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行動の型・断捨離・ナラティブ〜開発組織文化を育んできた3要素〜/Pattans of Beha...
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akira ohno
June 24, 2024
Business
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行動の型・断捨離・ナラティブ〜開発組織文化を育んできた3要素〜/Pattans of Behavior, Decluttering, Narrative
2024/6/25 EM Oasis #5 ビジョンを実現する!開発組織文化の育み方
LT登壇資料
akira ohno
June 24, 2024
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Transcript
行動の型・断捨離・ナラティブ 〜開発組織文化を育んできた3要素〜 Spectee Inc. VPoE 兼 開発部長 Akira Ohno Jun.25
2024 EM Oasis #5 ビジョンを実現する開発組織文化の育み方
自己紹介 大野 英 <おおの あきら> 株式会社Spectee VPoE 兼 開発部長 ・防災向けAI技術開発 Team Mgr.
・組織のScrum推進 ・エンジニア組織開発・採用担当 Discord/X:@ohnoeight おーのA
今日のお話は私の経験談です ナレッジとして活用できるものかは分かりませんが 少しでも皆さんの参考になれば幸いです
[前提]弊社の目指すエンジニア組織文化の1つとして 「主体的に学習する組織文化」
“行動の型”で文化の根付く土壌を耕す ”断捨離”で組織文化を自己組織化する “ナラティブ”で社内と社外を循環させる 3つの要素をお話しいたします
“行動の型”で文化の根付く土壌を耕す ”断捨離”で組織文化を自己組織化する “ナラティブ”で社内と社外を循環させる 3つの要素をお話しいたします
2021年末頃のエンジニア組織の状況 • プロダクトマーケットフィット後で顧客要望対応に追われる日々 ◦ 機能開発が最優先 ◦ 各エンジニアへの社内受託のような状態 ◦ 属人化が加速し、暗黙知が形式知にならない
2021年末頃のエンジニア組織の状況 • プロダクトマーケットフィット後で顧客要望対応に追われる日々 ◦ 機能開発が最優先 ◦ 各エンジニアへの社内受託のような状態 ◦ 属人化が加速し、暗黙知が形式知にならない 文化と呼べるようなものは無かった
あえて言えば「個人の裁量に任された自由な開発スタイル」
スクラムを導入したことで変化が起きた 個人 スクラム導入前 課題 個人 課題 個人 課題 それぞれの個人の 課題が合わない
問題に対して チームで取り組む雰囲気はない
スクラムを導入したことで変化が起きた 個人 スクラム導入後 チームの課題 個人 個人 チームの課題が揃うことで 学ぶべきことに対して 共通認識が持てるようになった
スクラムを導入したことで変化が起きた 複数チームのスクラム導入後 スクラムチーム スクラムチーム スクラムチーム 開発プロセスが共通化 されたことで チーム間でも共通課題 学びの連鎖が 起こっていった
スクラム ふりかえり プランニング スクラムマスター etc... アジャイル CI/CD テスト駆動 モブプロ/ペアプロ ワーキング アグリーメント etc...
“行動の型”のある開発プロセスにより行動が均質化した 参考:9784822288815 日経BP Ben Horowitz著 浅枝 大志・関 美和 訳 Who You
Are(フーユーアー)君の真の言葉 と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる 参考:LayerX羅針盤_ver 2.1 P.15 最も強固で長続きする 企業文化は、言葉ではなく 行動に基づく “標語”から文化は生まれない。”行動”から文化が生まれる
“行動の型”のある開発プロセスにより行動が均質化した 参考:9784822288815 日経BP Ben Horowitz著 浅枝 大志・関 美和 訳 Who You
Are(フーユーアー)君の真の言葉 と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる 参考:LayerX羅針盤_ver 2.1 P.15 ”行動の型”は文化の土壌を作っていく 最も強固で長続きする 企業文化は、言葉ではなく 行動に基づく “標語”から文化は生まれない。”行動”から文化が生まれる
”行動の型”によって「主体的に学習する組織」 文化を醸成するための土壌ができた
“行動の型”で文化の根付く土壌を耕す ”断捨離”で組織文化を自己組織化する “ナラティブ”で社内と社外を循環させる 3つの要素をお話しいたします
自己組織化とは、 最初は無秩序であったものから自然発生的に秩序が生まれるプロセスのこと 参考:自己組織化とは 参考:978-4-621-30739-7 丸善出版 著 木村 卓央・高江洲 睦・水野 正隆 訳
ゾンビスクラムサバイバルガイド 健全なスクラムへの道
2023年4月頃の状況 • 勉強会の主催は基本的にマネージャー(私)が担う • 勉強は自己研鑽 or 業務で曖昧 • 参加者のモチベーションも「呼ばれた感」がまだまだある
2023年4月頃の状況 • 勉強会の主催は基本的にマネージャー(私)が担う • 勉強は自己研鑽 or 業務で曖昧 • 参加者のモチベーションも「呼ばれた感」がまだまだある 組織内で学習する文化が根付いたとは言えず
受け身な参加が目立つ
その前後で取り組んでいた活動 【定期】 • スクラムマスター勉強会 【不定期】 • LT会 • 動画上映会 【単発】
• Open Space Technology • Lean Coffee • アクティブ・ブック・ダイアローグ読書会 全て私が始めた →自然発生的に行われてほしい
自分が勉強会の主催やめたら勉強会無くなるんじゃない? 不安 不安 不安 不安 不安 不安
文化の土壌があれば必要なものは無くなりません ”行動の型”による学習する組織文化の土壌 無くなる 他の人が引き継ぐ 新たな勉強会 実は必要ない勉強会 一部には刺さってる 勉強会 自分たちの課題に 向き合っている勉強会
本当に課題に 向き合っている勉強会は無くならない 無くなっても問題ない勉強会
(時間はかかるが)やりたい人がいるなら声がかかる おーのさんLT会 やらないんですか? え?やりたい? じゃあ主催お願いw
勉強会を主催する人には感謝・賞賛を伝える 主催代わっていただいて ありがとうございます! TSの勉強会めっちゃ いいですね! おぉーXXの読書会 やってるんですか? すごい!参加させて! 勉強会もりあがってて めっちゃいいっすね!
勉強会を主催する人には感謝・賞賛を伝える 主催代わっていただいて ありがとうございます! TSの勉強会めっちゃ いいですね! おぉーXXの読書会 やってるんですか? すごい!参加させて! 勉強会もりあがってて めっちゃいいっすね!
口先だけでなく本心で!!
勉強会の主催 EMは勇気を持って”断捨離”しよう
1年経ち、最近では勉強会が 各地で自然発生するようになった! 断捨離してたら・・・
“行動の型”で文化の根付く土壌を耕す ”断捨離”で組織文化を自己組織化する “ナラティブ”で社内と社外を循環させる 3つの要素をお話しいたします
2023年4月頃の状況 • メンバーの社外コミュニティやカンファレンスへの 参加はほぼゼロ • 登壇も私以外しない
2023年4月頃の状況 • メンバーの社外コミュニティやカンファレンスへの 参加はほぼゼロ • 登壇も私以外しない 社外コミュニティで学ぼうという雰囲気はない
社外コミュニティいいよ、で片付けない • 社内の人に向けては軽い声かけになりがち→情報が足りない 「コミュニティ楽しいよ」 「勉強になるよ」
社外コミュニティいいよ、で片付けない • 社内の人に向けては軽い声かけになりがち→情報が足りない • 私たちがコミュニティに感じていることは そんな軽いものでは無い もっと、具体的に人生や仕事に役に立っているはず 「コミュニティ楽しいよ」 「勉強になるよ」
社外コミュニティいいよ、で片付けない • 社内の人に向けては軽い声かけになりがち→情報が足りない • 私たちがコミュニティに感じていることは そんな軽いものでは無い もっと、具体的に人生や仕事に役に立っているはず • だからこそ、 何が良いのか、何を感じ取って欲しいのか不明確にしない
「コミュニティ楽しいよ」 「勉強になるよ」
パブリック・ナラティブを語る 参考:9784862762931 英治出版 鎌田華乃子著 コミュニティ・オーガナイジング―― ほしい未来をみんなで創る5つのステップ 「パブリック・ナラティブ」 コミュニティを形成し、 他者の力を引き出すためのリーダーのスキル
もちろん社内で声かけする時もナラティブを語る 実は先日のfooKaigiで こんなことがあって・・・ 実は先日hogeに行って hugaな技術について 聞いてきて・・・
• スクラムフェス大阪2023 登壇 • Regional Scrum Gathering Tokyo 2024 登壇 社内でも社外でも刺さるパブリック・ナラティブを語る
社内でも社外でも刺さるパブリック・ナラティブを語る • スクラムフェス大阪2023 登壇 →組織変革に向かう苦しみを助けてくれたコミュニティの話 • Regional Scrum Gathering Tokyo 2024 登壇
→コミュニティに出会ったことで自分の人生が変わった話 +RSGTの楽しみ方を紹介
• スクラムフェス大阪2023 登壇 →組織変革に向かう苦しみを助けてくれたコミュニティの話 • Regional Scrum Gathering Tokyo 2024 登壇 →コミュニティに出会ったことで自分の人生が変わった話
+RSGTの楽しみ方を紹介 4人のエンジニア 聞いてもらいました 5人のエンジニア 聞いてもらいました 社内でも社外でも刺さるパブリック・ナラティブを語る
ナラティブを語り エンジニアを巻き込み 社内と社外の組織文化を循環させる
“行動の型”で文化の根付く土壌を耕す ”断捨離”で組織文化を自己組織化する “ナラティブ”で社内と社外を循環させる まとめ:3つの要素をお話しいたしました
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