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心を燃やせ ~ その炎、本当に安全ですか?~ 「組織を変える安心安全な心の燃やし方」

心を燃やせ ~ その炎、本当に安全ですか?~ 「組織を変える安心安全な心の燃やし方」

みなさん、組織を変えたいですか?
組織を変えるために熱い想いを抱いていますか?
あなたの情熱の炎は組織を変えられていますか?
情熱を燃やし続けることは苦しくないですか?

おそらく、ここに来て、このタイトルに惹かれたあなたは、これらの問いに「はい」と答えるでしょう。そんなあなたに私の経験談をお話ししたいと思います。

私の心が大きく燃え上がるまで
私は2022年からスクラム開発を組織に適用する活動を開始し、2022年中に3チームの立ち上げを行いました。
その頃、2022年末にエンジニア組織の大きな変更をトップダウンで実施され、メンバーと共に作り上げてきたチームを解体することが決定されました。

自律的な組織を目指すべくマネージャとして努力してきた私は深い悲しみを覚えました。

そして、年末年始を過ごし、私は思ったのです。
「もう辞めたい。こんな会社にいても自律的な組織は作れない」

そんな折、私はRSGTに参加しました。
「一体なんなんだ、この熱量は!?」

たくさんの人たちが同じような悩みを抱え、組織を変えるために努力している。では私は?
組織を変えるために十分にやってきたのだろうか。いや、私は足りない。情熱が足りないのだ。そう、

「心を燃やせ」

私の心は大きな炎となって燃え上がりました。
そして、組織を変えるべく、再び歩み始めたのです。

心を大きく燃やし続けろ、心の火を絶やさぬように
私の熱量は今はコミュニティからしか得られないのだ。

プロポーザルを出し、登壇し、たくさんのオンラインカンファレンス、コミュニティ、オフラインイベントなど。

RSGT後、私は心の炎を絶やさぬよう、さまざまなコミュニティに積極的に参加し続けました。

そして、たくさんの熱量を貰ってきました。

壁に当たるたび弱くなる炎
しかし、どうだろうか。もらってきた大きな熱量は大して長続きしない。

スクラムチームの開発が軌道に乗らなかったり、ステークホルダーとの調整がうまくいかなかったり。
冷静になって考えれば、そんなに大きな壁じゃないかもしれない。でも、私の心の炎は弱くなってしまう。

「やっぱり私には無理なんだろうか」

私は心も体もすぐに疲れてしまいました。組織を変える素質なんて無かった。私にはできない・・・

私に足りなかった心の燃やし方を知る
そんな頃、FEARLESS CHANGEの読書会に参加した私は自分の心の炎の燃やし方の間違いを知りました。

「燃え尽きないように細く長く燃える」

これが私に足りなかったことだ。

このセッションでは、私の体験を通じて知った、「心の燃やし方の間違い」と「組織を変える安心安全な心の燃やし方」、
そして、最後に燃え尽きないための心の燃やし方についてお話ししたいと思います。

akira ohno

July 03, 2023
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