Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Team Topologies輪読会とScrapboxの活用
Search
すてにゃん
November 29, 2023
Technology
1
250
Team Topologies輪読会とScrapboxの活用
こちらのイベントで登壇したときの資料です:
https://yumenosora.connpass.com/event/300021/
すてにゃん
November 29, 2023
Tweet
Share
More Decks by すてにゃん
See All by すてにゃん
dotfiles について話したい #湘なんか
stefafafan
2
310
意義から考えるObservability入門 #srenext
stefafafan
2
1.1k
高橋メソッド風の発表を生成するCLIツールをPHPで作った #phpcon_odawara
stefafafan
1
370
令和最新版 ソフトウェアエンジニアのためのDJ入門、あるいはDJに学ぶ仕事術 #ya8
stefafafan
2
410
一番やさしいDJ入門 2024
stefafafan
6
1.7k
『Goサブ会』によるチームを超えた知見展開、あるいは hatena.go に対する期待 #hatenago
stefafafan
0
1.8k
開発チーム横断タスクフォース 「Goサブ会」の 運用事例と今後の展望
stefafafan
0
650
Deployment Previewを用意する流れで学んだ良い仕事の進め方
stefafafan
0
1.2k
チーム開発における様々なボトルネックの整理 / Organization of bottlenecks in Team Development
stefafafan
0
2.8k
Other Decks in Technology
See All in Technology
Oracle Database 23ai 新機能#4 Rolling Maintenance
oracle4engineer
PRO
0
100
PREEMPT_RT over the years
ennael
PRO
0
320
Renovate ではじめる運用レスなライブラリ更新 / 令和最新版 他人に自慢したいヤバいCI/CD LT会 @ yabaibuki.dev #2
ponkio_o
PRO
1
130
【shownet.conf_】放送局とShowNetが共創する、未来の放送システム ~Media over IP 特別企画の裏側~
shownet
PRO
0
270
【shownet.conf_】ローカル5Gを活用したウォーキングツアーの体感向上
shownet
PRO
0
260
映像・音声伝送システム
jtes
0
200
Tracking down sources of kernel errors with retsnoop
ennael
PRO
0
150
【ログ分析勉強会】EDR ログで内部不正を検出できるのか、Copilot に聞いてみた
hssh2_bin
2
280
AWS Lambdaで実現するスケーラブルで低コストなWebサービス構築/YAPC::Hakodate2024
fujiwara3
5
1k
[JAWS-UG GameTech] 第6回 各種事例紹介_18TRIPにおけるAWSサービスを活用した負荷テスト・障害テスト
naoto_yasuda
0
120
Webセキュリティのあるきかた
akiym
14
4.5k
KDD2024参加報告
cyberagentdevelopers
PRO
1
220
Featured
See All Featured
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
22
3.1k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
519
39k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
26
1.3k
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
228
52k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
267
20k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
4
99
Robots, Beer and Maslow
schacon
PRO
157
8.2k
Code Review Best Practice
trishagee
62
16k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
65
4.3k
Infographics Made Easy
chrislema
239
18k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
50
13k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1030
450k
Transcript
Team Topologies輪読会と Scrapboxの活用 id:stefafafan / @stefafafan 2023/11/29 社内勉強会どうやってますか?LT会 1
自己紹介 • 株式会社はてな所属、すてにゃん (id:stefafafan) • Webアプリケーションエンジニア ◦ GoやPerlやTypeScriptを書いている ◦ 認定スクラムマスター
◦ テックリード • ブログ: https://blog.stenyan.jp/ 2
hatena.co.jp/recruit 3 3
今日お話しすること • Team Topologies輪読会について • Scrapboxの紹介と弊社での活用方法 • 輪読会の進行の事例紹介 • まとめ
4
5 Team Topologies輪読会
Team Topologiesとは? • 効率の良いソフトウェア開発チームの設 計について紹介している本 • 4つの基本的なチームタイプと3つのイン タラクションパターンを紹介している ◦ これらを元にチームの設計を見直す
6
なぜTeam Topologies輪読会 • 元々社内に #reading-group というSlackチャンネルが あり、以前より輪読会が開催されていた • 前の本を読み終えた後次のテーマとしてTeam Topologiesが上がった
◦ この輪読会に興味があったので私も参加した • 輪読会では Scrapbox というツールを毎回利用している 7
8 Scrapbox
Scrapboxとは • 株式会社Helpfeelが提供しているドキュメント共有サー ビス • はてなでは以前より社内ドキュメントに活用している ◦ エンタープライズ版でクライアント情報もセキュアに 管理。株式会社はてなのScrapbox利用術 |
by Scrapbox | Medium 9
Scrapboxとは • Google ドキュメントと同様に複数人同時編集できるた め、同期的に集まってワイワイ書くのに向いている • 文章の一部をその場でキーワードとして別ページに切り 出していくことができる ◦ 知識を貯めるツールとして向いている
10
Scrapboxの活用法 • 弊社ではScrapboxのプロジェクトを関心ごとでわけてい る ◦ 開発チーム向け (例: ブログチーム Project) ◦
職能グループ向け (例: engineer Project) ◦ 趣味や部活用 (例: ゲーム Project) 11
12 輪読会の進行
輪読会の進行 • 読書部のScrapboxでは基本方針として ◦ 司会が読書メモをページに書いていく ▪ あらかじめ議論したいことやわからないことあればそれもメ モしておく ◦ 当日メモを眺めながら進行していく
▪ 他メンバーもコメントあれば随時アイコンをおきながらコメ ントを書いていく ◦ Team Topologies輪読会でも同様の方針をとった 13
輪読会の進行 - 担当決め • まずは本の内容をあらかじめざっくり 分割して、毎週の担当を決めます ◦ 途中休んだり、途中から参加した メンバーでも状況がわかるように 14
輪読会の進行 - 事前準備 • 司会になったら読書メモをあらかじめページにまとめて おきます ◦ フォーマットは自由 15
輪読会の進行 - 事前準備 • 時間割の目安 • 前提の紹介 16
輪読会の進行 - 事前準備 • 技術的用語紹介 17
輪読会の進行 - 当日 • 本編のメモの中でわからないところがあれば適宜アイコ ンを置いておくと、他のメンバーがコメントをくれる 18
輪読会の進行 - 当日 • 司会として話している間にScrapboxで自由にコメントを 書いてもらっているのでその場で拾ったり後で戻ってき たりできる ◦ Meetで声をあげてもらって話したりもしている 19
輪読会の進行 - 当日 • 輪読会の最後では毎回「感想&フィードバック」コーナー がある ◦ 本の内容や輪読会の進め方について自由に感想を書い て次回へと繋げる 20
21 まとめ
まとめ • はてなの「Team Topologies輪読会」でのScrapbox利用 を紹介しました • 読書メモに直接質問や感想を書いてもらうことによって コミュニケーションが促進されました ◦ 本を読み終えることよりも、参加メンバーの学びに
なっているかどうかが大事で意識すべきポイント 22