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Team Topologies輪読会とScrapboxの活用
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すてにゃん
November 29, 2023
Technology
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310
Team Topologies輪読会とScrapboxの活用
こちらのイベントで登壇したときの資料です:
https://yumenosora.connpass.com/event/300021/
すてにゃん
November 29, 2023
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Transcript
Team Topologies輪読会と Scrapboxの活用 id:stefafafan / @stefafafan 2023/11/29 社内勉強会どうやってますか?LT会 1
自己紹介 • 株式会社はてな所属、すてにゃん (id:stefafafan) • Webアプリケーションエンジニア ◦ GoやPerlやTypeScriptを書いている ◦ 認定スクラムマスター
◦ テックリード • ブログ: https://blog.stenyan.jp/ 2
hatena.co.jp/recruit 3 3
今日お話しすること • Team Topologies輪読会について • Scrapboxの紹介と弊社での活用方法 • 輪読会の進行の事例紹介 • まとめ
4
5 Team Topologies輪読会
Team Topologiesとは? • 効率の良いソフトウェア開発チームの設 計について紹介している本 • 4つの基本的なチームタイプと3つのイン タラクションパターンを紹介している ◦ これらを元にチームの設計を見直す
6
なぜTeam Topologies輪読会 • 元々社内に #reading-group というSlackチャンネルが あり、以前より輪読会が開催されていた • 前の本を読み終えた後次のテーマとしてTeam Topologiesが上がった
◦ この輪読会に興味があったので私も参加した • 輪読会では Scrapbox というツールを毎回利用している 7
8 Scrapbox
Scrapboxとは • 株式会社Helpfeelが提供しているドキュメント共有サー ビス • はてなでは以前より社内ドキュメントに活用している ◦ エンタープライズ版でクライアント情報もセキュアに 管理。株式会社はてなのScrapbox利用術 |
by Scrapbox | Medium 9
Scrapboxとは • Google ドキュメントと同様に複数人同時編集できるた め、同期的に集まってワイワイ書くのに向いている • 文章の一部をその場でキーワードとして別ページに切り 出していくことができる ◦ 知識を貯めるツールとして向いている
10
Scrapboxの活用法 • 弊社ではScrapboxのプロジェクトを関心ごとでわけてい る ◦ 開発チーム向け (例: ブログチーム Project) ◦
職能グループ向け (例: engineer Project) ◦ 趣味や部活用 (例: ゲーム Project) 11
12 輪読会の進行
輪読会の進行 • 読書部のScrapboxでは基本方針として ◦ 司会が読書メモをページに書いていく ▪ あらかじめ議論したいことやわからないことあればそれもメ モしておく ◦ 当日メモを眺めながら進行していく
▪ 他メンバーもコメントあれば随時アイコンをおきながらコメ ントを書いていく ◦ Team Topologies輪読会でも同様の方針をとった 13
輪読会の進行 - 担当決め • まずは本の内容をあらかじめざっくり 分割して、毎週の担当を決めます ◦ 途中休んだり、途中から参加した メンバーでも状況がわかるように 14
輪読会の進行 - 事前準備 • 司会になったら読書メモをあらかじめページにまとめて おきます ◦ フォーマットは自由 15
輪読会の進行 - 事前準備 • 時間割の目安 • 前提の紹介 16
輪読会の進行 - 事前準備 • 技術的用語紹介 17
輪読会の進行 - 当日 • 本編のメモの中でわからないところがあれば適宜アイコ ンを置いておくと、他のメンバーがコメントをくれる 18
輪読会の進行 - 当日 • 司会として話している間にScrapboxで自由にコメントを 書いてもらっているのでその場で拾ったり後で戻ってき たりできる ◦ Meetで声をあげてもらって話したりもしている 19
輪読会の進行 - 当日 • 輪読会の最後では毎回「感想&フィードバック」コーナー がある ◦ 本の内容や輪読会の進め方について自由に感想を書い て次回へと繋げる 20
21 まとめ
まとめ • はてなの「Team Topologies輪読会」でのScrapbox利用 を紹介しました • 読書メモに直接質問や感想を書いてもらうことによって コミュニケーションが促進されました ◦ 本を読み終えることよりも、参加メンバーの学びに
なっているかどうかが大事で意識すべきポイント 22