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開発組織の目線を合わせる 未来のプロダクトビジョン

開発組織の目線を合わせる 未来のプロダクトビジョン

Money Forward, Inc.

September 06, 2023
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Transcript

  1. 株式会社マネーフォワード ビジネスカンパニー デザイン室 債権債務‧経費デザイン部 古⻑ 克彦 / 穂満 由起⼦ @

    2023.07.26 Money Forward Tech Event vol.1 開発組織の⽬線を合わせる 未来のプロダクトビジョン の全貌
  2. 本⽇の登壇者 古長 克彦 /デザインマネージャー Kocho Katsuhiko / Design Manager @kocho_katsuhiko

    所属部の関連プロダクトに関する UI品質管理と横断UX向上に 取り組んでいる。新卒で金融 SIerにてシステムエンジニア /UX デザイナーを11年。前職では制作会社で業務システム全般の UI/UXデザインを担当。
  3. 基盤デザイン部 HRデザイン部 BXデザイン部 経理財務デザイン部 債権債務・経費デザイン部 Product Product Product Product Brand

    & Marketing ・マネーフォワードクラウド全体を支える プロダクトやマイクロサービスのデザイ ン。 ・マネーフォワードクラウド全体のデザイ ンシステムの開発。 成長企業、中堅企業向けの会計や資産 管理プロダクトを担当 領域ごとに分かれたプロダクトデザイン部門、ブランドやマーケティングなど社内外の コミュニケーションデザイン部門があり、ビジネスカンパニーのデザインを横断的に担っています ERPグループ 個人事業主や中小企業向けのプロダク トを担当 個人・SMBグループ ビジネスにおける売り手企業が必要とす る見積書作成〜請求書発行〜消込業 務をスコープとするプロダクトを担当 債権グループ 勤怠管理や給与計算といった労務業務 をスコープとするプロダクトを担当 『マネーフォワードクラウド』全体のブラン ド表現を推進する横断部署 各部門のマーケティングやセールス施 策のクリエイティブを担当しながら、ブラ ンド指針の定義、ブランドアセットの開発 ・浸透、組織内コミュニケーションのデザ イン支援を行う 福岡拠点 ビジネスにおける買い手企業が必要と する請求書受取〜支払管理業務をス コープとするプロダクトを担当 債務・経費グループ ビジネスカンパニー デザイン室の組織図
  4. 未来のプロダクトビジョンを描く ワークショッププログラム 最終アウトプット 徹底的な リサーチ 理想を 描く 仮説を 検証する +

    + + 優先順位をつけ、MSP (MVP)を確定する ユーザーに価値を届け、ビジネスの成⻑にも貢献するプロダクトを作れるようになる プロダクト作りにおける思考のプロセス、頭の使い⽅を叩き込む 未来のプロダクト提案書 / プレスリリース / インセプションデッキ
  5. 未来のプロダクト提案書 • プロダクトビジョン(タグライン) • 特徴とメリット • 導⼊顧客リスト(ロゴ) • 導⼊事例(どのユーザーのどんな課題を解決できたか) •

    システム構成図(内部∕外部連携) • 機能⼀覧 • ポジショニングマップ∕競合⽐較 • デモ(UIサンプル) • 直近のリリースの特徴とメリット • ロードマップ • プライシング
  6. 『マネーフォワード クラウド債務⽀払』の デザイナーとしてプログラムに参加 穂満 由起⼦ ∕プロダクトデザイナー Homan Yukiko ∕ Product

    Designer @HomanYukiko 福岡開発拠点デザインチームのリーダーとしてプロダクト の品質向上やメンバーのマネジメント、採⽤施策に取り組 んでいる。前職ではチーフデザイナーとしてUI/UXデザイ ン、ディレクションを担当。
  7. デザイナー主体で進めた事前のコンセプトワーク 5Question • 債務支払の最も大切なお客様は誰ですか? • 債務支払はお客様のどんな課題を解決しますか? • 債務支払がお客様に提供できる価値を一言で表すと? • 債務支払によってお客様の体験はどう変わりますか?

    • 債務支払があることによって3年後、 お客様をとりまく世界はどうなっていますか? 巨大な機能群を抱えるプロダクトに成長しているからこそ 改めてプロダクトの価値が何かを問い直すことが重要だった このワークからコンセプトのヒントとなる言葉を洗い出し 一番大事なことが何かの認識合わせをした。 イベントのみでの公開資料 (コンセプトワークのボード)
  8. デザイナーがやったこと • PdMの考えをラフに書き出してもらい 提案書に落とし込み • 提案書ストーリー(順番)を検討 • プロダクトの特徴とメリットの整理 • 導入企業ロゴの収集とグルーピング

    • インタビュー内容から バリュープロポジションのたたきを作成 • 未来の画面作成 • プレスリリースの内容壁打ちとバナー画像作成