Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
コードと政治
Search
Yutaka Kamei
October 02, 2024
Technology
0
210
コードと政治
Yutaka Kamei
October 02, 2024
Tweet
Share
More Decks by Yutaka Kamei
See All by Yutaka Kamei
ミーティングなどの場における タイムキーパーの役割に スポットライトを当てたい
yykamei
0
71
ソフトウェアにおける「捨てやすさ」の探求
yykamei
0
76
タスクは分割するのではなく、ステップを積み重ねていく
yykamei
4
890
「困っていることはありません」は物事の見方を変えるチャンス
yykamei
0
57
Other Decks in Technology
See All in Technology
Claude Codeを使った情報整理術
knishioka
15
11k
フィッシュボウルのやり方 / How to do a fishbowl
pauli
2
430
AWS re:Invent2025最新動向まとめ(NRIグループre:Cap 2025)
gamogamo
0
140
Redshift認可、アップデートでどう変わった?
handy
1
120
モダンデータスタックの理想と現実の間で~1.3億人Vポイントデータ基盤の現在地とこれから~
taromatsui_cccmkhd
2
290
LayerX QA Night#1
koyaman2
0
300
『君の名は』と聞く君の名は。 / Your name, you who asks for mine.
nttcom
1
140
小さく、早く、可能性を多産する。生成AIプロジェクト / prAIrie-dog
visional_engineering_and_design
0
270
M&Aで拡大し続けるGENDAのデータ活用を促すためのDatabricks権限管理 / AEON TECH HUB #22
genda
0
310
さくらのクラウド開発ふりかえり2025
kazeburo
2
1.3k
AI with TiDD
shiraji
1
330
ハッカソンから社内プロダクトへ AIエージェント ko☆shi 開発で学んだ4つの重要要素
leveragestech
0
480
Featured
See All Featured
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
77
5.2k
Abbi's Birthday
coloredviolet
0
4k
AI Search: Implications for SEO and How to Move Forward - #ShenzhenSEOConference
aleyda
1
1k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
246
13k
What Being in a Rock Band Can Teach Us About Real World SEO
427marketing
0
150
<Decoding/> the Language of Devs - We Love SEO 2024
nikkihalliwell
0
100
The Illustrated Guide to Node.js - THAT Conference 2024
reverentgeek
0
220
[SF Ruby Conf 2025] Rails X
palkan
0
660
The SEO Collaboration Effect
kristinabergwall1
0
320
Bash Introduction
62gerente
615
210k
Exploring anti-patterns in Rails
aemeredith
2
220
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
174
15k
Transcript
コードと政治 Yutaka Kamei 渋谷アジャイル#3 @ウイングアーク1st 六本木グランドタワー
Self-introduction • Yutaka Kamei • @yykamei on GitHub • @_yykamei
on X • Timee, Inc.
政治力
政治ってなに? 1 主権者が、領土・人民を治めること。まつりごと。 2 ある社会の対立や利害を調整して社会全体を統合するとともに、社会の意思決定を 行い、これを実現する作用。 出典: コトバンク(小学館を参照)
身近な政治 人は他人と関わります。それぞれ異なる 思想を持っています。どこかで折り合いを つけないと喧嘩ばっかりになりますね。
インデント幅 インデント幅に対するすべてのスタンスを許容するとリアス式海岸のようになります
そこで、政治の出番です インデント幅に関しては概ね「公式発表」で解決されていますね
「公式発表」だけでは解決できない政治がある! • 「こっちとそっちの書き方どっちがいい の?」 • 「そのファイル、こっちのディレクトリーに 書くべきでは?」 • アーキテクチャーの決定 •
他にもたくさん
我々自身が政治をしないといけない
自分でやる必要のありそうな政治を列挙 • リンターの設定 ◦ リンターのデフォルトをそのまま?少し変える? • ソフトウェアの設計原則 ◦ SOLID原則とかDRYとかYAGNIとかKISSとかそもそもフレームワークから外れることはしない、と か
• ライブラリーの選定 ◦ HTTPのクライアントライブラリーどれ選ぶ?とか典型的 • 実装方針 ◦ ある機能をつくるのにいくつかの方法があるがどれがベター? 上のもので 100%意見が一致することはほとんどない 😱
対立自体は大事、しかし... • 対立は多様な見方の現れ • ただし、感情による衝突を起こすことも ◦ 衝突が起きるとこうなる →
できることなら感情の衝突を回避して 対話したい そこで、政治の出番です
すみません、これと言った 具体的なベストプラクティスはありません その代わり、私の周りの政治を紹介させてください
私の周りの政治 • ルールをつくる • Slack Huddle に常駐してみる • ミーティングをセットしてみる •
ペアプロ、モブプロをしてみる
ルールをつくる • ルールの整備は政治の基本! • ルールにも組織全体とチーム内で 閉じるものがある ルールをつくるための場づくり(=議会)も必要ですね!
会話 • Slack Huddle 常駐は気軽な会話を生み出すためのロビー活動 • ミーティングのセットは漠然としたアイディアを具体化するための会合 • ペアプロ・モブプロは問題が明確で「あとはやるだけ」という選挙活動
いかがでしょうか? 皆さんの政治活動は順調ですか?
出典: https://world.hey.com/dhh/ears-rarely-open-until-a-rapport-is-established-ae913bfd
まとめ コード上の意思決定は複数人の思惑を調整する政治活動と変わりません。開発者の皆 さんはハックが好きだと思いますので、ぜひとも政治もハックしてみてください。