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組織を継続的に成長させる目標設定の重要性
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aki
November 01, 2024
Technology
2
600
組織を継続的に成長させる目標設定の重要性
2024.10.31(Thu)組織を継続的に成長させる目標設定の重要性【EM Oasis #6】登壇資料
株式会社カンリー 須藤
aki
November 01, 2024
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Transcript
組織を継続的に成長させる 目標設定の重要性 © 株式会社カンリー. All Rights Reserved. 2024.1031 EM Oasis
#6 登壇資料
Agenda. 1. 自己紹介 2. 事業紹介 3. 組織を継続的に成長させる目標設定 4. まとめ
1. 自己紹介
須藤 聡之 現職歴 会社 所属 役職 得意な仕事 趣味 「カンリーホームページ」のプロダクト立ち上げを牽引。その後プロダクト開発の グロース施策をマネジメントする傍らでエンジニア採用やエンジニア組織づくり
などの領域の業務も行うようになった。 現在はプロダクト開発チームのマネジメントを完全に権限委譲し、CTO室にて組 織開発をメインとして業務に従事している。 すどう あきゆき (@canly_em_aki) 2年9ヶ月 株式会社カンリー エンジニア本部プラットフォーム部CTO室 エンジニアリングマネージャー 組織の基盤づくり、プロジェクトマネジメント ラーメン、サウナ 自己紹介
2. 事業紹介
名称 代表者 設立 従業員 資本金 株主 株式会社カンリー 代表取締役Co-CEO 辰巳 衛
/ 秋山 祐太朗 2018年8月15日 正社員 105名(2024年9月時点) 100,000,000円
会社の沿革
3. 組織を継続的に成長させる目標設定
エンジニア組織づくりの悩み エンジニア組織施策に色々取り組んでいるのに 組織が前に進んでる感じがしない… LT会 懇親会 1on1 スクラム 開発 ポスト モーテム
福利 厚生 勉強会 補助
今日話すこと 組織の目標を定義しきれず 右往左往してしまった話をします
今日話すこと 組織改善施策を進める前に 組織の目指す方向を定義しよう!
3-1. 目の前の組織課題
課題抽出 前段 • EMが課題だと思うことを提案してEM内で主導して対応していた • EMの見えている景色と現場メンバーの景色が違うのではないか? • 今対応している課題は本当に課題なのか? エンジニア組織の課題抽出 •
課題を整理するためにエンジニア部社員全員にアンケートを実施 • アンケートを元に統括EMが各メンバーと1on1を実施 • 44個の問題点を抽出できた
問題点に取り組む上での課題 問題点に取り組む上での課題 • 人によって問題点の粒度が違いすぎる • 役職、立場でかなり問題点が変わる • 問題点を解決することでのインパクトが不明瞭 • 重要度、緊急度がつけられない
• 問題点を解決するためのアプローチの検討難易度の高さ
問題点に取り組んだ 懸念はありつつ、 カンリーのバリュー「まずやってみろ」に 則り、まず3ヶ月間やってみた
問題点に取り組んだ進め方・結果・反省点 進め方・結果 • 最初なのでEMが推進者かつ実行者として動くこととした • 44個の問題点からQ内(3ヶ月間)でやるものをEM内で投票で決定 • 各EMが1~2の課題を担い、合計6つの課題を実施することに決定しました • 結果は
3/6 完了 反省点 • 実行者であるEMが業務過多になりがちで組織課題まで実行する時間がない • 進捗確認はEM内でするものの遅れた場合に、とくに何かをすることもなく遅れたままに なっていた • やると決めた6つに根拠がないのでなんとしてもやりきるという雰囲気にならなかった
3-2. 目標設定の重要性
目標設定の重要性 私が理想とするエンジニア組織づくりのフロー • 目指すべき目標があること • 目標に対して道筋を考えて進めていける状態になっていること • 目標に対して進んでいるかどうかが分かる状態になっていること 上記を実現するために必要なこと •
KGI、KPIの再定義
KGIの定義 エンジニア部の行動指針(KGI)、KPIを定義した • どのように決めたか ◦ MGR以上の合宿実施 ◦ CTO、CIOと技術顧問の対談があり、その内容をベースに ◦ 合宿内で方向性を議論し、最後はCTOがまとめてくれた
エンジニア行動指針 当たり前の水準を高め続ける 目的を見失わず、価値ある解決策を追求 しよう 実践から学び、知識を知恵に変えよう 時間を言い訳にせず、根本解決に挑もう 知識を共有し、組織の成長を促そう 人を責めず、仕組みを改善しよう 20 20
Vision
KPIの定義 定義したKPI • KPI ◦ 採用の予実達成数(正社員の採用人数) ◦ 開発生産性(d/d/d)
今の状態 ここが現在地
これから取り組んでいくこと これから取り組んでいくこと • KPIを可視化する仕組みの構築 ◦ 採用 ▪ 予実は追えるが、根拠のある予測数になっていない ▪ エンジニア採用を伸ばしていくための課題定義が定性的になっている
• 数値から取り組む課題の妥当性を出せるようにするため仕組みの構築 ◦ 開発生産性(d/d/d) ▪ 現状、デプロイ数が追える状態になっていないので仕組みの構築 ▪ できていない理由の分析
4. まとめ
まとめ まとめ • 組織づくりなどの大元の方針が大事なものは軸をしっかり決めることが大事 • 定点観測できる基準値を作ることで健全に振り返りができるので、定点観測可能な値 は最初に定義しておく • 難しいものから逃げずにやるべきタイミングでちゃんと取り組む
今日話したこと 組織改善施策を進める前に 組織の目指す方向を定義しよう!
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