Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
あなたのプロジェクトが気軽にJavaをバージョンアップするために必要なこと
Search
Yu Watanabe
March 07, 2015
Technology
74
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
あなたのプロジェクトが気軽にJavaをバージョンアップするために必要なこと
Yu Watanabe
March 07, 2015
More Decks by Yu Watanabe
See All by Yu Watanabe
JUnitテストをCI環境で並列で実行する方法とその速度, スケーラビリティ
nabedge
6
2.9k
クラウド時代だからSpring-Retryフレームワーク
nabedge
0
330
ツール比較しながら語るO/RマッパーとDBマイグレーション
nabedge
0
180
JavaでWebサービスを作り続けるための戦略と戦術
nabedge
0
110
サーバーサイドな人がフロントエンド技術と仲良くするはじめの一歩
nabedge
0
83
Selenium再入門
nabedge
0
73
Webエンジニアがスタートダッシュをキメるためのローカル開発環境の勘所
nabedge
0
96
テストゼロからイチに進むための戦略と戦術
nabedge
0
110
jOOQってなんて読むの?から始めるSpringBootとO/Rマッパーの世界
nabedge
0
170
Other Decks in Technology
See All in Technology
8bit CPU 2026
koba789
7
2.9k
AI時代の「OAuth認証」にどう物申すか?(OAuth/OIDC Numa (Immersion) Workshop 2026)
oidfj
PRO
0
270
パスキーでドライブする アカウント統合(OAuth/OIDC Numa (Immersion) Workshop 2026)
oidfj
PRO
0
290
AI駆動開発を組織で促すために
lycorptech_jp
PRO
3
3.9k
Oracle AI Databaseデータベース・サービス: BaseDB/ExaDB-Dの可用性
oracle4engineer
PRO
1
910
アクセスキーが漏れた日にやるべきこと- 無効化の先にある本当の対応
kazzpapa3
0
330
tamachi.go 誕生の裏側
rymiyamoto
1
210
カーネルまで探検して理解するふたつの自動計装
sumiyae
0
320
AIエージェントのためのデータ設計
daiz21
0
270
500名弱規模の組織のPythonプロジェクト(dbt) をどう管理するか?
hiracky16
0
160
dbt と Snowflake と tag
kevinrobot34
1
250
巨大気象データと戦う ― サロゲートモデル学習を高速化する圧縮技術
gpuunite_official
0
280
Featured
See All Featured
New Earth Scene 8
popppiees
3
2.5k
Building the Perfect Custom Keyboard
takai
2
850
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
141
7.6k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
35
2.8k
Google's AI Overviews - The New Search
badams
0
1.1k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
37
7.4k
Marketing Yourself as an Engineer | Alaka | Gurzu
gurzu
0
280
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
659
62k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
9
1.5k
How People are Using Generative and Agentic AI to Supercharge Their Products, Projects, Services and Value Streams Today
helenjbeal
1
280
Dealing with People You Can't Stand - Big Design 2015
cassininazir
367
27k
Neural Spatial Audio Processing for Sound Field Analysis and Control
skoyamalab
0
410
Transcript
あなたのプロジェクトが 気軽にJavaをバージョンアップする ために必要なこと 第10回 #渋谷Java 2015-‐3-‐7(Sat)
自己紹介 • 渡辺 • (株)ビズリーチ • @nabedge
• h8p://mixer2.org • h8p://nabedge.blogspot.jp 2
質問 • Java8ですか? • Java7? • Java6?
• Java5? • まさかの古代言語? 3
なぜ古いJavaを使い続けるのか? • バージョンを上げて何かあったら嫌だから – 何かあったときにもとの古いJDK/JREに戻すのが 面倒くさい – テストをやりなおすコスト •
「全てのサーバのJDKのバージョン上げて」と いうとインフラ担当者が嫌な顔をするから。 – とにかく上司を説得するのが面倒くさいから。 4
• 「がんばってJava5,6,7 から Java8にバージョン アップだ!」 – N年後 • 「もうJava11が出てるのにまだJava8使ってるの?」
• 同じやり方でやれば行き着く先は同じ。 – 大切なのは「バージョンアップする」ことではなくて 「バージョンアップしやすくする」こと。 5
JREとJDK • JDK=開発に必要なもの – ソースコードをコンパイルする – ローカル開発環境とJenkinsの中にあるもの • JRE=運用に必要なもの
– コンパイル済みのバイナリを実行する – テスト環境/本番環境の中にあるもの 6
JREとJDK • 「とりあえず全サーバにJDKが入っている」 のは何故? – A: 大は小を兼ねるから。 – A:
JDK/JREのインストールをインフラ担当者に任 せてしまうから。 – 実はこのあたりから「バージョンアップできない Java」が始まる 7
JDKの切り替えなんて簡単 8 Eclipseの設定ダイアログ
JDKの切り替えなんて簡単 9 Jenkinsの管理画面
JREの切り替えはどうする? • JREを気軽にバージョンアップするためには? • なんかあったらすぐ元に戻すためには? 10
去年のJJUG 11 当時の資料 h8p://www.slideshare.net/nabedge/java-‐the-‐twelve-‐factor-‐app
h8p://12factor.net 12
突然CM入れてみたりとか 13 Javaな人、絶賛採用中 h8p://www.bizreach.co.jp/recruit/
第2章「依存関係」の最後の段落 Twelve-‐Factor Appは、いかなるシステムツールの暗黙的な存在にも依存し ない。例として、アプリケーションからImageMagickやcurlを使う場合がある。 これらのツールはほとんどのシステムに存在するだろうが、アプリケーション が将来に渡って実行され得るすべてのシステムに存在するかどうか、あるい は将来のシステムでこのアプリケーションと互換性のあるバージョンが見つ かるかどうかについては何の保証もない。アプリケーションがシステムツー ルを必要とするならば、そのツールをアプリケーションに組み込むべきである。 14
• 「アプリケーションがシステムツールを必要と するならば、そのツールをアプリケーションに 組み込むべきである」 • 「アプリケーションがJREを必要とするならば、 JREをアプリケーションに組み込むべきであ る」 15
• 実際のところどうすべきか? – アプリにJREを組み込んでリリース物を作る – JREにアプリを組み込んでリリース物を作る 16
Java1.4からその機能はある 17 1.4, 5,6,7,8 全てほぼ同じことが書いてある
公式マニュアルにはっきり書かれている 1. $JAVA_HOME=/var/lib/jre1.x.x_nn だと して 2. $JAVA_HOME/lib/ext の配下は自分で 作ったjarを置いてもいい場所ですよ
1. そこは自動的にクラスパスに含まれます よ 18
前提 • Tomcatはインストール型ではなく ライブラリ型=組み込みtomcat=を使え。 19
組み込みTomcatとは • Tomcat 7.0.1x (2011年初頭)くらいか ら安定リリース • tomcat-‐embed-‐core-‐7.0.x.jar
• tomcat-‐embed-‐logging-‐log4j-‐7.0.x.jar 20
public stacc void main(String[] args) { Tomcat tomcat =
new Tomcat(); tomcat.setPort(8080); tomcat.addWebapp("/”, new File(“/var/webAppDir) .getAbsolutePath()); tomcat.start(); tomcat.getServer().await(); } 21
ビルド方法 1. 自作のアプリをjarに固めておく 2. 使用するフレームワークやライブラリのjarも 集めておく 例:mvn dependency:copy-‐dependencies
3. tar zxf jre-‐”N”uXX-‐linux-‐x64.tar.gz 4. cp [1,2のjar群] jreNuXX/lib/ext/ 5. jreNuXX/配下を再びzipかtarballに固める 22
リリース&実行方法 1. 前頁のビルド成果物をサーバ上で解凍する 2. export JAVA_HOME=解凍先ディレクトリ 3. $JAVA_HOME/bin/java
com.example.YourMain ※ -‐classpath=… を指定する必要は無い。 23
JREのバージョンup/down方法 • ビルドするときにjreのtarballのバージョンを変 えるだけ。 – これならインフラさんに迷惑かける必要ないよね。 24
まとめ • JDKとJREはちゃんと区別して考える。 • 全ての普通のjarに固める。 • APサーバは組み込みで。
– tomcat-‐embed, je8y… • JREもろともリリースせよ。 – ライブラリのjarの差し替えと同じ間隔でJREも差し 替えられるように。 – 実は古来から存在する普通の技です。 25
ありがとうございました! 26