Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
NREに向けた取り組みと さくらのサービス別通信状況(β)について / about NRE ...
Search
yoneyan
January 22, 2024
Technology
0
36
NREに向けた取り組みと さくらのサービス別通信状況(β)について / about NRE and sakura service network status beta
yoneyan
January 22, 2024
Tweet
Share
More Decks by yoneyan
See All by yoneyan
IPアドレス管理指定事業者における業務自動化の取り組みと活用例
yoneyan
0
100
[Home NOC Operators' Group] User Dashboardを作ってみた話
yoneyan
0
260
Other Decks in Technology
See All in Technology
Python(PYNQ)がテーマのAMD主催のFPGAコンテストに参加してきた
iotengineer22
0
500
AWS Lambda のトラブルシュートをしていて思うこと
kazzpapa3
2
180
OCI Vault 概要
oracle4engineer
PRO
0
9.7k
AWS Media Services 最新サービスアップデート 2024
eijikominami
0
200
適材適所の技術選定 〜GraphQL・REST API・tRPC〜 / Optimal Technology Selection
kakehashi
1
680
OCI Network Firewall 概要
oracle4engineer
PRO
0
4.2k
Terraform未経験の御様に対してどの ように導⼊を進めていったか
tkikuchi
2
450
なぜ今 AI Agent なのか _近藤憲児
kenjikondobai
4
1.4k
Amazon CloudWatch Network Monitor のススメ
yuki_ink
1
210
Can We Measure Developer Productivity?
ewolff
1
150
SREが投資するAIOps ~ペアーズにおけるLLM for Developerへの取り組み~
takumiogawa
1
410
CDCL による厳密解法を採用した MILP ソルバー
imai448
3
110
Featured
See All Featured
Building Adaptive Systems
keathley
38
2.3k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
180
21k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
40
2.4k
Designing for Performance
lara
604
68k
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
6
410
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
133
8.9k
RailsConf 2023
tenderlove
29
900
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
250
12k
Writing Fast Ruby
sferik
627
61k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
305
110k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1366
200k
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
327
21k
Transcript
© SAKURA internet Inc. NREに向けた取り組みと さくらのサービス別通信状況(β)について
今回お話する内容 リアルタイム通信状況を確認出来るステータスページ 「さくらのサービス別通信状況(β)」を提供開始 2 NREに向けた取り組みの⼀貫 2023/09/27から
© SAKURA internet Inc. ⽶⽥ 悠⼈(YONEDA Yuto) 出⾝・居住地: ⼤阪 所属
• さくらインターネット株式会社 クラウド事業本部 PF部 NWU(22年度新卒⼊社) • ⼀般社団法⼈HomeNOC Operatorsʼ Group 代表理事 • ⼀般社団法⼈techfeelo 理事(doornoc運営委員⻑) 趣味: インフラ歩き(旅⾏) 好きな⾔葉: しらんけど ⾃⼰紹介 1 Twitter: yoneyan_ja Facebook: yoneyan.ja
これまで 4 SNMPなどをベースとして測定情報を取得&検出 ⻑所 • OSSなどを使って⽐較的簡単に構築可能 短所 • 障害箇所を調べるのに時間が掛かる •
測定箇所が限られる(ping監視などは特に) • 痒いところに⼿が届かない OSS測定ツール (いろいろ) その他システム 運⽤者 障害発⽣はすぐにわかるけど、 影響範囲はすぐにわからない…
現在 5 測定箇所を増やして障害をすぐに検出可能なシステムの開発 ⻑所 • 影響範囲を調べる材料になる • 実サービスの測定ポイントを増やしたため • 回線品質やサービスNW障害を検知出来る
OSS測定ツール (いろいろ) その他システム 運⽤者 前に⽐べると影響範囲を ある程度絞り込めるようになった ネットワーク品質可視化 システム (本システム) 短所 • 材料としてしか使えない(で使えない) • ⼈⼒で判別する仕組みのみ
仕組み 6 ポイント① 「サービスからインターネットに抜けるまでの当社区間」の健康性を表⽰します → お客様での障害⾃⼰切り分けに役⽴ちます (直近10分間、連続で疎通出来ない場合は「NG」、メンテナンス時は「測定停⽌中」と表⽰されます。) ポイント② バックボーン区間はRTT値(往復遅延)を測定し表⽰します
エージェント raspberry piを使った計測ノードの開発 7 各社のサービス状況 Raspberry Pi 4(通常) Raspberry Pi
CM4 IO Board + CM4 10G対応版
これから 8 ⻑所 • 障害対応時に⾃動修復が出来る • 測定ポイントが多いため、材料として使える • NW障害対応者を減らせる •
回線品質やサービスNW障害を検知出来る OSS測定ツール (いろいろ) 運⽤者 NW障害時に対応しなくて良い! ネットワーク品質可視化 システム (本システム) 他システムを使って障害箇所を⾃動判別出来るシステムの構築 障害通知システム nw_system (NW統合⾃動化システム) 基本コレを⾒とけばOK
補⾜)NREに向けた取り組みについて 9 NRE内のPJ • ネットワーク品質可視化プロジェクト • さくらのサービス別通信状況(β) • NW⾃動化プロジェクト(4PJ) •
NRE Meetup(技術交流) • etc... 今回のネタ 今までの問題点 (これまでの開発体制) これから (⾃動化がより加速される世界) NREについて詳しく知りたい⽅は以下のJuniper社のページご覧ください https://www.juniper.net/jp/ja/research-topics/what-is-nre.html
宣伝 • さくらブースで本プロジェクトの展⽰をしてます!! 10 コレ