Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
コードと政治
Search
Yutaka Kamei
October 02, 2024
Technology
0
220
コードと政治
Yutaka Kamei
October 02, 2024
Tweet
Share
More Decks by Yutaka Kamei
See All by Yutaka Kamei
ミーティングなどの場における タイムキーパーの役割に スポットライトを当てたい
yykamei
0
75
ソフトウェアにおける「捨てやすさ」の探求
yykamei
0
79
タスクは分割するのではなく、ステップを積み重ねていく
yykamei
4
920
「困っていることはありません」は物事の見方を変えるチャンス
yykamei
0
66
Other Decks in Technology
See All in Technology
使って学ぼう MCP (と GitHub Codespaces)
tsubakimoto_s
1
190
ECSネイティブのBlue/Green デプロイを攻略しよう ~CodeDeployとの違いから、デプロイフロー実装まで~
ideaws
3
280
ZOZO.swift #2
zozotech
PRO
0
290
Claude Codeで実践するスペック駆動開発入門 / sdd-with-claude_code
yoshidashingo
2
3k
AIエージェントに必要なのはデータではなく文脈だった/ai-agent-context-graph-mybest
jonnojun
1
660
AI駆動開発とRAGプロダクトへの挑戦の軌跡 - 弁護士ドットコムでの学びから -
bengo4com
1
450
意外と知ってそうでしらない、Reserved Instances の世界
mappie_kochi
0
160
生成AI素人でも玄人でもない私がセイセイAIチョットワカルために勉強したこと
wkm2
2
290
生成AIと余白 〜開発スピードが向上した今、何に向き合う?〜
kakehashi
PRO
1
260
Azure Copilot Migration Agent / #jazug
koudaiii
1
220
1,000 にも届く AWS Organizations 組織のポリシー運用をちゃんとしたい、という話
kazzpapa3
1
270
なぜAIは チーム開発を 速くしないのか
tan_go238
8
3.2k
Featured
See All Featured
Abbi's Birthday
coloredviolet
2
4.9k
Building a A Zero-Code AI SEO Workflow
portentint
PRO
0
340
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
37
6.3k
The SEO Collaboration Effect
kristinabergwall1
0
370
Embracing the Ebb and Flow
colly
88
5k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
29
4.2k
The State of eCommerce SEO: How to Win in Today's Products SERPs - #SEOweek
aleyda
2
9.6k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
55
12k
The SEO identity crisis: Don't let AI make you average
varn
0
400
Getting science done with accelerated Python computing platforms
jacobtomlinson
2
130
Side Projects
sachag
455
43k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
13
1.1k
Transcript
コードと政治 Yutaka Kamei 渋谷アジャイル#3 @ウイングアーク1st 六本木グランドタワー
Self-introduction • Yutaka Kamei • @yykamei on GitHub • @_yykamei
on X • Timee, Inc.
政治力
政治ってなに? 1 主権者が、領土・人民を治めること。まつりごと。 2 ある社会の対立や利害を調整して社会全体を統合するとともに、社会の意思決定を 行い、これを実現する作用。 出典: コトバンク(小学館を参照)
身近な政治 人は他人と関わります。それぞれ異なる 思想を持っています。どこかで折り合いを つけないと喧嘩ばっかりになりますね。
インデント幅 インデント幅に対するすべてのスタンスを許容するとリアス式海岸のようになります
そこで、政治の出番です インデント幅に関しては概ね「公式発表」で解決されていますね
「公式発表」だけでは解決できない政治がある! • 「こっちとそっちの書き方どっちがいい の?」 • 「そのファイル、こっちのディレクトリーに 書くべきでは?」 • アーキテクチャーの決定 •
他にもたくさん
我々自身が政治をしないといけない
自分でやる必要のありそうな政治を列挙 • リンターの設定 ◦ リンターのデフォルトをそのまま?少し変える? • ソフトウェアの設計原則 ◦ SOLID原則とかDRYとかYAGNIとかKISSとかそもそもフレームワークから外れることはしない、と か
• ライブラリーの選定 ◦ HTTPのクライアントライブラリーどれ選ぶ?とか典型的 • 実装方針 ◦ ある機能をつくるのにいくつかの方法があるがどれがベター? 上のもので 100%意見が一致することはほとんどない 😱
対立自体は大事、しかし... • 対立は多様な見方の現れ • ただし、感情による衝突を起こすことも ◦ 衝突が起きるとこうなる →
できることなら感情の衝突を回避して 対話したい そこで、政治の出番です
すみません、これと言った 具体的なベストプラクティスはありません その代わり、私の周りの政治を紹介させてください
私の周りの政治 • ルールをつくる • Slack Huddle に常駐してみる • ミーティングをセットしてみる •
ペアプロ、モブプロをしてみる
ルールをつくる • ルールの整備は政治の基本! • ルールにも組織全体とチーム内で 閉じるものがある ルールをつくるための場づくり(=議会)も必要ですね!
会話 • Slack Huddle 常駐は気軽な会話を生み出すためのロビー活動 • ミーティングのセットは漠然としたアイディアを具体化するための会合 • ペアプロ・モブプロは問題が明確で「あとはやるだけ」という選挙活動
いかがでしょうか? 皆さんの政治活動は順調ですか?
出典: https://world.hey.com/dhh/ears-rarely-open-until-a-rapport-is-established-ae913bfd
まとめ コード上の意思決定は複数人の思惑を調整する政治活動と変わりません。開発者の皆 さんはハックが好きだと思いますので、ぜひとも政治もハックしてみてください。