Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Chompyらくとく便のこれまでとこれから
Search
Tomoya Ishizaki
January 28, 2021
Business
0
1.9k
Chompyらくとく便のこれまでとこれから
Tomoya Ishizaki
January 28, 2021
Tweet
Share
More Decks by Tomoya Ishizaki
See All by Tomoya Ishizaki
【輪講】Ray: A Distributed Framework for Emerging AI Applications
zaq1tomo
2
230
xv6 chapter5 first
zaq1tomo
0
230
xv6 chapter1 first
zaq1tomo
1
130
Hybrid Casper FFG
zaq1tomo
3
680
Other Decks in Business
See All in Business
一般社団法人ディレクションサポート協会(DiSA)
masakisukeda
0
360
私のスクラムフェスの歩き方
rakuraku0615
0
310
VISASQ: ABOUT US
eikohashiba
15
460k
Insurance Distribution for Reiwa-era
hakusansai
2
250
プロダクトの大事なこと全部書く 〜わかりあいのワークショップ〜
watasuke
0
300
ログラス会社紹介資料 新卒採用 ビジネス職[経営幹部候補]/ Loglass Company Deck
loglass2019
0
190
VANISH STANDARD Company Deck
vstandard
PRO
2
21k
TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト
tokyo_metropolitan_gov_digital_hr
0
450
会社案内資料
mkengineering
1
120
ポートフォリオEC「ENRAI」_概要資料
booklista_nakaya
1
920
Sales Marker Culture Book(English)
salesmarker
PRO
1
2.5k
エムスリーキャリア エンジニア採用資料 / M3C Engineer Guide
m3c
1
85k
Featured
See All Featured
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
327
38k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
191
16k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
93
13k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
1
40
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
19
1.1k
Fireside Chat
paigeccino
32
3k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
48k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
48
10k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
4
290
A better future with KSS
kneath
238
17k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
28
9.1k
Bash Introduction
62gerente
608
210k
Transcript
None
• ◦ 慶應大学理工学部情報工学科卒業 ◦ Gunosy→Mercari→LINEで企画・開発・R&Dなど ◦ 2019年6月よりSYNに参画 • ◦ らくとく便関連全般
◦ お客さま向けアプリの企画・開発 (Backend/Mobile/Web) ◦ らくとく便オペレーション (配達/CS) の構築・改善 ◦ 配送計画アルゴリズムの構築・改善 • ◦ Chompy ◦ 注文店舗数:523 ◦ 最大ファンレベル:95 Chompyアプリのファンレベル画面
None
None
• • • ※ 詳細についてはnoteにもまとめてあります → https://note.com/zaq1tomo/n/nb47764f51a5e
None
• Chompyは、食を通じて多くの人の日常を豊かにすることを目指している • 従来のフードデリバリーは、構造的に配達コストの削減が難しく、 多くの人にとって日常的には使いにくい • らくとく便は、「1注文・1配達」ではなく「まとめて注文・まとめて配達」 することで持続可能な安さを実現する らくとく便の配達
None
• ◦ 先行事例が多いモデル(オンデマンド)はアプリで作り込み、 不確実性が高いモデル(らくとく便)はWebでサクッと • ◦ Firebase、Cloud Run、Stripe、SendGridなど、 外部サービスを多用することで、2週間で実装 •
◦ 電話で注文、現金で決済、徒歩で配達し、社員全員が 現場に向き合うことで、素早い改善が可能に オフィスランチ便
• ◦ オンデマンドのシステムと統合。タブレット経由で 発注できるようにし、電話注文、現金決済を廃止 • ◦ シンプルな最適化スクリプトとSlack Botを利用することで、 配達員のルーティングを自動化 •
◦ 注文量の増加に応じて指数関数的に難易度が高まる バンでの仕分け作業を効率化 仕分け用のシール
• ◦ 多くの企業でWFHが導入され、出社数が激減。 家庭向けにアプリ移行し、機能を一般開放 • ◦ オフィスランチ便での知見を活かしつつ、 モバイルアプリ/バックエンドをゼロから実装 • ◦
OR-Toolsをベースに最適化ソルバを刷新、 高速化を実現 ルーティングサービスのアーキテクチャ
None
• ◦ 注文者密度、店舗密度、配達員密度を上げることで、 時間内に配達可能な注文数の最大化を図る • ◦ P2Pとハブアンドスポークのハイブリッドモデルに することで必要な配達員数の最小化を図る • ◦
エコノミクスの成立条件をシミュレーションしつつ、 対応エリアを順次拡大していく 配達コストのシミュレーション
• ◦ 地域で愛されるお惣菜屋さんやスーパーとの連携を 深めることで、半自炊ニーズなど、 幅広い食のシーンを支えていく • ◦ 離乳食や健康食など、新しいコンテンツを拡充することで、 子育て世帯や高齢世帯など、これまでフードデリバリーを 利用できなかった層の食生活を豊かにしていく
創業時に行った食事日記アンケート
None
• ◦ 工夫を凝らし、構造的な安さ・手軽さを実現することで、多くの人の まいにちの暮らしを豊かにするサービスにしていきたい • ◦ 時には自ら手足を動かしながら、素早く学びを得ることで、 効率的な改善サイクルを回し続ける • ◦
これまでにないロジスティクスとコンテンツの発明により、 従来のフードデリバリーでは実現できなかった食体験の提供を目指す
None
https://syn-inc.com/