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AWS Top Engineer、浮いてませんか? / As an AWS Top Engin...
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Yuji Oshima
October 10, 2025
Technology
2
220
AWS Top Engineer、浮いてませんか? / As an AWS Top Engineer, Are You Out of Place?
AWS目黒で実施された「AWS After 6 LT大会」で発表した資料
Yuji Oshima
October 10, 2025
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Transcript
1 AWS Top Engineer、浮いてませんか? 大島 悠司 AWS After 6 LT大会
大島 悠司 (Yuji Oshima) シニアセキュリティアーキテクト 株式会社野村総合研究所 / NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 セキュリティアナリストやサービス開発運用などを経て、 現在はクラウドセキュリティ製品の導入支援に従事
100以上の資格を取得し、情報発信やコミュニティ運営にも力を入れている 2 yuj1osm
3 AWS Top Engineer、浮いてませんか?
いろいろ提案したくなるが、やりすぎと思われることも 4 生成AIで自動化しよう! リソースはIaC化しよう! この設計はセキュリティが甘い! まだまだコストは絞れる!
なぜ浮くのか 5 深い専門知識がゆえに 共感されづらい コミュニティ=遊んでいる と思われる 情報発信をしていると 暇そうと思われる
6 浮いているときに、どう対処するか
伝え方を変える:共感から入る技術コミュニケーション 「なぜそれが必要か」ではなく「誰のために必要か」から話す 例:「この設計、将来の運用者が困らないようにしたい」 専門用語を避け、例え話や図解で伝える 例:「このIAMポリシーは、鍵を全部渡してるようなものです」 “禁止”ではなく“安心”という言葉選び 「セキュリティで止める」ではなく「安心して使えるようにする」 7
小さな成果を見せる:信頼を積み重ねる技術の見える化 小さな改善をSlackや社内Wikiで共有する 例:「このTerraform化で、設定ミスがゼロになりました」 社外活動を業務に還元する形で紹介する 例:「この勉強会で得た知見を、社内の設計に活かしました」 “遊んでる”ように見えることを、成果として見せる 例:社外登壇の資料を社内教育コンテンツとして活用 8
仲間をつくる:語り合える場を持つことが浮きの解消につながる 社内外の技術コミュニティに参加する 例:Slackの技術チャンネル、AWS User Group、社内勉強会 LTやブログで“共感される技術の悩み”を発信する 例: 「やりすぎって言われたけど、やってよかった話」 “浮いてる”共感を得ることで、”浮き”が”力”に変わる 9
浮いていることは悪いことではない 10 浮いてる = 常に先を見えてる 組織を変える力になる 仲間がいれば、浮きは力に変わる
11 Top Engineerのあなたは 誰と語り合っていますか? 浮いてることを恐れず、 未来をつくる側でありたい