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プライバシーテック協会_紹介資料

 プライバシーテック協会_紹介資料

プライバシーテック協会の紹介資料です。本協会の基本情報や活動内容、会員募集についてご紹介しています(2026年3月更新)

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▼ 参考リンク
・プライバシーテック協会公式ページ
https://privacytech-assoc.org/

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Transcript

  1. 4 日本から世界へ、プライバシーテックで安心・安全なデータ利活用社会を実現する業界団体です 2022年8月24日 設立日 会長:高橋亮祐(株式会社Acompany 代表取締役CEO) 理事:今林広樹(EAGLYS株式会社 代表取締役社長) 中村龍矢(株式会社LayerX 執行役員

    執行役員 Ai Workforce事業CEO) 理事会 アドバイザー 会員 正会員3社、賛助会員:17社、特別会員:2団体の合計22社 板倉陽一郎 (ひかり総合法律事務所 パートナー弁護士) 落合孝文 (渥美坂井法律事務所 外国法共同事業 プロトタイプ政策研究所所長・シニアパートナー弁護士) 安田孝美 (金城学院大学特命副学長、名古屋大学名誉教授・特任教授) 若目田光生 (株式会社日本総合研究所、一般社団法人データ社会推進協議会 理事) 坂下哲也 (一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC) 常務理事) 須崎有康 (情報セキュリティ大学院大学 教授)
  2. 5 プライバシーテック協会設立の目的 プライバシーテックの適切な普及を促進 5 課題 1 プライバシーテックの認知が 十分に得られていない 課題 2

    技術と法律の整理が進んでいない 課題 3 プライバシーテックを どう活用すればいいかわからない 目的 1 安心・安全な技術として、 プライバシーテックを 社会に周知し、啓発する 目的 2 プライバシーテックに関する 現行法との関係整理や 新たなルールメイキングを推進する 目的 3 プライバシーテックに関する 実証実験及び事業化の推進のための 環境を構築する(先進事例の共有や会員間マッチングなど)
  3. プライバシーテック(PETs)とは プライバシーテック(PETs)は複数の技術の総称 技術により保護する箇所も異なり、組み合わせた利用も効果的 7 データ収集 データ保管 データ分析 データ活用 データ活用のステップ概略 PETs:

    Privacy-Enhancing Technologies データを開示せずに 暗号化したまま分析・ 学習が可能 秘密計算 個人特定が困難なよう に加工 匿名化・仮名化 複数の集計結果からの 個人特定をノイズ付与 で防ぐ 差分プライバシー 元の特徴を維持した 擬似データを生成 合成データ データを収集せずに 学習結果のみを中央で 統合 連合学習 データを開示せずに 秘匿化したまま分析・ 学習が可能 秘密計算 個人特定が困難なよう に加工 匿名化・仮名化 複数の集計結果からの 個人特定をノイズ付与 で防ぐ 差分プライバシー 元の特徴を維持した 擬似データを生成 合成データ データを収集せずに 学習結果のみを中央で 統合 連合学習 学 習 学 習 統合した 学習結果 生 成 28 男 174 31 女 164 55 男 172 27 男 176 32 女 162 54 男 171 安全な 集計結果 集計 時に ノイ ズ付 与 山田一郎 28 🡪 20代 男 加藤花子 31 🡪 30代 女 鈴木太郎 55 🡪 50代 男 秘密計算
  4. プライバシーテック(PETs)とは 秘密計算には大きく3つの手法(TEE、MPC、HE)が存在する 9 方式 TEE/Confidential Computing (ハードウェアを利用) MPC (秘密分散を利用) HE

    (準同型暗号を利用) 概要 セキュリティ チップベンダーに依存 サイドチャネル攻撃 管理者の結託による 漏洩リスク 暗号鍵の管理不備による 漏洩によるリスク 速度 ◎ 平文とほぼ同等 △ 数倍〜数十倍程度低下 △ 数百倍以上低下 計算結果 暗号化データ 保護領域 ハードウェア環境 計算結果 データ 計算結果の 断片値を集計 秘密分散 / 復元 分割 計算結果 暗号化データ 暗号化したまま 計算実行 復号 ※現在は速度と汎用性のバランスからTEE/Confidential Computingが主流になりつつある
  5. TEE/Confidential Computingの具体ユースケース:GAFAMによる採用 ・AppleやMetaなどがサーバーでの生成AI処理にConfidential Computingを採用 ・サービス提供者であるAppleやMetaでさえ、ユーザーのデータを見ることができ ない状態を実現 10 iPhone上のデータに対する生成AI処理を、Apple社 のサーバで実現。メモリ暗号化されているため、個 人のプロンプトを閲覧できないため安全

    Meta Private Processing(2025年) WhatsApp上で入力されているテキスト情報をMeta のサーバーで処理する際に本技術を利用。Metaでさ えデータを閲覧できないため安全 Apple Intelligence(2024年) 引用: https://www.apple.com/jp/apple-intelligence/ 引用:https://engineering.fb.com/2025/04/29/security/whatsapp-private- processing-ai-tools/
  6. TEE/Confidential Computingの具体ユースケース:AIモデルの保護 ・オンプレ環境で自社AIモデルを保護するためConfidential Computingをセキュリティ 管理の核に据える ・オンプレサーバーの管理者でも、AIモデルのパラメーター情報を閲覧不可 11 Google(2025年) Gemini on

    GDCのリリース記事にて以下が明記 “「基盤となるセキュリティと管理性の核として、 CPU(Intel TDX)およびGPU(NVIDIAのコンフ ィデンシャル・コンピューティング)に対する Confidential Computing サポートが含まれる」” Anthropic(2025年) 秘密計算を用い、ユーザーデータ(入力・出力)と モデル本体(構造・重み)の両方の秘密性を、クラ ウドインフラ上で保護する原則を示す 引用: https://assets.anthropic.com/m/c52125297b85a42/original/Confidential_Inference_Paper.pdf 引用:https://cloud.google.com/blog/topics/hybrid-cloud/gemini-is-now- available-anywhere?utm_source=chatgpt.com&hl=en
  7. 登壇 理事・事務局長等が、国際的なイベント・会議へ出席 17 カナダ・オタワ開催 OECD DFFTエキスパートワークショップ DFFT(Data Free Flow with

    Trust(信頼性のある自由なデ ータ流通)実現のための、AI活用などにおけるPETsの活用 推進に向けた国際的な政策などが議論されました 大阪・関西万博 パネルディスカッション 「人とAIの共生:新たな知能とどう向き合うのか」へ理事 中村がモデレーターとして登壇しました 登壇者には、 Sakana AI創業メンバー ロバート・ティアル コ・ランゲ氏やスタンフォード大リシ・ボンマサニ氏等 当日資料:https://storage.googleapis.com/studio-design-asset- files/projects/moWvZzwDW6/s-1x1_dc215c90-d6b5-4b26-914a- a6388d1ed960.pdf
  8. 政策提言活動 理事・事務局長等が、国際的なイベント・会議への出席 18 自由民主党 政務調査会 デジタル社会推進本部において、 事務局長 竹之内が、AI分野における秘密計算について説明 DFFT(Data Free

    Flow with Trust(信頼性のある自由なデ ータ流通)実現のための、AI活用などにおけるPETsの活用 推進に向けた国際的な政策などを議論しました 個人情報保護委員会に対し、 勉強会「PETsの概要・動向と制度的な価値」を開催 秘密計算・TEE、導入容易性、DFFTやTrustの関係を踏ま えた国際動向に関して、情報を共有いたしました 当日資料:https://storage.googleapis.com/studio-design-asset- files/projects/moWvZzwDW6/s-1x1_49378c7a-4195-4b16-b16e- e4e234c82f13.pdf
  9. その他の活動 CCC(Confidential Computing Consortium)との連携強化 20 公開リンク:https://privacytech-assoc.org/document/confidentialcomputing_02 CCCが公開するConfidential Computing に関する ホワイトペーパーを日本語訳、公開

    1月開催、「データ共創会議2026」にて、 CCC Executive Director Mike Bursell(マイク・バーセル) 氏から オープニングメッセージをいただきました
  10. 今後の活動予定 2026年度は新たに3つの取り組みを実施・予定 23 賛助会員の 通年募集 WGの立ち上げ 2027年度を めどに社団法人へ 今までは年に2回、春と秋に募集を実施しておりましたが、 WG立ち上げに伴い、2026年度より通年募集とさせていただきます。

    ※月割の会費案内は致しておりません。ご了承ください ※正会員他、その他会員区分に関しては2027年度より新たに募集を 開始(予定) 4月には、金融WG 個人情報保護法WG Confidential AI WGの3つの WGを立ち上げ予定。 その他、経済安全保障、医療・ヘルスケアデータなどのWGの立ち上 げを検討。 認証、認定団体等の可能性を踏まえ、2027年度をめどに社団法人を 予定。
  11. 今後の活動予定 ・ワーキンググループ(WG)の立ち上げ、各テーマごとに議論を加速 ・2026年4月時点では、以下3テーマで立ち上げ(予定) 24 金融WG(予定) 議論検討テーマ: - DORA法を踏まえた、金融インフラの セキュリティのあり方 -ファイヤーウォール規制を踏まえた、デ

    ータ利活用(DCR)の実現 - 金融庁「AIディスカッションペーパ ー」の具体ユースケースの検討 等 個人情報保護法WG(予定) 「個人情報保護法 3年ごと見直し」のテ ーマとなっている「統計目的第三者提 供」実現に向け、技術認定等を想定した、 ガイドライン・認証制度の作成 Confidential AI WG(予定) AIプラットフォームを利用する際に、信 頼できる状態とするために、どのような 仕組み・技術があるのかを整理・ガイド ライン等でアウトプットすることを想定
  12. 入会手続きのご案内 会員種別(2026年度は賛助会員のみの募集となります) 26 正会員 賛助会員 特別会員 要件 可能 会費 WG活動

    イベントへの参加 可能 可能 プライバシーテックを導入済み 又は検討中の企業であり、 本協会の活動指針・規則に賛同 するものとして本協会の承認を 受けた法人・団体等 本協会の承認を受けた 社団法人・団体等 本協会の活動指針・規則 に賛同するものとして本協会の 承認を受けた法人・団体等 (スタートアップのみ) 3万円 30万円 なし
  13. 入会手続きのご案内 オンラインフォームからの入会お申し込みを随時受付中 ※現在オンラインフォーム改修中のため、入会希望の方は、個別に事務局までお問い合わせください 27 1. 入会申請フォームのご入力 必要な場合に限り、ご説明の機会を設けさせていただきます 2. 事務局における申請内容の確認 3.

    理事会における入会申請 4. 審査結果・会費のご請求のご案内 5. 会費納入の確認 会費のお支払いが確認でき次第、ご入会手続きは完了となります 6. 会員資格発行のお知らせ Slack、メーリスへの登録、ロゴ等の掲載をご案内します