Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
一億総業務改善を支える社内AIエージェント基盤の要諦
Search
Yuku Kotani
November 27, 2025
Technology
3.6k
9
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
一億総業務改善を支える社内AIエージェント基盤の要諦
AI Ops Community Vol.1 ~私の考えた最強AI-Agentを見てくれ!~
https://ai-ops.connpass.com/event/373647/
Yuku Kotani
November 27, 2025
More Decks by Yuku Kotani
See All by Yuku Kotani
LLM本来の能力を解き放つサンドボックス技術とAI民主化への適用
yukukotani
3
4.9k
MCPとデザインシステムに立脚したデザインと実装の融合
yukukotani
6
2.9k
Scale out your Claude Code ~自社専用Agentで10xする開発プロセス~
yukukotani
11
5.8k
AI Coding Agent Enablement in TypeScript
yukukotani
21
20k
AI Coding Agent Enablement - エージェントを自走させよう
yukukotani
14
8.5k
Expoによるアプリ開発の現在地とReact Server Componentsが切り開く未来
yukukotani
3
920
React 19でお手軽にCSS-in-JSを自作する
yukukotani
6
1k
僕が思い描くTypeScriptの未来を勝手に先取りする
yukukotani
12
3.6k
Web技術を駆使してユーザーの画面を「録画」する
yukukotani
15
8.3k
Other Decks in Technology
See All in Technology
関数型の考えを TypeScript に持ち込んで、テストしやすい純粋関数を増やす / Pure at the Core, Effects at the Edge: Bringing Functional Thinking into TypeScript
kaminashi
1
110
しぶいSRE: サーバから見えない障害にどう向き合うか。ラストワンマイルのデバッグ実践 / Shibui SRE
kanny
13
6k
オブザーバビリティ、本当に活用できてる? 〜API連携×生成AIで成熟度を自動評価〜
dmmsre
1
3.1k
インフラと開発の垣根を超えていき!〜元AWSインフラエンジニアがAWS開発で奮闘している話〜
hatahata021
1
170
Road to SRE NEXTの今までとこれから
hiroyaonoe
0
310
人を動かすのは時間ではなく、納得感 〜新任EMが入社3ヶ月、組織を2回変えた話〜
kakehashi
PRO
3
220
ソニー銀行におけるビジネスアジリティ向上のためのクラウドシフト戦略
srenext
0
160
KiCAD講習会②
tutcreators
0
110
最近評価が難しくなった
maroon8021
0
340
ループエンジニアリングでE2Eテストを実践
noriyukitakei
0
350
Amazon EVS で VCF 9.0 / 9.1 のサポート開始まとめ
mtoyoda
0
290
ゼロをイチにする仕事が終わったあと
smasato
0
340
Featured
See All Featured
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
659
62k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
515
110k
Unsuck your backbone
ammeep
672
58k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
230
23k
The Director’s Chair: Orchestrating AI for Truly Effective Learning
tmiket
1
210
[SF Ruby Conf 2025] Rails X
palkan
2
1.2k
Chasing Engaging Ingredients in Design
codingconduct
0
230
Redefining SEO in the New Era of Traffic Generation
szymonslowik
1
360
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
96
14k
Winning Ecommerce Organic Search in an AI Era - #searchnstuff2025
aleyda
1
2.1k
Gemini Prompt Engineering: Practical Techniques for Tangible AI Outcomes
mfonobong
2
460
AI in Enterprises - Java and Open Source to the Rescue
ivargrimstad
0
1.4k
Transcript
一億総業務改善を支える 社内AIエージェント基盤の要諦 @yukukotani 2025/11/27 - AI Ops Community Vol.1
自己紹介 Yuku Kotani CTO @ Ubie, Inc. @yukukotani @yukukotani
皆さん AI使って業務改善やってますか
皆さん AI使って業務改善やってますか の会社は全員で
“AI Ops チーム” が肩代わりはツラい CoE的にAI Opsチームが業務改善を引っ張るのはツラい AI Opsチームのリソースで律速になる ドメイン知識が追いつかず良いものができない AI
Nativeではない新たな業務が登場するイタチごっこ 孤独 etc...
全社で誰一人残さず 自分で自分をAI Opsする がやりたい! 一億総業務改善
一億総業務改善を実現するための要諦 生成AI時代の透明性 パクれるプラットフォーム 業務と滑らかに繋がるインタフェース
一億総業務改善を実現するための要諦 生成AI時代の透明性 パクれるプラットフォーム 業務と滑らかに繋がるインタフェース
経緯:生成AI以前から「透明ガイド」を運用 https://note.com/sonopy/n/na5cd53e7c204
まずは「公開」が大前提 前提、情報が公開されていないとAI活用は限定的になる 例えば・・・ XXXの情報はAさんだけが見れる Aさんがエージェントを呼んだ時だけ情報を読めるようにして・・・ Slackから呼んだときはそのチャンネルにいる人たちも考慮して・・・ → めんどくさい!!!無理!!!AI使うのやめる!!!
その上でAI向けに「整理」「配信」する 「社内データ平定プロジェクト」を発足 Notionデータに規約を導入 全フロー情報共通DBやタグの整備、DB階層化の禁止など Slack, Salesforce, カレンダー, 組織図, 議事録などあらゆるデータを集約 NotionとBigQueryに全てを集めるデータパイプラインを構築
AIのユースケースに合わせた事前加工やメタデータ付与 整理したデータにアクセスできるMCP 整理 配信
その上でAI向けに「整理」「配信」する 例:原則すべての議事録がフロー情報DBに自動で入ってくる AIがタグを自動付与して MCP等から検索可能
詳細は @syu_cream のこちら! https://speakerdeck.com/syucream/ubienoaipatonawozhi-erukontekisutoenziniaringushi-jian
一億総業務改善を実現するための要諦 生成AI時代の透明性 パクれるプラットフォーム 業務と滑らかに繋がるインタフェース
生成AI浸透をイノベーター理論で捉える 社内のイノベーターが発明した活用事例を、どのように全体に広げていくかが鍵 https://www.bizcrew.jp/article/11260018 どう使えばいいか わからない!
隣のシゴデキはどう使ってる? ChatGPTやClaude Codeは超便利だが、他の人から見えにくい 隣のシゴデキをパクりやすいような基盤を開発・選定 Dev Genius (内製) n8n Uvin (内製)
Dev Genius: 内製AIエージェント基盤 プロンプト、ツール、ナレッジ(Notion)などを設定したエージェントを作成できる
Dev Genius: 内製AIエージェント基盤 他の人が作ったエージェントの中身を覗いてパクれる!
n8n: Agentic Workflow基盤 AIを組み合わせたワークフローも同様にパクれる! 組織開発チームが作った複雑ワークフロー
Uvin: 内製クラウドコーディングエージェント基盤 Slackで雑に呼び出してPRを作ってくれる。他の人の使い方をパクれる!
各基盤がMCP等で相互連携 エージェントがワークフローを呼び出す、など連携させる 全て中身が見えるのでエンドツーエンドでパクってイノベーターに追いつける
一億総業務改善を実現するための要諦 生成AI時代の透明性 パクれるプラットフォーム 業務と滑らかに繋がるインタフェース
徹底的にフリクションを解消する 生成AI浸透のキャズムを超えるには小さなフリクションが命取り
例:チームメンバーのようにSlackから実行 人間と同じようにメンションできる!
例:チームメンバーのようにSlackから実行 デイリースクラムを自動進行するなど イノベーターによる工夫も生まれる
内製基盤だからハックを尽くしてこだわれる メンションできるSlack Appをエージェントごとに作るのは超大変(権限など) Ubieではユーザーグループを擬似的につくることでハックしている
例:Jiraのチケットから自動実行 PBIを作成したら自動的にコーディングエージェントが走ってドラフト作成
浸透効果 「気づいたら居る」を伝播させることでレイトマジョリティ、ラガートまで浸透 AIパートナー数 380+ AIパートナー利用率 100% AIパートナー作成率 81%
デモ
まとめ 生成AI時代の透明性 パクれるプラットフォーム 業務と滑らかに繋がるインタフェース
ありがとうございました