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SLOの導入で失敗したこと.pdf

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 SLOの導入で失敗したこと.pdf

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ryotaro kobayashi

April 17, 2022
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  1. • 求人検索サービスのSRE • おっさんだけど業界歴は浅い フリーター → COBOLer → Oracle DBA

    → インフラエンジニ ア → SRE • 好きな技術:TCP/IP • 苦手な技術:正規表現 ryotaro @ryota_hnk
  2. • いろんな書籍や事例を参考に考えた • 各チームと話し合い、 CUJを中心とした SLOを作成 • エラーバジェットは水曜起算の 1週間 •

    エラーバジェットが枯渇した場合は、そ のスプリントはリリース禁止 • ルールを整備して、各チームにSLO運 用をお願いした(SREは運用補助) SLOを策定
  3. • ユーザーが 1 つの目的を達成するため に行うサービスとの一連のインタラクショ ン(1 回のクリックやマルチステップ パイ プラインなど) •

    複数サービスを跨ぐため、 SLOは複数 チームでの共同運用 となった(SREはそ の補助) CUJ(Critical User Journey) PCで求人一覧を見る PCから求人広告を出す
  4. • POやMgrにはリリース禁止が痛す ぎた • リリース禁止が相次ぐと事業計画 に支障がでる • リリース作業を禁止されると、その スプリントの計画が崩れる 「リリース禁止」というワードが強すぎた

    • エラーバジェット枯渇時には信頼 性回復に努める • 話し合ってポストモーテムを作成 し、再発防止に努める やりたかったこと 現実
  5. • リリース禁止が障害の原因ではな いチームにも適用されて割を食う • 守ることに目がいって、 SLO自体を 変えようとしなくなる オーナーシップ不在 • 各チームで協力して

    SLOを運用 • SLO違反時には情報を共有しあっ て解決 • SLO自体がおかしいと思ったら、 話し合いで変更する やりたかったこと 現実
  6. • 起算日はエラーバジェットが少な いので、起算日に障害が起きると あっという間に枯渇からリリース禁 止 • 逆に週末はエラーバジェットが溜 まってるので多少のエラーは大丈 夫というチート •

    リリースミスしてすぐに切り戻しても リリース禁止になった時の悲しさ エラーバジェットに起算日を設けた • スプリントを1週間(水曜スタート)に した。スクラム開発が基本なので、 スプリントの計画に盛り込みやす いように • 次のスプリントで障害対策をできる ので、チームの機動力が上がる やりたかったこと 現実
  7. • 「え?リリース禁止?」だけが飛び交う Slack • リリース禁止が障害のペナルティに なった • SLIで品質をみて欲しい人生だった • 「俺たちは普通に運用監視も障害対

    策もできてるのに、SLOを導入するメ リットがわからんです」 想いが伝えられなかった • システム健全性の可視化 • 機能開発か信頼性向上、どちらに リソースを割くかのパラメータに SLOを使う やりたかったこと 現実