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モバイルゲーム開発におけるエージェント技術活用への試行錯誤 ~開発効率化へのアプローチの紹介と...

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December 04, 2025

モバイルゲーム開発におけるエージェント技術活用への試行錯誤 ~開発効率化へのアプローチの紹介と未来に向けた展望~

モバイルゲーム開発は近年大規模化が進み、機能開発、エラー調査といったひとつひとつの作業も膨大になり、開発効率化が求められています。
この課題に対して、QualiArtsでは昨今話題になっているエージェント技術を活用したアプローチの可能性を探求しています。

本セッションでは、AIエージェント技術の実用化に向けた3つ軸からなる技術的挑戦を紹介し、その過程で見えてきた可能性と課題を率直に共有します。
新しい技術パラダイムとモバイルゲーム開発を結ぶ架け橋となる知見として、みなさまのきっかけとなれば幸いです。

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December 04, 2025
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Transcript

  1. MCPは不要? https://mariozechner.at/posts/2025-11-02-what-if-you-dont-need-mcp/ What if you don't need MCP at all?

    ツールが多すぎると、AIエージェントが混乱す る原因になる MCPサーバーは大量のツールと説明文を含んで
 いて、プロンプトのコンテキストを大量に消費
 してしまう問題がある 様々な問題がある
  2. 内製ライブラリ AIを使ったゲーム開発の課題 通信基盤 UI基盤 描画基盤 ツール基盤 Editor基盤 アニメーション 基盤 デザインパターン

    アセット管理 内製ライブラリ 外部ライブラリ シーン管理 ドメインロジック 開発中にアップデートされる
  3. 内製ライブラリ AIを使ったゲーム開発の課題 通信基盤 UI基盤 描画基盤 ツール基盤 Editor基盤 アニメーション 基盤 デザインパターン

    アセット管理 内製ライブラリ 外部ライブラリ シーン管理 ドメインロジック 開発中にアップデートされる 全ての仕様を用意してメンテするのは不可能
  4. AIエージェントの開発支援ツールへの適性 技術 選定 設計 開発 専門外も 支援 設計を 自動提案 自走して

    自動開発 専門性をカバーして自走できるAIエージェントがツール開発に適任
  5. ビルドエラーの解析エージェント 探索の効率化 https://technote.qualiarts.jp/article/96 思考の最適化 実装のミス 仮説の推定 実装のミス 100~120行目 初期化エラー 実装のミス

    200~210行目 コンパイルエラー 実装のミス 900~950行目 不正なオプション 実装のミス 証拠の評価 実装のミス 原因の推定 実装のミス 仮説の検証
  6. Unity MCPの応用によるUIの自由操作 Screen |- HomeButton シナリオ策定 構造把握 演出待機 ボタン押下 遷移待機

    Dialog |- MenuButton UI操作 基盤 Unity MCP 画面の遷移と データの測定を行って 操作と確認をAIが考えて反芻的に実行し、検証フローを自動化
  7. AIエージェント × ゲーム開発の課題 コンテ キスト 開発 フロー 環境 整備 知識

    注入 開発 効率化 AIエージェント × ゲーム は複雑で工夫が必要