 競輪・オートレース投票サービス「TIPSTAR」では、全国約50の競輪/オートレース場からの映像を365日 20,000レース以 上の全レースをユーザ向けに配信をしています。 開発本部たんぽぽ室では、同サービスの映像に関するシステム全体の構築/運用を行っています。
各競輪場/オートレース場から東京のデータセンターに伝送された映像は、TIPSTAR向けのレース映像編集を行い、AWS Media系サービスを通してエンドユーザに配信されています。TIPSTAR向けのレース映像編集をブラウザベースで対応可能 なシステム”BreezeCast”ならびにAIによるレース映像編集を行えるシステムを自社にて開発、運用しています。 Breeze Cast AIによるレース映像編集 全国約50拠点 競輪場/オートレース場 東京のデータセンター AWS Media系 サービス
12 - 映像関連技術e 映像の伝送、編集(リモートプロダクション)、AI編集 22 ”BreezeCast”について TIPSTAR向けのレース映像編集システムでは、テレビ局でもまだ採用実績の少ないVideo over IP技術であるSMPTE2110を いち早くプロダクション環境に導入、SMPTE2110
to WebRTCシステム”Moani”を自社開発、といった先進的な技術への取 り組みも行っています。技術的な詳細について、次ページ以降の各参考記事も併せてご参照下さい。 AIのキモチ 今、AIがどの状態だと判定し ているかを表示しています 左側 競輪/オートレース場から伝送 されてきた映像(白映像) 右側 白映像をAIがみてユーザむけ に編集を行った映像
AR + AIを組み合わせたスポーツコーダーを開発 マルチカムARと映像送出・解析技術を組み合わせた配信基盤を自社開発し、2026年3月に開催されたビーチバレーボール 大会「BV.LEAGUE DIG CUP Presented by MIXI(DIG
CUP)」の映像配信において実用化しました。 • ARにより、リアル映像にCG・データを重ねて表示 • AIにより、スコアやボール軌跡を解析 • 映像処理遅延は約100msで、低遅延なリアルタイム処理を実現 13 - 映像関連技術f マルチカムARと映像送出・解析技術を組み合わせた配信基盤 AR⽣成マシン(横アングル) AR⽣成マシン(縦アングル) CG送出マシン 得点板カメラ コートカメラ(縦) コートカメラ(横) ⼼拍処理 中継⾞ 映像処理遅延: 100ms(60fps/5frame)程度 OCR処理 ビーチコート
マルチカムAR AR演出はバーチャルのオブジェクトが現実空間に「存在しているように見える」ことが重要 • 全アングルで AR 挿入がズレないようキャリブレーション(CGと現実の位置合わせ) • 視点が変わっても破綻しない、CGが現実空間に固定された自然な表現 • 開催時間帯の影の向きを計算し、現実の影と向きを合わせる
13 - 映像関連技術f マルチカムARと映像送出・解析技術を組み合わせた配信基盤 ※ 開催時間帯の影の向きを計算して、 現実の影と向きを合わせる 仮想空間 → 現実空間(キャリブレーション)
AI解析: OCR(光学⽂字認識)と 軌跡 AIによる配信演出の自動化 • 得点板映像を画像解析。OpenAI APIで解析し、得点をリアルタイムに自動反映 • 試合球を機械学習させて認識。追尾して縦横両カメラのボール軌跡を可視化。リプレイ時に、線際の IN/OUT
をわかり やすく表現 13 - 映像関連技術f マルチカムARと映像送出・解析技術を組み合わせた配信基盤 ©MIXI AI得点板OCR(得点の自動反映) AIボールトラッキング(見失いにくさ/リプレイ演出)
データ(⼼拍数)リアルタイム取得 選手の心拍数をリアルタイム取得 • 選手の上腕に心拍数センサーを装着 • BLE通信で受信端末へ転送し、UDPパケット化してARシステムへ低遅延連携 13 - 映像関連技術f マルチカムARと映像送出・解析技術を組み合わせた配信基盤
⼼拍センサー
13 - 映像関連技術f マルチカムARと映像送出・解析技術を組み合わせた配信基盤 ハイライト映像 決勝戦 Full verはこちら:https://www.youtube.com/watch?v=tR7_LxM11Vc
14 - 映像関連技術詳細_1 28 映像伝送 IPでのライブ映像システム 伝送ライブ映像のシステムをIPベースで作ってみた
14 - 映像関連技術詳細_2 29 映像伝送 突貫工事2021!~とあるインフラエンジニアの配信スタジオ構築記~ SMPTE 2110とWebRTCのSDIゲートウエイを使わない連携 映像編集(BreezeCast) TIPSTARのライブ・プロダクションシステムの裏側
14 - 映像関連技術詳細_3 30 AI編集 AIによる自動編集・低遅延を実現する動画配信技術とは? ミクシィの競輪投票サービス 「TIPSTAR」開発陣に聞く 映像編集(BreezeCast&AI編集) レース映像の自動編集がさらに進化!全会場をAI化した舞台裏
『TIPSTAR』の映像をWEB上でAIが編集する『BreezeCast』の進化が凄い!
©MIXI