Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Oracle Database のお話
Search
sugitk
March 30, 2018
Technology
0
460
Oracle Database のお話
#インフラ勉強会 3/30
sugitk
March 30, 2018
Tweet
Share
More Decks by sugitk
See All by sugitk
テクニカルサポートのお仕事
sugitk
5
2.7k
What's new in Ansible Automation Platform 2.1
sugitk
2
2.6k
Ansible テクニカルサポートの現場から
sugitk
3
2k
english_on_business
sugitk
1
480
RHCSA / RHCE
sugitk
0
5k
実践的運用設計チェックリスト
sugitk
2
1.3k
ソフトウェアライセンスのお話
sugitk
2
470
Other Decks in Technology
See All in Technology
2年でここまで成長!AWSで育てたAI Slack botの軌跡
iwamot
PRO
2
140
監視のこれまでとこれから/sakura monitoring seminar 2025
fujiwara3
10
2.9k
菸酒生在 LINE Taiwan 的後端雙刀流
line_developers_tw
PRO
0
1.1k
“社内”だけで完結していた私が、AWS Community Builder になるまで
nagisa53
1
160
ローカルLLMでファインチューニング
knishioka
0
120
_第3回__AIxIoTビジネス共創ラボ紹介資料_20250617.pdf
iotcomjpadmin
0
140
生成AIでwebアプリケーションを作ってみた
tajimon
2
120
Snowflake Summit 2025 データエンジニアリング関連新機能紹介 / Snowflake Summit 2025 What's New about Data Engineering
tiltmax3
0
220
AIのAIによるAIのための出力評価と改善
chocoyama
0
490
【TiDB GAME DAY 2025】Shadowverse: Worlds Beyond にみる TiDB 活用術
cygames
0
840
SFTPコンテナからファイルをダウンロードする
dip_tech
PRO
0
590
登壇ネタの見つけ方 / How to find talk topics
pinkumohikan
3
260
Featured
See All Featured
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
267
13k
How GitHub (no longer) Works
holman
314
140k
A better future with KSS
kneath
239
17k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
8
790
Docker and Python
trallard
44
3.4k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
53
11k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
252
21k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
28
5.4k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
346
40k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
179
9.8k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
206
24k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
134
9.3k
Transcript
Oracle Database のお話 すぎむら @SugiTK #インフラ勉強会 2018/03/30 19:00-20:00 JST
きょうお話すること Oracle Database について、Platinum (OCM) で出てくる技術の話をあっさりと紹介しま す。
Database とは サーバとクライアントがあってSQLでやりとりする データを表として保持する 壊さないようにする仕組みが整っている トランザクションの保護 読み取り一貫性 バックアップ・リストア・リカバリ 冗長化 (サーバ、ストレージ、ネットワーク) 高速化する仕組み 索引・キャッシュ・実行計画
Oracle Databaseの構成要素 ・インスタンス ・リスナー ・初期化パラメータファイル ・データファイル ・REDOログファイル ・アーカイブREDOログファイル ・パスワードファイル ・リスナー設定ファイル
・クラスタ管理情報リポジトリ ・ストレージマネージャ ・データベース ・表 ・索引 ・順序 ・関数 ・手続き ・統計情報 ・ユーザ ・権限 ・表領域 ★ これらをどう効果的に使うか ? 壊さないようにできるか ?
Oracle Databaseの運用 ・バックアップ、リストア /リカバリ ・パフォーマンスチューニング ・リソース監視 (CPU、メモリ、ディスク、ネットワーク ) ・権限管理(ユーザ、パスワード、権限 )
・アクセス制御(DB、スキーマ、表) ・ログ アラートログ トレースログ リスナーログ ・設定変更 初期化パラメータ 表領域 REDOログ バックアップ領域 統計情報の固定
冗長化したときの考慮事項 サーバ クライアントから接続するときのホスト名、IPアドレス セッション ネットワーク 仮想IPアドレスとMACアドレス ストレージ 複数のサーバからの読み書き
RAC (Real Application Clusters)
RACでのサービスとリソースマネージャ RAC上にサービスを2つ定義した例。 Grid Infrastructure で設定することで、リスナーやインスタンスに設定される。 リソースマネージャと併用するとよい。 ★リソースマネージャで管理されるリソースのタイプの例 CPU使用率の上限 並列実行数の上限 実行時間のタイムアウト
UNDO合計量の最大値(KBytes) などなど ★昼間と夜間のような時間帯の切り替えも可能
Data Guard ★ MySQLやPostgreSQLのレプリケーションによく似てます。 プライマリとスタンバイで構成されるデータ保護の方式 ・フィジカルスタンバイ … REDOを転送 ・ロジカルスタンバイ …
SQLを転送 ・スナップショットスタンバイ … 更新可能なスタンバイ Data Guard Broker ・監視 ・問題の検出 ・スイッチオーバー ・フェイルオーバー RAC と併用も可能
コンテナDB ★ アップグレードやバックアップは CDB単位でまとめてできる ★ 集約することでサーバのリソースを削減できる
バックアップ
リストア・リカバリ
まとめ データベースには無くしてはいけないデータを保存しています。 求める性能、障害への備えを予算と合わせて検討し、実装方式を決めましょう。 マニュアルをよく読みましょう。 https://docs.oracle.com/cd/E82638_01/index.html
終わり