Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
OSINT CTFの リアル作問環境を体験してみよう!
Search
Ryusei Ishikawa
December 15, 2024
Technology
0
190
OSINT CTFの リアル作問環境を体験してみよう!
Ryusei Ishikawa
December 15, 2024
Tweet
Share
More Decks by Ryusei Ishikawa
See All by Ryusei Ishikawa
DIVER OSINT CTF を支える技術 2025
xryuseix
0
86
OSINT CTFを支える技術
xryuseix
1
770
HTTP通信を書きかえてみよう
xryuseix
0
70
Webアプリケーションのユーザ入力検証
xryuseix
3
1.3k
Privateリポジトリで 管理しているソースコードを 無料でGitHub Pagesに公開する
xryuseix
0
3.2k
CTFにおけるOSINT問題作問の難しさ
xryuseix
0
740
「Reactはビルド時にコメントが消えるから」と言ってコメントに💩を書いてはいけない
xryuseix
0
1.4k
Other Decks in Technology
See All in Technology
20251014_Pythonを実務で徹底的に使いこなした話
ippei0923
0
200
Bill One 開発エンジニア 紹介資料
sansan33
PRO
4
14k
LLMアプリの地上戦開発計画と運用実践 / 2025.10.15 GPU UNITE 2025
smiyawaki0820
1
570
Digitization部 紹介資料
sansan33
PRO
1
5.5k
"プロポーザルってなんか怖そう"という境界を超えてみた@TSUDOI by giftee Tech #1
shilo113
0
200
ソースを読むプロセスの例
sat
PRO
7
2.8k
JAZUG 15周年記念 × JAT「AI Agent開発者必見:"今"のOracle技術で拡張するAzure × OCIの共存アーキテクチャ」
shisyu_gaku
1
160
防災デジタル分野での官民共創の取り組み (2)DIT/CCとD-CERTについて
ditccsugii
0
300
名刺メーカーDevグループ 紹介資料
sansan33
PRO
0
930
Performance Insights 廃止から Database Insights 利用へ/transition-from-performance-insights-to-database-insights
emiki
0
280
スタートアップにおけるこれからの「データ整備」
shomaekawa
2
480
やる気のない自分との向き合い方/How to Deal with Your Unmotivated Self
sanogemaru
0
510
Featured
See All Featured
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
8
910
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1032
470k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
329
39k
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
331
21k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
340
57k
Leading Effective Engineering Teams in the AI Era
addyosmani
6
430
Side Projects
sachag
455
43k
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
12
1.2k
Scaling GitHub
holman
463
140k
Visualization
eitanlees
149
16k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
248
1.3M
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
657
61k
Transcript
2024/12/14 xryuseix (@ryusei_ishika) OSINT CTFの リアル作問環境を体験してみよう!
本講義の概要 2 TsukuCTF、DIVER OSINT CTFの作問環境で問題を作成し、 ローカル環境でデプロイする 長いので一言でまとめると ... Backlogより
事前準備 • Docker • Docker-Compose • Git, GitHubアカウント • Python,
pip • (あると嬉しい) make, golang, pipx, 問題用の任意の写真 準備しておいてもらいたいもの (バージョンは、ある程度新しければ基本的に大丈夫です ) 3
全体の流れ 4 • OSINT問題の作成 ◦ 環境構築 ◦ 問題作成 ◦ PRの作成
• CTFサーバの起動 ◦ サーバ起動 ◦ 初期設定 • ctfcliを用いた問題のデプロイ
OSINT問題の作成 - リポジトリのダウンロードと作問ディレクトリの自動生成 5 $ 先にフォークする $ git clone https://github.com/ユーザ名/returns2024
$ cd returns2024 $ git submodule init $ git submodule update --remote $ git checkout -b "feat/xryuseix" ←被らないように設定してください $ make gen $ # または docker-compose run gen bash -c "make gen" ←フラグフォーマットは returns{.*}の形式で強制しています ← OSINTを設定してください
OSINT問題の作成 - ファイルの配置 6 • 指定したジャンルのディレクトリに作った 問題のファイルが生成されています • 各ディレクトリの説明 ◦
build…今回は使わない ◦ challenge.yaml…問題の設定ファイル ◦ flag.txt…フラグを記載 ◦ public…公開ファイルを配置 ◦ solver…今回は使わない ◦ writeup…今回は使わない • publicディレクトリに問題にする任意の写真をおいて ください ◦ なければネットから適当に拾ってきたり、写真 なしテキストだけで問題を 作っても大丈夫です
OSINT問題の作成 - 問題の作成 7 • osint/sample/challenge.ymlを参考に、ご 自身で作ったディレクトリ内の challenge.ymlを編集して、色々設定して ください •
長いけど編集しなきゃいけないのは 右の項目だけ(うちいくつかは最初から設 定されている) • 特に、公開するファイル(写真など)の パスを記載するfilesは記載ミスに注意! ◦ 注) 公開ファイルがない場合はコメン トアウトしてください
OSINT問題の作成 - フラグのテスト 8 • osint/sample/flag.txtを参考に、ご自身で作ったディレクトリ内の flag.txtを 編集します • ここではフラグのUnit
Testを行います ◦ フラグフォーマット、正規表現、複数のフラグ設定のミスを確認します • 通る想定のフラグと通らない想定のフラグを設定してください 通る→ 通らない→
OSINT問題の作成 - PRの作成 9 $ git add . $ git
commit -m "add my chall" $ git push -u origin feat/xryuseix ←さっき設定したブランチ • 終わったらPRを作成してください ◦ https://github.com/xryuseix/returns2024/pulls ◦ 例示用のPRもあります→ • PRコメントはなんでもいいです • PRを作成したらCIが走ります。少し待ってください。
OSINT問題の作成 - CIの結果確認 10 こうなってたらOK 画像が入っている場合は こんなコメントも送られてくる
OSINT問題の作成 - CIの結果確認と修正 11 • CIのエラーが出た場合、Detailsから エラーメッセージをみよう ◦ 特に多いのがyamlのインデントミス ◦
わかりにくかったらすぐに質問してくだ さい (個々のケース用のスライドを作るのが面倒 )
OSINT問題の作成 - mainブランチへのマージ & pull 12 • GitHubのPRページの下にあるマージボタンでマージしてくださ い •
終わったらシェルに戻って以下のコマンドを実行 $ git checkout main $ git pull origin main
CTFサーバの設定 - サーバの起動 13 ここから先、時間なかったら僕だけやります $ pipx install ctfcli $
# または $ pip install ctfcli $ cd .. # returns2024ディレクトリ外であればどこでもいいです $ git clone https://github.com/CTFd/CTFd $ cd CTFd # 3分くらいかかります $ docker-compose up -d
CTFサーバの設定 - CTFdの初期設定 14 http://localhost:8000/ にアクセスします ほぼ変更しなくていいです。
CTFサーバの設定 - CTFdの初期設定 15 http://localhost:8000/ にアクセスします ほぼ変更しなくていいです。
CTFサーバの設定 - アクセストークンの取得 16 設定→アクセストークンで 有効期限を設定して生成します
ctfcliを用いた問題のデプロイ 17 ctfcliをpipでインストールするとctfコマンドが使えます。 URLは画像と一緒で、アクセストークンは各自変更してください。 最初にcloneしたreturns2024ディレクトリで実行します。
ctfcliを用いた問題のデプロイ 18 mainブランチにマージしたあと、bash install.shコマンドを実行します 実行後、 http://localhost:8000/admin/challenges にアクセスするとこうなっている
(時間余ったらのコンテンツ ) みんなが作成した問題を解いてみよう! 19