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開発チーム横断タスクフォース 「Goサブ会」の 運用事例と今後の展望

開発チーム横断タスクフォース 「Goサブ会」の 運用事例と今後の展望

Go Conference mini 2023 Winter IN KYOTO - connpass にて登壇した時の資料です。

すてにゃん

December 03, 2023
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Transcript

  1. 「はてな」で使うGo言語 • 「はてな」と聞いてGoの印象ありますか? ◦ Go 1.6 Release Party - connpass

    (2016年) では実 ははてな東京オフィスを会場として提供していた ◦ Go Conference 2023 もスポンサーしていました ◦ この場にもはてなスタッフが何人もきています 6
  2. 施策と取り組みの紹介 - 定例 • 毎週30分の定例 @ Slack Huddle ◦ 誰でも気軽に参加できる雰囲気を出す

    ◦ まずはGoのアップデート情報とみんなの困りごとをヒ アリングするのみ 17
  3. 施策と取り組みの紹介 - 定例 • 困りごとのヒアリング ◦ Goのイディオムがわからない ◦ 記述量が多くて大変 ▪

    いつも同じ実装を書いている ▪ コレクションメソッドがほしい ◦ イチオシのライブラリが知りたい ▪ ORMとか 19
  4. コレクションメソッドの充実 • コレクションメソッドについて ◦ Go 1.20 では slices package のおかげで一部やりた

    いことは標準で出来ている ◦ その上でまだ足りない場合は samber/lo というサー ドパーティライブラリがある • ただ、samber/lo は我々としては Too much なところも あり.. 24
  5. コレクションメソッドの充実 • 「samber/loで使える関数は限定しつつ、slicesで事足り るものはそちらを使ってもらう」としたいですね ◦ → hatena/godash というライブラリを作成 • hatena/godash

    は samber/lo の一部の関数だけ露出さ せたラッパー ◦ 将来的に標準パッケージに入った関数はDeprecated 扱いにするという方針をとるようにした 25