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小さく、早く、可能性を多産する。生成AIプロジェクト / prAIrie-dog

小さく、早く、可能性を多産する。生成AIプロジェクト / prAIrie-dog

株式会社ビズリーチの「prAIrie-dog」の説明資料です。
「みんなの可能性を呼び覚ます」というミッションのもと、2024年10月に発足。
ユーザーとなる社員主導で業務⽤の⽣成AIプロダクトを企画・設計。

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【関連情報】

▼ビズリーチAI
https://www.bizreach.co.jp/ai

▼Visional Engineering Blog
https://engineering.visional.inc/blog/

▼VISIONAL ENGINEERING / X
https://twitter.com/VISIONAL_ENG

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Transcript

  1. 自己紹介 氏名 林 勝悟 博士(情報学) 所属 株式会社ビズリーチ DX本部 CTO室 prAIrie-dog's

    Burrow グループ マネージャー 経歴 2021年3月、京都大学大学院で機械学習分野の博士課程を修了。 2021年4月、日本電気株式会社( NEC )に入社し、自然言語分野の研 究に従事。2023年1月、株式会社ビズリーチに入社。 お仕事 ・prAIrie-dog プロジェクト ・データサイエンス ・AI施策全般 好き もふもふした動物。 専門はプレーリードッグ。
  2. 社内における生成 AI 活用の障壁 経営 AI推進 不確実性が 高い 社員 (ユーザー) リテラシーが

    必要 可観測性が 低い 不確実性、可観測性、リテラシーに関する問題のために、効果的な生成 AI 活用は容易ではない。 ・利用目的 ・プロンプト ・データの扱い ・利用目的 ・効果 ・ビジネス ・技術
  3. 📈 利用の拡大 成果 🎤 Google Cloud Next Tokyo 25 登壇

    🏆 社内アワード受賞 小さく始めたが、全体展開後は利用が拡大。 取り組みは社内外で評価される。 利 用 回 数 年月
  4. プレーリードッグ(英語: Prairie Dog、学名:Cynomys)は、 北米の広大な大平原に住む社会的で遊び心のあるジリス の仲間です。 名前は平原(prairie)に住んでおり「キャンキャン」と犬のよう に鳴くことに由来します。 本プロジェクト(project)では、オグロ(Black-tailed)プレー リードッグが住む大平原のようなスケールで、テール(組織 の細部)にまでAI利活用を推進したい(

    promote)。 そして、Visionalグループのミッションを実現するため、みん なの可能性(can)を呼び覚ます(prompt) プロダクト(product)を多産(prolific)したい。 そんな想いを込め、「 prAIrie-dog」と名付けました。 プロジェクト名「prAIrie-dog」に込める意味 上野動物園のオグロプレーリードッグ (Black-tailed Prairie Dog) Black-tailed Prairie Dog の分布* Visionalグループミッション * "Black-tailed Prairie Dog Cynomys ludovicianus distribution map" by Darekk2 using the IUCN Red List spatial data is licensed under CC BY-SA 4.0.
  5. • Be Playful & Prolific(遊び心で、草原を埋め尽くせ)(Mindset): 不確実性が高い中で、遊び心(Prairie-fulness)を持ち、深刻にならず、軽やかに多産する。 • Jump Out of

    the Burrow (巣穴から飛び出せ)(Challenge): プレーリードッグは、群れの発展のために新たな縄張りを求めて、自ら安全な巣穴を飛び出し、危険な外の世界へと旅立つ。 私た ちも、会議室やコードの中(巣穴)だけに安住してはいけない。ユーザーがいる「外の世界」へ飛び出し、生の声を聞き、真の課題を 見つけ出す。自分の領域を越境し、ユーザーにとっての価値を探索し続ける。 • Dig the Burrow, Design the Town (泥臭く掘り、街を描け)(Engineering): まずは目の前の敵から身を守る、あるいは雨風をしのぐための穴(β版、最小機能)を、泥臭く最速で掘る(Dig the Burrow)。しか し、その穴は孤立してはいけない。将来、何百匹もの仲間が行き交う巨大な地下都市(タウン)の一部になるよう、不確実性を許容 する拡張可能な接続口(インターフェース)にする(Design the Town)。 • Spread Jump-Yip (想いと可能性を伝播させよ)(Teamwork): プレーリードッグの「Jump-Yip」は、一匹の動作が群れ全体へ波(ウェーブ)のように伝わることで、安全と連帯を確認し合う行為 だ。 私たちも、情熱やナレッジを自分の中に留めない。一人の「気づき」や「称賛」を起点に、組織全体へポジティブな熱量を伝播 (Spread)させ、みんなの可能性を呼び覚ます。 • Evolve the Species, Not the Individual(個体ではなく、種を進化させよ)(Strategy): 「その場しのぎの個別対応(個体の進化)」は、生態系を複雑にし、長期的には死を招く。共通基盤やテンプレート自体を強化する ことで、そこから生まれる全てのプロダクト(個体)を一斉に進化させる。 prAIrie-dog Values(行動指針)