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デザイナーとエンジニアとの対話から、シフトレフトの重要性に気付いたお話

 デザイナーとエンジニアとの対話から、シフトレフトの重要性に気付いたお話

めぐろLT #22 「LT忘年会2024」で5分ライトニングトークでお話したスライドです。
プロダクト開発における、難しい実装や実現可能性を先に探索して見つけ出すために、デザイナー/PdM/エンジニアという周辺メンバーと会話する機会を意図的に増やしてきました。
皆さんの活動に早く気付くことで、考える時間と余裕が生まれることに気付いたお話をさせていただきました。

masahiko.asai

December 16, 2024
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Transcript

  1. © 2024 Loglass Inc. 0 © 2024 Loglass Inc. デザイナーとエンジニアとの対話から、

    シフトレフトの重要性に気付いたお話 めぐろLT #22 「LT忘年会2024」 Masahiko Asai 2024/12/16
  2. © 2024 Loglass Inc. 1 自己紹介 フロントエンドエンジニアとしてWeb制作会社、ベンチャー企業2社を経て、 2021年10月にログラスに入社。UIデザインを含む、フロントエンド開発全 般を主に担当。 2024年夏からは「フロントエンドチーム」を立ち上げ、複数の機能開発チーム

    をフロントエンド領域から支援する役割と、フロントエンド基盤領域やデザイ ンシステムといった共通資産部分の開発を担っている。 株式会社ログラス フロントエンドエンジニア 浅井 雅彦 / あさマック Masahiko Asai X: @mixplace, mixi2: @asamac
  3. © 2024 Loglass Inc. 6 • 現在、経営管理プロダクトの開発において「FAST」というアジャイルフレームワークを導入しています ◦ OST(オープンスペーステクノロジー)をベースにしたもの •

    プロダクトにおける各機能開発チームは、PdM、UIデザイナー、Webアプリエンジニアで構成されている • 複雑な機能開発や基盤部分の改善が必要なものは、都度その道のエキスパートが横断的に入っている ◦ 私もフロントエンド開発領域のエキスパートとして開発チームを支援する役割を持っている ◦ OST(オープンスペーステクノロジー)における“🐝 蜂”や“🦋 蝶”に近しい動き方を積極的に行っています 1|取り組みの背景と課題 背景
  4. © 2024 Loglass Inc. 7 1|取り組みの背景と課題 デザインレビュー や チーム内ミーティングの場で、 •

    「開発として実現可能か?」 • 「どれくらいの工数を見積もっておくと良いか?」 という話題が出るケースが何度か見られ、私もチームも正確な回答がすぐにできないことがありました 課題
  5. © 2024 Loglass Inc. 8 1|取り組みの背景と課題 デザインレビュー や チーム内ミーティングの場で、 •

    「開発として実現可能か?」 • 「どれくらいの工数を見積もっておくと良いか?」 という話題が出るケースが何度か見られ、私もチームも正確な回答がすぐにできないことがありました 課題 💭 (もう少し早く活動を掴めていたら) 事前に調査できたのにな… 💭 (もう少し早く活動を掴めていたら) 別の選択肢を提案できたのにな… 💭 (もう少し早く活動を掴めていたら) 期待値調整できたのにな…
  6. © 2024 Loglass Inc. 10 2|私が取り組んだこと to UIデザイナー ◦ 声をかけて、対話する時間を増やした

    ◦ UIデザイン作業中の様子を観察〜クイックなレビューを行い実現可能性を伝えられるように to PdM ◦ 今後の開発の見通しをキャッチアップするようにした ◦ どのくらいの時期感で着手することになりそうか把握しておく to チームのWebアプリエンジニア ◦ 自分たちで判断できないことがあれば、声を掛けてもらうように伝えた 取り組んだこと
  7. © 2024 Loglass Inc. 11 2|私が取り組んだこと 取り組んだこと 💁 私が対応した方が良い技術的課題が見つかれば、先回りして対応できるようになった! to

    UIデザイナー ◦ 声をかけて、対話する時間を増やした ◦ UIデザイン作業中の様子を観察〜クイックなレビューを行い実現可能性を伝えられるように to PdM ◦ 今後の開発の見通しをキャッチアップするようにした ◦ どのくらいの時期感で着手することになりそうか把握しておく to チームのWebアプリエンジニア ◦ 自分たちで判断できないことがあれば、声を掛けてもらうように伝えた