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Oracle Databaseのアップグレードと移行
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March 13, 2024
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Oracle Databaseのアップグレードと移行
アップグレードのメリットから始まり、アップグレード時の影響調査、アップグレード/移行の方式について記載
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March 13, 2024
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Transcript
Oracle Databaseのアップグレードと移行 2024/12/18 日本オラクル株式会社 クラウド・エンジニアリング統括 COE本部 データベース・ソリューション部 山田 恭平
1. アップグレードメリット 2. アップグレード時の影響調査 3. 直接アップグレードと新バージョンへの移行の違い 4. 直接アップグレードの方式 5. データベース移行の方式
6. GoldenGateの利用によるダウンタイムを極小化した移行 7. Oracle Database 23aiへのアップグレードと移行 Agenda Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 2
なぜOracle Databaseをアップグレードするのか アップグレードメリット Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates
3
既知不具合の解消、セキュリティ対策 安定稼働 保守期間延長によるサポートサービスの延長(問い合わせ対応・新規パッチの提供) 長期保守対応 性能向上・運用管理性向上・セキュリティ強化 新機能の活用/機能拡張 アップグレードメリット Copyright © 2024,
Oracle and/or its affiliates 4
不具合にまつわる一つの事実 Oracle Corporation 米国開発部門 バイスプレジデント Eleanor Meritt講演資料 既知不具合の解消 Exadataのお客様が遭遇した 不具合のうち約70%は
既存のバンドルパッチやパッチセット で修正済みのものだった Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 5
統合DB基盤で発生した障害の分析 あるお客様における安定稼働への取り組み例 製品不具合 運用上の 問題 高負荷/ 設計上の 問題 0% 25%
50% 75% 100% 既知 新規 6~8カ月 9~11カ月 12か月 以上 1年間に発生した 障害の主な要因 新規/既知の 件数 発生の何か月前に 修正済みだったか? 製品不具合に起因する障害の うち、90%以上は既知の不具合が 原因であり、予防可能であった 既知の不具合は、すべて障害発生 の6カ月以上前に修正済みであり、 半年に一回の定期パッチ適用でも 防ぐことができた Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 6
Oracle DatabaseとGrid Infrastructureのプロアクティブ・パッチ Release Updateは、セキュリティ関連の修正と優先度の高い非セキュリティ修正の両方をサポートするため、四半期毎に 提供されるOracle DatabaseとGrid Infrastructureの修正の累積的なコレクションです。 • 100万以上の機能テスト、ストレス・テストと破壊的テスト、パフォーマンス・テストといった、広範なテストが行われています。
• オプティマイザの不具合修正は、デフォルトで無効になっています。 • 常にRACローリングとStandby Firstでインストール可能です。 多くの修正が含まれるため、最新のRelease Updateの適用を推奨します。 Release Update 2019 2020 2021 2022 Jan Apr Jul Oct Jan Apr Jul Oct Jan Apr Jul Oct Jan Apr Jul Oct RU - 19.3.0 19.4.0 19.5.0 19.6.0 19.7.0 19.8.0 19.9.0 19.10.0 19.11.0 19.12.0 19.13.0 19.14.0 19.15.0 19.16.0 19.17.0 GI修正数 - 144 97 70 130 117 161 150 228 186 173 129 132 130 124 128 DB修正数 - 445 270 191 319 247 245 249 557 799 476 540 353 362 411 480 Oracle Database 19c Proactive Patch Information (Doc ID 2521164.1) Database 19 Release Updates and Revisions Bugs Fixed Lists (Doc ID 2523220.1) Grid Infrastructure 19 Release Updates and Revisions Bugs Fixed Lists (Doc ID 2523221.1) 2023 2024 2025 2026 2027 Jan Apr Jul Oct Jan Apr Jul Oct Jan Apr Jul Oct Jan Apr Jul Oct Jan Apr RU 19.18.0 19.19.0 19.20.0 19.21.0 19.22.0 19.23.0 19.24.0 19.25.0 GI修正数 163 136 86 86 73 70 67 68 DB修正数 451 356 304 207 264 225 189 217 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 7
Database 11gR2(2009年9月リリース) 以降に追加/強化されてきた膨大な機能数 1,300以上に上る新機能および機能強化 223 341 337 100 216 (Release
2) ※製品マニュアルにおける各リリースの新機能情報より抽出 ※20c Preview Releaseは一般提供されず、すべての機能を21cに含めて提供 134 (Release 1) (Release 2) • Data Redaction(11.2.0.4) • RACcheck(11.2.0.4) • GoldenGate統合(11.2.0.4) • Solaris用TDE(11.2.0.3) • サービス品質(QoS)管理 (11.2.0.2) • Database Replay(11.2.0.2) • 各種管理機能強化(11.2.0.2) • ブロック自動修復(11.2.0.1) • EditionBase再定義 (11.2.0.1) • インメモリー・パラレル実行 (11.2.0.1) • RAC機能強化多数(11.2.0.1) • XStream(11.2.0.1) • ACFS,DBFS(11.2.0.1) • SecureFilesのサポート (11.2.0.1) 等 • Full Database Caching(12.1.0.2) • 各種インメモリー機能 (12.1.0.2) • JSON対応(12.1.0.2) • PDB機能強化 (12.1.0.2) • ゾーン・マップ(12.1.0.2) • APEX機能強化 (12.1.0.1) • ヒート・マップ(12.1.0.1) • Multitenant(12.1.0.1) • Application Continuity(12.1.0.1) • Global Data Services(12.1.0.1) • ADG遠隔同期 (12.1.0.1) 等 • Sharding • Hadoop向け外部表 • MVIEW関連強化 • パーティション機能追加 • Multitenant,PDB,CDB 機能強化 • Exadata関連管理機能拡 張 • ADGでのIn-Memoryサ ポート • パブリック・クラウド対応 • 高可用性および信頼性各 種機能強化 等 • プライベート一時表 • RAC Sharding • Big Data SQLのLOB対 応 • DG環境でのPDBコピー • DBCA PDBクローン • PDBスナップショット・カルー セル • インメモリー式の動的取得 ウィンドウ • 自動インメモリー • 外部表に対するIn- Memoryサポート • インメモリー動的スキャンによ る柔軟な並列化 • セキュリティ機能強化 等 • 自動索引付け • Active Data Guard DMLリダイレクション • Memoptimized Rowstoreの高速収集 • 同じCDBでの複数のPDB シャードのサポート • ハイブリッド・パーティション表 • リアルタイム統計 • ADDMによるPDBサポート • 粒度の高いサプリメンタル・ロ ギング 等 • In-Database JavaScript • JSON 性能強化と柔軟性 • In-Memory 性能向上 • AutoML • Multitenant Data Guard • SQL マクロ • Native Blockchain Tables • Graph 性能強化 • Persistent Memory • Sharding 機能拡張 • Multitenant セキュリティ • Security 機能拡張 等 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 8
リリースやパッチの変更点を事前に把握するには アップグレード時の影響調査 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 9
アップグレード・ガイドを初めとするドキュメントを確認し仕様変更内容を確認 仕様変更の確認 ORAdiffにアクセスしリリース間のパラメータやオブジェクトなどの変更差分を確認 リリース間の変更差分の確認 Oracle Databaseのテスト機能により既存SQLを新バージョンで実行し比較 Oracle Real Application Testingによる影響調査
アップグレード時の影響調査 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 10
仕様変更の確認 アップグレードガイドを確認 • 主要な仕様変更に関しては、マニュアル 「データベース・アップグレード・ガイド」を確認し以下の事項を確認 • 動作の変更 • 非推奨となった機能、ビュー、パラメータ •
非サポートとなった機能、ビュー、パラメータ • より詳細に仕様の変更に関する情報を 収集するためには個別のマニュアルを確認 例えば下記ドキュメントのように確認可能 • SQL言語リファレンス 19c: Oracle Databaseリリース19cにおける変更点 • Real Application Clusters管理および デプロイメント・ガイド 19c:Oracle Real Application Clusters リリース19cでの変更内容 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 11
Client / Server Interoperability Support Matrix for Different Oracle Versions
(Doc ID 207303.1) • クライアント / サーバー間でバージョンが異なる場合、接続互換性を確認 クライアント / サーバーのバージョン間互換性 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 12
• サイトURL(要MOSアカウント) https://oradiff.oracle.com • 対応バージョン、パッチレベル ✓ 11.2.0.4 ~ 23.6.0 •
主な確認項目 • 利用ケース ✓ 追加された初期化パラメータを確認する ✓ デフォルト値が変わった初期化パラメータがあるのか、 どういった値に変更されたのか確認する ✓ 削除されたシステム権限を確認する 新バージョンのDB向けに作る詳細設計のインプット情報として利用し たり、運用手順やバッチスクリプトの修正点の洗い出しに活用できる リリース間の変更差分の確認 ✓ パラメータ ✓ ユーザー、ロール ✓ 権限 ✓ 修正内容 ✓ Oracleホーム ✓ オブジェクト ✓ 固定オブジェクト ✓ 監査 ✓ システム ✓ スケジューラ ORAdiffにて変更差分(追加/削除/変更)を確認可能 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 13
SQL非互換や性能影響の確認が可能 • RATを利用して、SQL非互換や性能影響を確認 • Oracle Databaseの機能を使って実際に流れている SQLを取得しテストを行うため、リアルなテストケースを 効率的に実行可能 • エラー発生や実行計画の変動有無確認であれば
実データを使わずにテスト可能 • OCIのBase Database ServiceであればEE以上で 利用可能であり、例えばクラウド環境に実データを持っ ていくことが難しい場合でも低コストで実行可能 Oracle Real Application Testing (RAT) による影響調査 SQLと 実行統計を取得 取得した SQLを実行 現行環境 テスト環境 それぞれの 実行結果を比較し てレポート出力 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 14
既存環境のアップグレードと別環境への移行について 直接アップグレードと新バージョンへの移行の違い Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 15
• 直接アップグレード • データベースに含まれるデータ・ディクショナリを 新しいバージョンに更新すること • ユーザー・データへの接触や変更、移動はない • 新バージョンへの移行 •
データベースのデータを新しい環境のデータベース (ハードウェア、オペレーティング・システム / プラット フォーム、キャラクター・セット)へ移動すること 直接アップグレードと新バージョンへの移行の違い 19c 23ai 19c 23ai Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 16
ユーティリティや機能 • 直接アップグレード • AutoUpgrade (OnP) • クラウドツールによるアップグレード • 新バージョンへの移行
• Data Pump • トランスポータブル表領域 • トランスポータブル表領域 • クロスプラットフォーム・トランスポータブル表領域 • 増分クロスプラットフォーム・トランスポータブル表領域 • フル・トランスポータブル表領域 • Oracle GoldenGate • Oracle Zero Downtime Migration • Database Migration Service など 直接アップグレードと新バージョンへの移行の違い Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 17
AutoUpgradeとクラウドツールによるアップグレード 直接アップグレードの方式 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 18
自動アップグレードユーティリティ • コマンド一つで既存データベースを直接アップグレード可能 • Configファイルを編集し、データベースの情報を入力するだけで簡単に実行 • 事前チェックのみ、実行前後にユーザ定義のスクリプト処理などDBUAよりも柔軟に実行可能 AutoUpgrade 1. Configファイル
2. 事前チェック 3. アップグレード 11.2.0.4 12.1.0.2 12.2.0.1 18c 19c 12.2.0.1 18c 19c 21c 23ai Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 19
コンソール、APIでのOracle Database 19cアップグレード • OCI上のデータベースはコンソールや CLIを利用した直接アップグレードが可能 • コンソールやCLIを使用して既存環境の アップグレードが可能 •
アップグレード可能な環境か前提条件 (OL7 , GI19cなど)の確認が必要 • アップグレード中はダウンタイムが発生 • 事前にテスト用データベースでのテストを推奨 • 11.2をアップグレードする場合アップグレード完了 後にコンソールやAPIでPDBに変換可能 • その他前提条件や注意事項はドキュメントを確認 • BaseDB • ExaDB-D • ExaDB-C@C クラウドツールによるアップグレード Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 20
新バージョンへの移行方式の選び方 データベース移行の方式 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 21
1 移行方式一覧を確認 2 移行元のデータベース、移行先のデータベースに関する情報を整理 3 整理した情報をもとに移行方式一覧から採用可能な移行方式をいくつかピックアップ 4 ピックアップした移行方式の情報を詳細に取得し、メリット・デメリットを確認(検証) 5 ライセンスコストや作業工数も含めて移行方式を決定(検証)
データベース移行方式決定までの流れ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 22
1 移行方式一覧を確認 2 移行元のデータベース、移行先のデータベースに関する情報を整理 3 整理した情報をもとに移行方式一覧から採用可能な移行方式をいくつかピックアップ 4 ピックアップした移行方式の情報を詳細に取得し、メリット・デメリットを確認(検証) 5 ライセンスコストや作業工数も含めて移行方式を決定(検証)
データベース移行方式決定までの流れ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 23
主な移行方式一覧 移行ツール 移行対象 最低移行元バージョ ン(サポート中のDBの み記載)(*1) 移行元 エディション アップグレード 可否
ビックエンディアンからの 変換 スキーマ構成 の変更 non-CDBから CDBへの移 行 停止時間 補足 Data Pump DB/表領域/ スキーマ/表 11.2.0.4 SE~ 〇 〇 〇 〇 大~中 RMAN Backup/Restore DB 11.2.0.4 SE~ 〇 〇(一部制限あり) × ×(*3) 中~小 RMAN Duplicate DB 11.2.0.4 SE~ 〇 〇(一部制限あり) × × 小 Transportable Tablespaces 表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇(一部制限あり) × 〇 中~小 移行先DBはEE以上が必要 Full Transportable export/import DB 11.2.0.4 EE 〇 〇(一部制限あり) × 〇 中~小 移行先DBはEE以上が必要 移行先DBバージョンは12.1.0.1以降 RMAN Transportable Tablespaces DB/表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇(一部制限あり) × 〇 中~小 移行先DBはEE以上が必要 PDB Unplug/Plug PDB 12.1.0.2 SE~ 〇 × × × 中~小 PDB Clone PDB 12.1.0.2 SE~ 〇 × × × 小 Non-CDB Clone DB 12.1.0.2 SE~ × × × 〇 小 Data Guard DB 11.2.0.4 EE 〇 × × × 極小 移行先DBはEE以上が必要 アップグレードを伴う移行には要ADG GoldenGate DB/表領域/ スキーマ/表 11.2.0.4(*2) SE~+ GoldenGate 〇 〇 〇 〇 極小 ダウンタイムを極小化したい場合に 他の移行方式と併用しての利用を推奨 Zero Downtime Migration DB 11.2.0.4 SE~ 〇 〇(AIX,Solarisのみ) 〇 〇 極小 Oracle Cloud Infrastructureへの移行 移行元ライセンスによって 選択可能な移行方式が異なる Database Migration Service DB 11.2.0.4 SE~ 〇 × × 〇 極小 Oracle Cloud Infrastructureへの移行 ZDMの論理移行をフルマネージドサービスで 提供 アップグレードを伴う 移行は〇から選択 (*1)サポートされている最低バージョン。これよりも古いバージョンでのサポート可否は都度確認が必要。 (*2)利用製品/バージョン/OS等、ソースDBのサポート可否は都度確認が必要。 (*3)non-CDBが18c以降である場合はDBMS_PDB.EXPORTRMANBACKUPを活用することで実現可能 https://oracle-base.com/articles/18c/multitenant-usable-backups-of-non-cdbs-and-relocated-pdbs-18c Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 24
1 移行方式一覧を確認 2 移行元のデータベース、移行先のデータベースに関する情報を整理 3 整理した情報をもとに移行方式一覧から採用可能な移行方式をいくつかピックアップ 4 ピックアップした移行方式の情報を詳細に取得し、メリット・デメリットを確認(検証) 5 ライセンスコストや作業工数も含めて移行方式を決定(検証)
データベース移行方式決定までの流れ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 25
考慮すべき主要なポイント • ホスト・オペレーティング・システムとバージョン • データベースのバージョン/エディション • データベースの文字セット • インデックスを含むデータの量 •
データベースで使用されるデータ型 • データ・ステージングのためのストレージ • 許容されるシステム停止の長さ • データベースのホスト・プラットフォームのエンディアン形式 • データベースのデータベースアーキテクチャ(Multitenant) • ネットワーク帯域幅 移行方式の選び方 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 26
1 移行方式一覧を確認 2 移行元のデータベース、移行先のデータベースに関する情報を整理 3 整理した情報をもとに移行方式一覧から採用可能な移行方式をいくつかピックアップ 4 ピックアップした移行方式の情報を詳細に取得し、メリット・デメリットを確認(検証) 5 ライセンスコストや作業工数も含めて移行方式を決定(検証)
データベース移行方式決定までの流れ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 27
Oracle Database Migration Methods Advisorの利用 • Oracleが公開している Oracle Database Migration
Methods Advisor を使って移行方式の絞り込みが可能 • 移行元DBバージョン、移行先DBバージョンを 最低条件として様々な条件を入力することで 最適な移行方式を検索 移行方式の絞り込み Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 28
1 移行方式一覧を確認 2 移行元のデータベース、移行先のデータベースに関する情報を整理 3 整理した情報をもとに移行方式一覧から採用可能な移行方式をいくつかピックアップ 4 ピックアップした移行方式の情報を詳細に取得し、メリット・デメリットを確認(検証) 5 ライセンスコストや作業工数も含めて移行方式を決定(検証)
データベース移行方式決定までの流れ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 29
移行方式パターン 検討例 ① Data Pump ② Transportable Tablespaces ③ Full
Transportable export/import ④ GoldenGate OnPとOCIとの ネットワーク接続 任意 任意 任意 必須 移行単位 DB/表領域/スキーマ/表 表領域 SYSTEM、SYSAUX以外のDB全体 DB/表領域/スキーマ/表(細かく制御が可能) 段階移行可否 可 (オブジェクト毎) 可 可 可 転送容量 大 中 中 中 必要停止時間 大 中 小 極小 特記事項 • 更新対象のオブジェクト(表領域、 スキーマ、表)が特定できる場合 に段階移行が可能 • 移行時のダンプファイルはHCC圧 縮が無効になるため、容量が肥 大化する可能性 • 表領域単位での段階移行が可能 • 増分バックアップを利用する場合は、事前 にフルバックアップを転送しておくことで、ダウ ン・タイムの短縮が可能。更新箇所の特 定も不要。RMANを利用する場合は、移 行元をREAD ONLYに切替えずに実行可 能(移行元と移行先のデータベース・キャ ラクタ・セットに互換性があることが条件) • 表領域ごとに移行ステップの管理が必要 • 事前にフルバックアップを転送しておくこ とで、ダウン・タイムの短縮が可能 • ②の増分バックアップを併用した場合 と比較して、表領域ごとに繰り返し実 施せずに済む • 全量テスト環境作成を考慮すると手 順が煩雑になる • オンラインで差分更新を適用可能であり、移行時のシステム停止時間 の最小化が可能 • 双方向同期により並行稼動ができるため業務、DB毎などの段階移行 が可能 • 万が一のときに、現行本番環境に切り戻すことが可能 • 更新量に応じたネットワーク帯域の考慮が必要 • 初期移行については、処理の高速化のために他の方式の利用を推奨 • クラウドへのNW接続が必要(中間サーバを配置した連携は可能) • テスト環境構築が容易 • 大量データ移行としては10TB での実績あり(双方向) • 別途ライセンスの購入が必要(移行後はActive Data Guardとしての利 用が可能) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 30
1 移行方式一覧を確認 2 移行元のデータベース、移行先のデータベースに関する情報を整理 3 整理した情報をもとに移行方式一覧から採用可能な移行方式をいくつかピックアップ 4 ピックアップした移行方式の情報を詳細に取得し、メリット・デメリットを確認(検証) 5 ライセンスコストや作業工数も含めて移行方式を決定(検証)
データベース移行方式決定までの流れ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 31
移行実例 データベース移行実績 A社 B社 C社 D社 E社 F社 クラウドサービス ExaDB-D
ExaDB-D DB on IaaS + BaseDB ExaDB-D ExaDB-D DB on IaaS マルチテナント 無 → 有 有 → 有 無 → 無 無 → 有 無 → 有 無 → 有 パッチ適用 無 有 無 無 無 ?? データ量(*) 多 (15TB) 多 (3TB, 14TB) 多 (7TB) 少 (300GB) 少 (650GB, 70GB) 多 (4TB) ネットワーク 転送速度 高速 FastConnect (10G) 高速FastConnect (10G) 高速 FastConnect (100M) 高速 FastConnect (300M) 高速 FastConnect (300M) 高速 FastConnect 表領域暗号化 有 → 有 無 → 有 無 → 有 無 → 有 無 → 有 ?? ダウンタイム 短(2時間) 短(24時間) 短(8時間) 長(48時間) 長(48時間) 短 アップグレード 有(11.2→19c) 有(12.2→19c) 有(11.2.0.3 →11.2.0.4) 有(12.1→19c) 有(11.2→19c) 有(11.2→12.2) データベース統合 無 有 無 無 無 無 移行方法 GoldenGate Data Guard + Unplug/Plug Data Guard + TTS Data Pump Data Pump GoldenGate (*) 移行予定も含みますので、すべての実績があるという訳ではありません Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 32
移行例の検証 データベース移行検証 移行方法 Data Pump(TTS) RMAN Duplicate + 基本スタン バイ
RMANバックアップからのTTS RMANバックアップからのTTS クラウドサービス BaseDB BaseDB BaseDB ExaDB-D マルチテナント 有 → 有 有 → 有 無 → 有 無 → 有 データ量(*) 少 (100GB未満) 少 (100GB未満) 1TB 1TB ネットワーク 転送速度 高速 (同一VCN内通信) 高速 (同一VCN内通信) 低速 インターネット(大阪→東京) 低速 インターネット(大阪→東京) 表領域暗号化 無 → 有 無 → 有 無 → 有 無 → 有 作業時間 約2時間 約2時間 約13時間 約11時間 アップグレード 有(12.1→19c) 無 有(12.1→19c) 有(12.1→19c) データ同期作業 無 無 無 無 移行手順 Qiita Qiita Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 33
GoldenGateの利用によるダウンタイムを極小化した移行 ダウンタイム極小化のためのベストプラクティス Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 34
Oracle GoldenGateを利用したダウンタイムの極小化 問題発生時の備えとして旧システムへ更新デー タを反映し一定期間運用 (切り戻し可能な構成) GoldenGateで最新データまで同期 現行システムを停止し、新システムへの更新デー タの反映完了確認後に切り替え (停止時間) 現行システムを稼働しつつ、
静止点をとって新システムへデータを初期移行 現行システム 新システム 現行システム 新システム 旧システム 新システム 現行システムによるサービス 新システムによるサービス Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 35
フルマネージド型データレプリケーション(Change Data Capture)サービス サービス概要/特徴 • OCI GoldenGate は、Oracle GoldenGateをベースとしたフル マネージド型のデータレプリケーションサービスです
• OCI GoldenGate は、接続対象データベースのパフォーマンス への影響を最小限に抑えながら、リアルタイムの変更データ をキャプチャして、OLTP、DWH、ODS、レポート・システムなど に伝搬します こんな課題に役立ちます • OLTPシステムとDWHシステムの間で、変更差分デー タをリアルタイムに連携させたい • オンプレミスDBのデータをクラウド上のDBにリアルタイム 連携させたい • クラウド上のDB間でリアルタイムデータ連携をしたい サービス価格(PAYG) • Oracle Cloud Infrastructure - GoldenGate \188.174[OCPU/時間] Oracle Cloud Infrastructure - GoldenGate GUIで操作する フルマネージド型 GoldenGate サービス オンプレミスと クラウドを繋ぐ リアルタイムな データ連携 マルチリージョン、 マルチクラウドでの リアルタイムな データ連携 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 36
概要と違い ZDM (Oracle Zero Downtime Migration) DMS (OCI Database Migration
Service) Oracle Databaseの移行ツール/サービスであるZDMとDMSとは • Oracle Database用の移行ツール • Data Pump, GoldenGate, RMAN, Data Guardを内部 的に動作してダウンタイムを極小化した移行を実行す る • コマンド・ベースの操作 • 詳細な移行要件の指定が可能 • 無償 • Oracle Database用の移行サービス • ZDM (Data Pump, GoldenGate)を内部的に動作してダ ウンタイムを極小化した移行を実行する • OCI上でのGUIベースの操作 • 無償 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 37
Oracle Zero Downtime Migration (ZDM) • Oracle Database用の 移行ツール •
コマンド・ベースの操作 • 詳細な移行要件の指 定が可能 • 無償(※) ZDMとDMSとは OCI Database Migration Service (DMS) • Oracle Database用の 移行ツール • GUIベースの操作 • 無償(※) Oracle GoldenGate • データ連携/移行ツール • インフラからプラットフォー ムまですべて お客様管理 • 高コスト OCI GoldenGate • データ連携/移行ツール • インフラからプラットフォー ムまですべて Oracle管理 • 自動スケーリングが可能 • ライセンス版より低コスト カスタマイズ性 シンプルな操作性 ※ GoldenGate利用の場合、利用開始から183日間は無償利用可能 Oracle GoldenGateとの関係性 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 38
GoldenGateによるデータベース移行の注意点 サイジングと留意点 Extract Replicat 【Source】 【Target】 【Deployment】 Source Database :
• 必須および推奨パッチ適用状況 • 想定される単位時間での(最大)負荷の確認 • 設定変更の可否(Archive Log モードなど) • 連携に伴う負荷の見積もり データ連携の要件 : • 許容されるラグ(連携の差異) • 耐障害性 (証跡の維持期間と復旧手順) Deployment : • 概ねのデプロイメントのサイジング • プロセス構成の検討(並列化の有無) • デプロイメントの監視・管理 • 証跡の管理とデプロイメントのバックアップ • アップグレード Network : • セキュリティと安定性 • 性能(帯域)と距離 • 使用帯域は更新量に依存 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 39
サポートされるバージョンの確認 • GoldenGateはバージョンによって接続がCertificateされているデータベースが異なる • GoldenGate 23.4.0.0.0 : Oracle Database 19c、21c、23ai
• GoldenGate 21.3.0.0.0:Oracle Database 11.2.0.4、12.1.0.2、19c、21c • GoldenGate 19.1.0.0.0:Oracle Database 11.2.0.4、12.1.0.2、12.2.0.1、18c、19c • 詳細なサポート情報については以下リンクを参照 https://www.oracle.com/integration/goldengate/certifications/ • 移行元、移行先のデータベースバージョンに応じて 適切なGoldenGateのバージョンを選択する必要がある GoldenGateによるデータベース移行の注意点 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 40
OCI GoldenGateを利用する場合のバージョンについて • OCI GoldenGateにて現在(2024/12)作成可能なバージョンは 21.15(デフォルト)、23.0、23.4 • OCI GoldenGateは自動アップグレード機能により、利用中のGoldenGateが自動的にアップグレードされる •
メジャー・バージョンの自動アップグレードはOCI GoldenGateのデフォルトバージョンが変更されてから 一年後に実行され、現在(2024/12)は2025年秋頃を予定 • 移行予定のデータベースのバージョンや移行スケジュールによっては、OCI GoldenGate単体(23ai)では 移行ができない可能性があるので注意 • 例:11.2.0.4のデータベースを移行したい場合、OCI GoldenGate 23aiに加えて19cや21cのGoldenGateが必要 GoldenGateによるデータベース移行の注意点 OCI マーケットプレイス GoldenGate21cなど OCI GoldenGate23ai 11.2.0.4 19.24 Trail Fileの伝搬 Extract Replicat Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 41
伝搬がサポートされるデータ型や制限事項の確認 • Oracle GoldenGateにはサポートされるデータ型や制限事項、注意点がある • OracleではGoldenGate利用に伴うデータベースのアセスメントサービスをご提供 • Oracle GoldenGateによるオブジェクト伝搬時の制限事項や注意点を整理し、報告書を作成するサービス •
弊社から実行スクリプト(sqlファイル)とヒアリングシート(Excelファイル)を提供し、お客様の方で実行と入力 をして結果を送っていただく • お客様から入手したスクリプト実行結果、ヒアリングシートを元に、伝搬時に注意の必要なオブジェクトやデータ型 などを整理し、報告書をお渡しする GoldenGateによるデータベース移行の注意点 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 42
Oracle Database 23aiへのアップグレードと移行 旧バージョンからのアップグレードと移行について Copyright © 2024, Oracle and/or its
affiliates 43
旧バージョンからのアップグレードと移行について • Oracle Database 23aiへの直接アップグレードは19c、21cからのみ可能 • 18c以前のバージョンから直接アップグレードを行う場合は19cを経由してアップグレードする必要がある Oracle Database 23ai
への直接アップグレード Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 44 11.2.0.4 12.1.0.2 12.2.0.1 18c 19c 21c 23ai
旧バージョンからのアップグレードと移行について • Oracle Database 23aiへの移行の場合、18c以前のバージョンから移行可能な方式は以下の通り • Oracle Database 19cや21cを経由して2段階移行する場合は、その他の移行方式を選択可能 Oracle
Database 23ai への移行 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 45 方式 備考 Data Pump コマンドでの実行に加えてZDMやDMSのオフライン移行でも可能 Transportable Tablespaces RMANと併用した増分リストアの方式は不可 GoldenGate GoldenGate19c or 21c と23ai の2バージョンが必要
サポートされるバージョンの確認 • GoldenGateはバージョンによって接続がCertificateされているデータベースが異なる • GoldenGate 23.4.0.0.0 : Oracle Database 19c、21c、23ai
• GoldenGate 21.3.0.0.0:Oracle Database 11.2.0.4、12.1.0.2、19c、21c • GoldenGate 19.1.0.0.0:Oracle Database 11.2.0.4、12.1.0.2、12.2.0.1、18c、19c • 詳細なサポート情報については以下リンクを参照 https://www.oracle.com/integration/goldengate/certifications/ • 移行元、先のデータベースバージョンに応じて 適切なGoldenGateのバージョンを選択する必要がある 【再掲】GoldenGateによるデータベース移行の注意点 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 46
旧バージョンからGoldenGateを利用して移行するには • GoldenGateを2バージョン用意することで18c以前のバージョンから23aiへの移行が可能 • 例1:GoldenGateホスト1台に2バージョンを構成する(この場合両バージョンをサポートするOSを選択する) • 例2:GoldenGateをバージョンごとにホストを分けて構成する(OCI上のGGを使う場合このような構成に) Oracle GoldenGate による23aiへの移行
21c 23ai 11.2.0.4 23.4 Trail Fileの伝搬 Extract Replicat Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 47 21c 23ai 11.2.0.4 23.4 Trail File Extract Replicat
移行前のアップグレード • 移行前にデータベースをアップグレードすることで移行可能な方式の選択肢を増やすことが可能 • 例:移行前にオンプレミス上で直接アップグレードをしてからOCI上のExaDB-Dへ移行 • メリット1:19cへのアップグレードを事前に行っておくことでGoldenGate 23aiのみで移行可能に • メリット2:19cへのアップグレード時にCDB構成化しておくことでMultitenantの機能を使って簡単に移行可能に
Oracle Database 23aiへのアップグレードと移行 11.2.0.4 19.24 23.4 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 48
移行後のアップグレード • 19cのデータベースに移行後、将来的に23aiへクラウドの機能を使って簡単にアップグレード • 例1:19cへ一度移行し、その後ExaDB-D上でコンソールやAPIでアップグレード • 例2:移行時はバージョンを変えずData Guardなどで移行し、その後ExaDB-D上でコンソールやAPIでアップグレード Oracle Database
23aiへのアップグレードと移行 11.2.0.4 23.4 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 49 19.24 19.24 23.4 19.24
Appendix Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 50
Data Pump 移行方式概要 移行方式がシンプル ビックエンディアンから変換が可能 スキーマ構成の変更が可能 1. 移行先DBを構築 2. 移行元DBでdumpファイルをexport
3. dumpファイルを転送 4. 移行先DBでdumpファイルをimport 停止期間 停止期間の考慮が必要 主な前提条件 特徴 作業ステップ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 51 dmp
RMAN Backup/Restore 移行方式概要 移行方式がシンプル アップグレードが可能 本番運用にて取得してる バックアップデータを使って移行可能 1. 移行元DBにてRMANバックアップを取得 2.
OCIで移行先DBを構築 3. ツールを使用して初期作成されたDBを削除 4. バックアップデータを移行先DBへコピー 5. (移行元DBが暗号化されている場合) 移行元パスワードファイルとTDEウォレットファイルを移行先DBへコピー 6. RMAN制御ファイルリストア 7. RMANデータベースリストア 停止期間の考慮が必要 主な前提条件 特徴 作業ステップ(Oracle Cloud Infrastructureへの移行の場合*) Cloud Backup Module for OCIの利用を推奨 (Oracle Cloud Infrastructureへの移行の場合) 停止 期間 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 52 backup
RMAN Duplicate 移行方式概要 移行元DBがオンラインのまま 複製が可能 既存のバックアップセットをつかった 複製が可能 スタンバイデータベースの作成が可能 1. OCIで移行先DBを作成
2. (必要に応じて) dbcliコマンドを使用して初期データベースを削除 3. dbcli create-dbstorageを使用してDATA,RECO,REDOストレージのディレクトリを設定 4. (ソースDBがTDE構成の場合) 移行元DBのウォレットをコピーし 復元操作中にウォレットを参照できるよう設定 5. 静的リスナーの設定 6. RMAN Duplicateコマンドを使用して データベースを移行 移行先DBシステムから移行元DBシステム のリスナーポートへ接続可能なこと 移行先DBシステムから 移行元DBシステムへSSH接続が可能なこと 主な前提条件 特徴 作業ステップ(Oracle Cloud Infrastructureへの移行の場合*) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 53
Transportable Tablespaces 移行方式概要 メタデータはdata pump データ・ファイルは物理コピーと 別々に移行し、高速な移行を実現 インポート先でインデックスの再構築 統計情報の再取得を実施しない PL/SQLパッケージなどのオブジェクトは
移行先で作成する必要がある 1. 移行先DBを構築 2. 移行元DBで表領域をREAD ONLYに 3. 移行元DBでメタデータをexpdp 4. メタデータとデータ・ファイルを転送 5. 移行先DBでメタデータをimpdp 停止期間 移行対象は表領域 ユーザ表領域が対象(SYSTEM/SYSAUX /TEMP/UNDOなどの管理表領域は対象外) 主な前提条件 特徴 作業ステップ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 54 dmp dbf
Full Transportable export/import 移行方式概要 Transportable Tablespacesと異なり DB全体を移行可能 PL/SQLパッケージなどのオブジェクト も一括で移行 大量データをコピーする場合は
RMAN増分バックアップを利用することで 停止期間を短縮した移行が可能 1. 移行先DBを構築 2. 移行元DBで表領域をREAD ONLYに 3. 移行元DBでexpdpを実行 (FULL=Y, TRANSPORTABLE=ALWAYSを指定) 4. メタデータとデータ・ファイルを転送 5. 移行先DBでimpdpを実行 (FULL=Y, TRANSPORTABLE=ALWAYSを指定) 停止期間 移行元DBバージョンは11.2.0.3以降 移行先DBバージョンは12.1.0.1以降 主な前提条件 特徴 作業ステップ ユーザ表領域が対象(SYSTEM/SYSAUX /TEMP/UNDOなどの管理表領域は対象外) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 55 dmp dbf
RMAN Transportable Tablespaces 移行方式概要 RMANバックアップセットから 表領域を作成することで 表領域をREAD ONLYにせずに移行可能 オンプレミスにて運用している 既存のバックアップ設定を
変更する必要がない 1. 移行先DBを構築 2. 移行元DBで RMAN> TRANSPORT TABLESPACE (メタデータのdmp,データベース・ファイル,impdpサンプ ルスクリプトが作成されます) 3. 出力されたファイルを転送 4. 移行先DBでimpdpを実行 移行対象はDB全体、表領域どちらでも 主な前提条件 特徴 作業ステップ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 56
PDB Unplug/Plug 移行方式概要 Multitenantの利点を生かし PDBを簡単に移行可能 12.2以降ではオンラインで Unplug/Plugが可能 (PDB再配置) PDB再配置では移行先PDBへの接続を 自動リダイレクト
1. 移行先CDBを作成 2. 移行元PDBを停止 3. Unplugコマンドを実行し データ・ファイルのリスト を含むXMLファイルを生成 4. XMLファイルと データ・ファイルを転送 5. 移行先DBでXMLファイルと データ・ファイルを 指定してPDBを作成 停止期間 PDB再配置にて移動時に接続中の コネクションや実行中のトランザクション はロールバックされる 12.1.0.2以降のPDBが対象 主な前提条件 特徴 作業ステップ(Unplug/Plug) 作業ステップ(PDB再配置) 1. 移行先CDBを作成 2. 移行先CDBに接続し、移行元CDBへの データベースリンクを作成 3. 移行先CDBに接続し、PDB再配置の SQLを実行 4. 移行先PDBをOPEN Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 57
PDB Clone 移行方式概要 移行元PDBをクラウド環境へそのまま クローニング 12.2以降であればオンラインで クローン可能(ホットクローン) 12.2以降でクローン実行後に移行元PDBの データ更新をターゲットPDBに反映可能 (リフレッシュ可能クローン)
1. 移行先CDBを作成 2. 移行先CDBに接続し、 移行元CDBへの データベースリンクを作成 3. 移行先CDBに接続し、 クローンPDB作成SQLを実行 12.1.0.2以降のPDBが対象 主な前提条件 特徴 作業ステップ(ホットクローン) 作業ステップ(リフレッシュ可能クローン) 1. 移行先CDBを作成 2. 移行先CDBに接続し、 移行元CDBへの データベースリンクを作成 3. 移行先CDBに接続し、 クローンPDB作成SQLを実行 (refresh mode句を指定) 4. 指定した値で自動リフレッシュ or 手動リフレッシュコマンド実行 ※リフレッシュ時に移行先PDBは CLOSEされていること Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 58
Non-CDB Clone 移行方式概要 移行元非CDBを移行先の環境へ PDBとしてクローニング 移行元環境が12.1.0.2以降であれば 非CDBを簡単にPDB化して移行できる 1. 移行先CDBを構築 2.
移行元非CDBをREAD ONLYに 3. 移行先CDBに接続し、 移行元非CDBへの データベースリンクを作成 4. 移行先CDBに接続し、 クローンPDB作成SQLを実行 5. 移行先DBノードで、 $ORACLE_HOME/rdbms /admin/noncdb_to_pdb.sqlを実行 12.1.0.2以降の非CDBが対象 主な前提条件 特徴 作業ステップ 停止期間 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 59
GoldenGate 移行方式概要 DB移行に使用することで ダウンタイム最小限で移行可能 双方向同期により並行稼動ができるため 業務、DB毎などの段階移行が可能 DB全体だけでなくobject単位での 同期が可能 1. 移行先DBを構築
2. GoldenGate環境を構築 3. 別の移行方式で既存DBの初期データを移行 4. 差分データを同期 5. 環境切り替え 移行アセスメントを実施 主な前提条件 特徴 作業ステップ Oracle GoldenGateライセンスが必要 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 60
フルマネージド型データレプリケーション(Change Data Capture)サービス サービス概要/特徴 • OCI GoldenGate は、Oracle GoldenGateをベースとしたフル マネージド型のデータレプリケーションサービスです
• OCI GoldenGate は、接続対象データベースのパフォーマンス への影響を最小限に抑えながら、リアルタイムの変更データ をキャプチャして、OLTP、DWH、ODS、レポート・システムなど に伝搬します こんな課題に役立ちます • OLTPシステムとDWHシステムの間で、変更差分デー タをリアルタイムに連携させたい • オンプレミスDBのデータをクラウド上のDBにリアルタイム 連携させたい • クラウド上のDB間でリアルタイムデータ連携をしたい サービス価格(PAYG) • Oracle Cloud Infrastructure - GoldenGate \188.174[OCPU/時間] Oracle Cloud Infrastructure - GoldenGate GUIで操作する フルマネージド型 GoldenGate サービス オンプレミスと クラウドを繋ぐ リアルタイムな データ連携 マルチリージョン、 マルチクラウドでの リアルタイムな データ連携 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 61
システムのダウンタイム極小化を実現するOracle Cloud へのデータベース移行ツール サービス概要/特徴 • Zero Downtime Migrationは、 データベースをOracle Cloudやオンプレミス
Exadataにスムーズに移行可能なツールです • 従来から存在するOracle Databaseの機能や GoldenGateをツールが自動的に構成し、コマンド 一つでダウンタイムの少ない移行が実現できます こんな課題に役立ちます • 既存データベースをOracle Cloud 環境に移行したい • サービス停止時間をできるだけ短くして環境の切り替え を完了したい • IT部門にクラウド移行のノウハウが少なくてもスムーズな データベース移行を実現したい 価格 • 無償(*) Zero Downtime Migration • GoldenGate利用の場合、利用開始から183日間は無償利用可能 184日(6ヶ月)以上経過した場合、それ以降ライセンスが必要になる • ComputeやObject Storage などのOCI環境は別途課金対象となります (*) * 2023年3月現在 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 62
移行パターンの整理 物理移行 論理移行 オフライン オンライン オフライン オンライン RMAN Backup &
Restore Data Guard RMAN Backup & Restore Data Pump Data Pump GoldenGate + + Enterprise Editionでのみ利用可能 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 63
• 移行元として指定可能なソースデータベースのプラットフォームは下記の通り • 対象プラットフォームごとにサポートされる移行パターンが異なる (*1)Oracle Cloud Infrastructure 共同管理データベース • Base
Database Service (BaseDB) • Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure (ExaDB-D) • Exadata Database Service on Cloud@Customer (ExaDB-C@C) (*2)non-CDB環境のみ サポートされるソースデータベースのプラットフォーム オンプレミス OCI 共同管理 データベース(*1) Linux-x86-64 RDS for Oracle IBM AIX Oracle Solaris 物理オフライン 物理オンライン 論理オフライン 論理オンライン (*2) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 64
Exadata On-Premises BaseDB ExaDB-D ExaDB-C@C ADB-S ADB-D 物理オフライン 物理オンライン 論理オフライン
論理オンライン • 移行先として指定可能なデータベースは下記の通り • 対象データベースごとにサポートされる移行方式が異なる サポートされるターゲットデータベース Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 65
• サポートされるデータベースのバージョン • Oracle データベース 11g リリース 2 (11.2.0.4) •
Oracle データベース 12c リリース 1 (12.1.0.2) • Oracle データベース 12c リリース 2 (12.2.0.1) • Oracle データベース 18c • Oracle データベース 19c • Oracle データベース 21c • 以降のすべてのOracle Databaseリリース ※物理移行の場合ソース、ターゲットは同一のバージョン、同一のエディションであること(ドキュメント) サポートされるデータベースのバージョン Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 66
物理オンライン移行の場合 構成要素 Customer Data Center Source Database User App ZDM
Oracle Cloud Infrastructure VPN FastConnect Dynamic Routing Gateway Service Gateway VCN Target Database ※ ZDMサービスホストは OCI Compute上にも配置可能 SSH SSH RMAN Restore RMAN Backup https Object Storage (Backups) Data Guard Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 67
論理オンライン移行の場合 構成要素 Customer Data Center Source Database User App ZDM
Oracle Cloud Infrastructure VPN FastConnect Dynamic Routing Gateway Service Gateway VCN Extract Replicat Oracle GoldenGate – Database Migrations Target Database ※ ZDMサービスホストは OCI Compute上にも配置可能 SSH SSH https SQL*Net Data Pump Import Data Pump Export https Object Storage (Dump Files) SQL*Net Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 68
フルマネージド型、Oracle Cloud へのデータベース移行サービス ◼ 概要 • データベースをOracle Cloudにスムーズに移行できるようにするサー ビスです。いくつかの簡単なステップで、移行元データベースに接続 し、初期同期から、オンラインレプリケーションを開始して、ダウンタイ
ムの少ないカットオーバーを実現します • データベース移行開始から6か月間は無償です ◼ 主な特徴 • オフライン/オンラインでの論理的移行 • スキーマ/メタデータの移行 • エンタープライズ向けの強力なオラクル・ツール(Zero Downtime Migration、GoldenGate、Data Pump)をベースとしたサービス Oracle Cloud Infrastructure – Database Migration Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 69
ユースケース Oracle Cloud Infrastructure – Database Migration サポートされている移行ユースケース オンプレミスから OCI
環境へ 3rd Party Cloud から OCI 環境へ Oracle Legacy Cloud から OCI 環境へ OCI 環境 から OCI 環境へ サポートされているネットワーク接続イメージ Agentを用いたFirewall越しの オフライン移行 FastConnect/VPN を使用した オフライン移行 FastConnect/VPN を使用した オンライン移行 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 70
提供される2つの移行方式 • OCI Database Migration(クラウド側)から、ソースデータベース 環境へのオンライン接続(SQL*Net接続)が必要となります。 • 初期ロードはData Pumpにより実行されますが、一旦Object Storageに出力(Export)してロードする方式か、ネットワークリ
ンクで直接ロードする方式のどちらかを選択可能です。 • 差分同期はクラウド側でOracle GoldenGateが構成された GoldenGate Hubによって実行されます。 • アプリケーションをオンライン移行中にクラウド側へ切り替え、 OCI Database Migration を終了することで移行が完了します。 ※双方向連携は未サポートのため切り戻し構成はサポートされ ません • OCI Database Migration(クラウド側)から、ソースデータベース 環境へのオンライン接続が出来ないケースで使用します。 • Database Migration Agentをソース側に配置して、Agentが 仲介する形で移行を実行します。 • Agentは、ソースデータベースとは別のサーバーにインストール することが可能です。 • AgentがサポートするOSはOracle Linux 7(Linux-x86-64)もしく はそれ以降です。 • オフライン移行中は、ソースデータベースへのアクセス(アプリ ケーションからの接続)を停止する必要があります。 Oracle Cloud Infrastructure – Database Migration オンライン移行 オフライン移行 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 71
オフライン移行の主なステップ 1. 前提条件の設定 • ターゲットDBの準備(プロビジョニング) • Stream(Oracle Streaming)の作成 • Object
Store Bucketの作成 2. Migration Agentをダウンロードしてインストール 3. AgentおよびStreamへの接続設定 4. OCI Database Migrationでマイグレーションを作成 5. 移行の事前チェック 6. マイグレーションの開始 • Datapumpを使用してソースDBをオブジェクトストアにエクスポートす る • Datapumpを使用してターゲットDBにインポート 7. 移行の完了 ADB Tenancy OCI Database Migration Tenancy On-Premise / 3rd party cloud OCI Database Migration Console UI Datapump Datapump OCI Streaming Stream Object Store Bucket DMS Agent Customer Tenancy Initial Load Private Endpoint Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 72
ADB Tenancy On-Premise / 3rd party cloud オンライン移行の主なステップ 1. 前提条件の設定
• ソースDB接続のためのVPNまたはFastConnectの設定 • ターゲットDBの準備(プロビジョニング) • OGG VMの(プロビジョニング) • レプリケーションのためのソース/ターゲットDBの設定 2. OCI Database Migrationでマイグレーションを作成 3. 移行の事前チェック 4. マイグレーションの開始 • Data Pump over dblinkを使用してソースDBをターゲットDBにエクス ポート • 移行元DBから移行先DBへのOGGレプリケーションを作成し、初期 ロード後のすべての変更を開始する 5. 移行の完了 OCI Database Migration Tenancy OCI Database Migration Console UI VPN/FC VPN/FC OGG VM Marketplace Initial Load (sqlnet) Replication OCI Object Store Bucket Customer Tenancy or Datapump Datapump Private Endpoint Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 73
サポートされるソース/ターゲットデータベースについて(2021年10月現在) • Oracle Database 11g Release 2 (11.2.0.4) • Oracle
Database 12c Release 1 (12.1.0.2) • Oracle Database 12c Release 2 (12.2.0.1) • Oracle Database 18 Release 3 (18.3) • Oracle Database 19c • Oracle Database 21c • 上記以降のリリース ※OSはLinux-x86-64のみサポート対象 • 共有ExadataインフラストラクチャでのOracle Autonomous Database • 専用Exadataインフラストラクチャを使用したOracle Autonomous Database • Oracle Cloud Infrastructureの共同管理Oracle Databaseサービス(仮想マシン・データベース・システム、 ベア・メタル・データベース・システムまたはExadata Cloud Service) Oracle Cloud Infrastructure – Database Migration サポート対象のソースデータベース サポート対象のターゲットデータベース Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 74
データベース・アーキテクチャに関する補足 ◼ 移行可能なアーキテクチャ • シングルインスタンスから、シングルインスタンスまたは Oracle RAC データベースへの移行 • Oracle
RAC One Nodeから、Oracle RACデータベースへの移行 • Oracle RAC データベースから、 Oracle RAC データベースへの移行 Oracle Cloud Infrastructure – Database Migration Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 75
• OCI Database Migration Serviceの チュートリアルを公開しました。 • 移行の前準備、オフライン移行、 オンライン移行の3本構成となっています。 •
チュートリアル内では BaseDBからADBへの移行を例に 移行方法を紹介しています。 • https://oracle-japan.github.io/ ocitutorials/database/ adb304-database-migration-prep/ OCI Database Migration Service: チュートリアル Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 76
• ORAdiff • https://oradiff.oracle.com • クライアント/サーバー互換性の確認(Doc ID 207303.1) • https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=207303.1
• Oracle Database Migration Methods Advisor • https://apexadb.oracle.com/ords/r/dbexpert/migration-methods/home • 12.2以上へのアップグレード後、バージョンカウントが 1024 を超え、データベースのパフォーマンスが低下することがある (Doc ID 2919164.1) • https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=2919164.1 • 複数のレベルで SQL 計画ディレクティブ(SPD)を無効にする方法 (Doc ID 2236161.1) • https://support.oracle.com/CSP/main/article?cmd=show&type=NOT&id=2236161.1 ドキュメントやURLまとめ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 77
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