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顧客合意を取りながら進めるAWSコスト削減の実践
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OPTiM
November 07, 2026
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顧客合意を取りながら進めるAWSコスト削減の実践
2026/11/07 開催「JAWS FESTA 2026 in AKITA」でのオプティム 澤 の発表資料です。
OPTiM
November 07, 2026
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Transcript
顧客合意を取りながら進める AWSコスト削減の実践 JAWS FESTA 2026 in AKITA クラウドセントリック トラック 2026/11/7
16:30~16:45 © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved.
自己紹介 澤(さわ) 仕事 使ってる技術 プライベート ▪ 2020年4月 株式会社オプティム入社 ▪ 医療系受託開発の
PjM やエンジニア ▪ 技術広報 ▪ フロントエンド: Vue.js, React, Next ▪ バックエンド: Go ▪ インフラ: AWS ▪ CoderDojoたまち チャンピオン ▪ TSKaigi の運営スタッフ © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 2
基本情報 商号 株式会社オプティム(プライム市場:3694) Optimization:最適化 × Optimism:楽観主義 設立 2000年 オフィス OPTiM
TOKYO(東京本社@浜松町) Tokyo OPTiM SAGA(佐賀本店@佐賀大学キャンパス内) OPTiM KOBE (神戸オフィス@三ノ宮) Saga TECH CENTER IIZUKA (テックセンター飯塚@九州工業大学飯塚キャンパス前) 代表者 菅谷 俊二 社員数 444名 (2026年4月現在) Kobe うち約7割がエンジニア職 © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 3
事業・提供サービス概要 オプティムは、AI・IoT技術を社会の隅々に行き渡らせ、日本のあらゆる産業を根底から変革 する「AXの中核を担う企業」を目指しています © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved.
4
はじめに © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 5
はじめに: 顧客から求められた AWS のコスト削減 顧客や経営者から、AWS コストの削減を求められたことはありませんか? そのときに考えた3つの観点 1
どこから調べるか 2 何を基準に 優先順位を決めるか 3 顧客にどう説明し、 納得してもらうか • Cost Explorer を 使用タイプとリージョンで見る • 削減額と実施難易度(工数・ 費用・確認先・影響)で並べる • 移行費用と回収期間、 将来の推移を見せる • 請求書の明細を読む • なぜ難しいのかを分解し、 施策ごとの削減見込みと 合わせて提案する • RI / Savings Plans は 割引率と縛りを並べる • Cost Optimization Hub の推奨を使う • 削減率は削減対象と セットで見る 今回の前提 • 新しい機能は効果と影響を そろえて提案する • 実施しない判断にも 理由を添える • 当社が AWS 環境の運用を代行し、AWS の費用は顧客が負担 • 合意の相手は顧客の技術サービス部門の管理職。請求額の推移を確認し、内訳の質問や削減の相談が来る。設定の 詳細は当社に確認。金額が大きいものや方針の変更は、上位者・他部門の確認を経て決定 © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 6
① どこから調べるか © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 7
Cost Explorer: サービス別以外の切り口でも分析 グラフやコストと使用量の内訳などから、何 にコストがかかっているかを探る ディメンションの変更やフィルターの活用で、 何に対してコストがかかっているかを追いや すい
最近は Amazon Q での質問も可能 © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 8
請求書: 明細行で料金の発生箇所まで特定 請求書(Billing and Cost Management の「請求書」) ① サービス: CloudWatch
Cost Explorer 詳細 グラフで傾向を把握 いつから増えたか どのサービス・使用タイプか ② リージョン: US East (N. Virginia) ③ $0.01 per 1,000 metrics requested using GetMetricData API - US East (Northern Virginia) ◦◦ Metrics ◦◦ 単価の説明 使用量 金額 明細行で「何に」「いくらの単価で」「どれだけ使ったか」まで特定可能 ※ 請求書の構造: Billing and Cost Management の「請求書」ページ(サービス → リージョン → 明細)。明細行の書き方は実際の請求書の CloudWatch の行の例(使用量と金額は伏せた) © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 9
Cost Optimization Hub: 推奨施策と実装の手間を一覧で提示 削除、サイズ変更、Savings Plans の購入などを、推定削減額つきで一覧にする。 推奨ごとに実装の手間、再起動が要るか、元に戻せるかも分かる(最初にオプトインが必要。削除やサイズ変更の推奨に
は Compute Optimizer のオプトインも要る) ※ 画像: AWS ブログ「自治体のためのクラウドコスト最適化 ①:定期レビューで回すコスト最適化の手順」(2026-09-16)より引用 ※ 推奨の種類と列: AWS ドキュメント「Cost Optimization Hub strategies」(2026-10-28 確認) © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 10
事例: ①の方法で発見した3件と、対応で失ったもの 事例 何で見つけたか 原因 対応 対応で失ったもの 別リージョンへの バックアップ(S3・ RDS)
請求書・Cost Explorer のリージョン別内訳 (バージニア北部に S3 費用の約半分) 東京の障害に備えて S3 を自 動で複製。RDS の手動スナッ プショットも別リージョンへ 自動コピー 東京リージョン全体の障害時に、 費用対効果を説明し、 別リージョンから復旧する手段。 顧客が複製の停止と ファイル単位の削除・変更は、 削除を判断 東京内のバージョニングで戻せ る Datadog の AWS 連携 (CloudWatch) 請求書の明細(東京以外 の全リージョンに GetMetricData API の料 金) 「Include all regions」が有 効で、全リージョンのメトリ クスを取得 使わないリージョン のメトリクス取得を 停止 東京以外のリージョンのメトリ クス(使っていないリージョン のため、監視への影響なし) 未使用の EBS (EC2) Cost Optimization Hub の推奨 何年も前の負荷試験で使った まま残っていた 削除 なし (どこからも使われていない) 機能を保ったままの削減か、機能を減らした削減かを区別して顧客に説明 ※ 当社の運用環境で実際にあった事例(2025年4月〜2026年2月)。Datadog の設定: Datadog の AWS インテグレーションの「Include all regions」 © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 11
② 何を基準に優先順位を決めるか © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 12
優先順位: 削減額と実施難易度による仕分け 削減額と実施難易度で仕分ける 削減額(年額) 大 点の位置は施策同士の相対的な比較(金額・難易度の目盛りはない) すぐ実施 難しい理由を分解し、試算を示して合意 ログの保管先を変更 (S3
→ S3 Glacier Deep Archive) 別リージョンの複製先を削除 RI / Savings Plans の購入 合意を待つ間に片付ける 判断材料をそろえて保留も選択肢 Client VPN の集約 検証環境のログ保持期間を見直し OpenSearch の統合 検証環境の稼働時間を短縮 削減額(年額) 小 未使用 EBS の削除 実施難易度 低 実施難易度 高 削減額が大きくても、実施が難しいものは合意までに時間がかかる。削減額だけで順番は決まらない 難易度の高さには種類がある(次ページ) © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 13
実施難易度の中身: なぜ難しいのかを分解して提案 作業の 工数 実施に かかる費用 顧客の 上位者・ 他部門の確認 サービス
への影響 ログの保管先を変更 (S3 → S3 Glacier Deep Archive) • • • • 移行料金(移行前の約1.5カ月分)。顧客 の会議体で合意 別リージョンの複製先を削除 • • • • 要件定義の「リージョン間で複製」からの 変更 RI / Savings Plans の購入 • • • • 前払いと1年・3年の縛り。予算を持つ人の 判断 Client VPN の集約 • • • • 消すと遠隔で保守できなくなるおそれ OpenSearch の統合 • • • • 統合のためのアプリケーション改修が必要 未使用 EBS の削除 • • • • 運用の範囲で実施 施策 難しい理由 なぜ難しいのかを理解したうえで、施策ごとに将来分まで含めた削減見込み額を示して提案 © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 14
施策ごとの削減率: 削減対象を絞って測定 施策 削減対象(下がった費用) 別リージョンの複製先を削除 S3 費用 検証環境のログ保持期間を1年に CloudWatch Logs
の保存料 ログを S3 Glacier Deep Archive へ移行 対象ログの S3 保管料 本番の未使用 EBS を削除 EBS 費用 検証環境のログ保持期間を1年に 東京の S3 費用 検証環境の稼働を1日2時間短縮 EC2 費用 約12% 検証環境の稼働を1日2時間短縮 RDS 費用 約11% © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 削減率 約50% 約81% 約59% 約50% 約34% 15
③ 顧客にどう説明し、納得してもらうか © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 16
事例1: ログの S3 保管料金を削減したい © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights
reserved. 17
課題: ログの S3 保管料金を削減したい 課題 原因 S3 の費用のうち、 監査ログなどのログ の保管料が大きい
運用の実態 何年分ものログを S3 Standard のま ま保存 3カ月より前のログ はほぼ参照なし。た だし規程上、一定期 間の保存は必要 方針 削除ではなく、低コ ストのストレージク ラスへ移行 移せば保管料は下がるが、移行にも費用がかかる → 試算して顧客に提示 © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 18
S3 ストレージクラスの比較: 保管料と制約 保管単価($/GB・月、東京) 保管単価 ($/GB・ 月) 移行 (1,000 件)
S3 Standard $0.025 - なし すぐ S3 Standard-IA $0.0138 $0.01 30日 すぐ S3 Glacier Instant Retrieval $0.005 $0.02 90日 すぐ クラス S3 Standard $0.025 Standard-IA Glacier Instant Retrieval Glacier Flexible Retrieval Glacier Deep Archive 最低保存 取り出し 期間 $0.0138 $0.005 $0.0045 $0.002 S3 Glacier Flexible Retrieval $0.0045 $0.034 迅速 1〜5分 / 標準 3〜 90日 5時間 / 大容量 5〜12時 間 S3 Glacier Deep Archive $0.002 $0.065 180日 標準 12時間以内 / 大容 量 48時間以内 選んだのは S3 Glacier Deep Archive。3カ月より前のログはほぼ参照しないため、取り出しに時間がかかっても運用 に支障がない S3 Glacier Deep Archive の保管料は S3 Standard の1割以下。ただし移行は1,000件ごとに課金、最低保存期間は 180日、取り出しは標準で12時間以内(大容量では48時間以内) 細かいファイルが大量にあると、移行の費用が保管料の差を上回ることもある ※ 単価: AWS Price List API(東京、2026-10 時点)。最低保存期間・取り出し時間・移行の注意: AWS ドキュメント「Amazon S3 storage classes」 「Transitioning objects using Amazon S3 Lifecycle」(2026-10-28 確認) © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 19
移行費込みで約2.5カ月で逆転。将来の推移を示して合意 保管料の累積(移行前の1カ月分 = 100) 移行には移行前の約1.5カ月分の 1,400 1,200 1,200 そのまま
1,000 移行費はかかるが約2.5カ月で回 800 641 移行する 600 400 200 初期費用。移行後の保管料は移行 前の約4割 移行費(初期費用) 約149 顧客にはこの推移を実際の金額で 約2.5カ月で逆転 0 0 1 2 3 4 5 収。12カ月後の累積はそのまま の場合の約半分(1,200 → 約 641) 6 7 8 9 10 11 12 経過月 示し、「12カ月後には累計でい くら下がるか」まで説明して合意 毎月の保管料 初期費用(移行) 12カ月の累積 そのまま(S3 Standard) 100 なし 1,200 移行する 約41 約149(移行前の約1.5カ月分) 約641 ※ 移行前の1カ月分の保管料を100とした指数。約2.5カ月での回収は、移行2カ月後の報告時点の見込み © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 20
すべては移さない。データの種類ごとに回収年数を算出 S3 に保存しているデータの種類 アプリケーションのログ 移行コストの回収年数 判断 0.2年 移す DB の監査ログ
1.0年 移す アプリのアーカイブデータ 1.1年 移す 5.5年 エージェントのログ 既存分は移さない すべてのログを低コストのストレージクラスへ移すのが現実的とは限らない。移行費の回収にどれぐらいかかるかを、データ の種類ごとに算出してから判断 エージェントのログはデータ量が多く、移行費の回収に5年以上。既存分は移さず、新しく保存する分を移すルールで対応 対象はアプリケーションから直接参照していないデータ(障害時の復旧用の複製)。ストレージクラスを変えても、アプリ ケーションの改修は不要 この試算は別リージョンに複製していたデータのもの。最終的に顧客は複製そのものを止めて削除すると判断 © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 21
補足: S3 Intelligent-Tiering によるアクセス状況に応じた自動移行 高頻度アクセス 30日 アクセスなし 低頻度アクセス 90日 アクセスなし
Archive Instant Access アクセスがあれば戻る オプション: Archive Access(90日以上アクセスなし)、Deep Archive Access(180日以上) ライフサイクルルール: 作成からの日数で移す / Intelligent-Tiering: アクセスがない日数で移す 注意: 128KB 未満のオブジェクトは移動の対象外。オブジェクト数に応じた監視・自動化の料金がかかる 本案件では未使用。アクセスの頻度が読めないデータの選択肢の1つ ※ AWS ドキュメント「How S3 Intelligent-Tiering works」(2026-10-29 確認) © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 22
事例2: Reserved Instance・Savings Plans © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights
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Reserved Instance・Savings Plans の仕組み: 利用の約束と引き換えの割引 Reserved Instance(RI) Savings Plans(SP) 何を約束するか
特定のインスタンスの構成(タイプ・リー ジョンなど) 1時間あたりの利用額($/時) 期間・支払い 1年 / 3年、前払いの有無を選択 1年 / 3年、前払いの有無を選択 主な対象 RDS、EC2 など EC2・Fargate・Lambda(Compute SP)な ど 約束した分は使わなくても支払い、途中解約は不可 オンデマンド(使った分だけ払う)より安くなるのは、期間中ずっと使い続ける場合 ※ AWS ドキュメント「Compute Savings Plans and Reserved Instances」「Savings Plans types」、Amazon RDS Reserved Instances(2026-10-30 確認) © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 24
Reserved Instance・Savings Plans: 割引率と縛りを併記し、顧客が選択 対象部分の割引率(オンデマンド比、当社環境での試算) RDS(RI) 1年 44% 3年 63%
EC2(Compute SP) 1年 31% 3年 49% ただし、割引が効くのは請求全体の約15%(EC2・RDS)だけ 15% 85% 紺: RI/SP の対象(EC2・RDS) グレー: 対象外(S3、データ転送、その他のサービス) → 請求全体では 1年契約で約6.7%、3年契約で約9.1% の削減(試算) 3年にするリスク(インスタンスの世代交代、料金体系の変更など)も並べて示し、顧客が1年契 約を選択 ※ 当社の運用環境での試算。割引率は 2024年2月〜2025年2月、請求全体の割合は 2026年3月の提案資料 © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 25
事例3: CloudWatch Logs Intelligent-Tiering © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights
reserved. 26
今後の検証: CloudWatch Logs Intelligent-Tiering 標準 30日 閲覧されない 低頻度アクセス 90日 閲覧されない
アーカイブ $0.033 /GB・月 $0.0198 /GB・月 $0.0066 /GB・月 (標準の100%) (標準の60%) (標準の20%) 閲覧されたら標準に戻る どの階層でも同じように検索できる アカウントとリージョンの単位でまとめて有効になる(ロググループごとには選べない) 2026年7月に始まった機能。有効化と階層の移動に追加料金はない 作成時に選ぶ「ログクラス」の Infrequent Access とは別物 その前に: ロググループの保持期間は初期設定が「無期限」。まず保持期間を見直す ※ AWS What's New(2026-07-15)、AWS ドキュメント「CloudWatch Logs Intelligent Tiering」「Log classes」。単価: AWS Price List API(東京、2026-10 時点) © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 27
実施するなら: 顧客への説明の組み立て 説明すること 内容 対象 アカウントとリージョンの単位で、すべてのロググループが対象(個別には選べない) 効果 30日・90日以上閲覧されていないログの量と、階層ごとの単価の差から試算。年額で提示 影響 どの階層でも検索の使い勝手は同じ。閲覧されたログは30日間、標準の階層に戻る
追加の費用 有効化と階層の移動に追加料金はない 戻し方 無効化すると、すべてのロググループが標準の単価に戻る 進め方 検証環境で有効化し、使用タイプ(TimedStorage-IA-ByteHrs、TimedStorage-AIA-ByteHrs)で効果を確認し てから本番へ ※ AWS ドキュメント「CloudWatch Logs Intelligent Tiering」(2026-10-28 確認)。当社では未実施。説明の組み立ては案 © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 28
事例4: 実施しないと判断したこと © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 29
「削らない」判断にも理由を添えて回答 候補 判断 理由 東京以外の全リージョンの GuardDuty 残す AWS が全リージョンでの有効化を推奨。使っていないリージョンでの 不正な操作を検知するため
遠隔保守に使う可能性がある Client VPN 残す 比較的高額で、頻繁に使うわけでもない。ただし消すと特定の端末を 遠隔で保守できなくなるおそれがあることを説明し、残すことに DB の古いデータをファイルへ移す 保留 顧客の業務で、まだデータ全体を見ることがある。ほかの部門への確 認も必要 エージェントのログ(既存分)を低コストの クラスへ移す 移さない 移行費の回収に5年以上(事例1) 別リージョンへの複製をやめて AWS Backup に切り替える 採用せず 要件定義の方針(ファイル系データはリージョン間で複製)に沿った 運用。AWS Backup にすると費用が上がる試算 削らない判断にも、セキュリティ・保守・要件定義・費用の根拠を添えて顧客に回答 © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 30
まとめ © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 31
まとめ: 顧客と合意しながらコスト削減を進める 1 どこから調べるか 2 何を基準に 優先順位を決めるか 3 顧客にどう説明し、 納得してもらうか
• Cost Explorer を 使用タイプとリージョンで見る • 削減額と実施難易度(工数・ 費用・確認先・影響)で並べる • 移行費用と回収期間、 将来の推移を見せる • 請求書の明細を読む • なぜ難しいのかを分解し、 施策ごとの削減見込みと 合わせて提案する • RI / Savings Plans は 割引率と縛りを並べる • Cost Optimization Hub の推奨を使う • 削減率は削減対象と セットで見る • 新しい機能は効果と影響を そろえて提案する • 実施しない判断にも 理由を添える 費用を負担する顧客と、根拠をそろえて合意しながら進める そのために AWS の機能と最新の情報も押さえておく © 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved. 32
© 2019-2026 OPTiM Corp. All rights reserved.