Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
はじめてのSDET / My first challenge as a SDET
Search
bun
April 15, 2025
Technology
1
440
はじめてのSDET / My first challenge as a SDET
[JaSST nano vol.47](
https://jasst-nano.connpass.com/event/349312/)にて登壇した資料です
。
bun
April 15, 2025
Tweet
Share
More Decks by bun
See All by bun
とあるOSSを継続可能にするための取り組みについて / OSS Refactoring Process
bun913
2
520
そのbeforeEach本当に必要? TIPSをご紹介 / beforeEach TIPS
bun913
1
1.1k
あなたはどっち派?XSpec系テストフレームワークの構造化流派について / XSpec Title Naming
bun913
1
680
良いユニットテストの性質を整理してたら考えるべき設計も見えてきたの
bun913
11
6.9k
GitHub Copilotと快適なユニットテストコード作成生活
bun913
10
8k
気が付いたらJSTQB AL TAに合格していた。そんな旅がしたいの。
bun913
2
970
ユーザーストーリーのレビューを自動化したみたの
bun913
1
1.1k
「XX試験の環境作ってよ」と言われた時によく使うAWSのソリューションについて
bun913
0
360
出社っていいものなの。開発者のテストに対する疑問や思いが聞けたの
bun913
0
890
Other Decks in Technology
See All in Technology
P2P ではじめる WebRTC のつまづきどころ
tnoho
1
270
LLM開発を支えるエヌビディアの生成AIエコシステム
acceleratedmu3n
0
340
経理出身PdMがAIプロダクト開発を_ハンズオンで学んだ話.pdf
shunsukenarita
1
230
Step Functions First - サーバーレスアーキテクチャの新しいパラダイム
taikis
1
280
[MIRU2025]Preference Optimization for Multimodal Large Language Models for Image Captioning Tasks
keio_smilab
PRO
0
100
TypeScript 上達の道
ysknsid25
23
4.8k
大規模イベントを支える ABEMA の アーキテクチャ 変遷 2025
nagapad
5
510
AI人生苦節10年で会得したAIがやること_人間がやること.pdf
shibuiwilliam
1
210
モバイルゲームの開発を支える基盤の歩み ~再現性のある開発ラインを量産する秘訣~
qualiarts
0
610
AI時代の知識創造 ─GeminiとSECIモデルで読み解く “暗黙知”と創造の境界線
nyagasan
0
160
AI工学特論: MLOps・継続的評価
asei
10
2k
【2025 Japan AWS Jr. Champions Ignition】点から線、線から面へ〜僕たちが起こすコラボレーション・ムーブメント〜
amixedcolor
1
110
Featured
See All Featured
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
329
21k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
26
2.9k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
PRO
21
1.4k
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
47
9.6k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
72
4.9k
It's Worth the Effort
3n
185
28k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.5k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
29
1.8k
Facilitating Awesome Meetings
lara
54
6.5k
Connecting the Dots Between Site Speed, User Experience & Your Business [WebExpo 2025]
tammyeverts
8
390
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
37
2.8k
Adopting Sorbet at Scale
ufuk
77
9.5k
Transcript
はじめてのSDET あれ?私の職種レアすぎ・・・? Jasst Nano vol.47 1
自己紹介 bun (ぶん)さん Jasst Nano Vol.29 ~ Vol.40 に登壇 •
2024 年7 月 に開発(っぽい)エンジニアからSDET (後 述)として転職しました • 開発・AWS ・テストちょっとずつできます • ISTQB TTA/TA/TM 取得済み • 2024/2023 Japan AWS Top Engineers / All Certifications Engineers • 2
なぜ登壇を控えていたのか? 3
物理的に時間がなくって・・・英 語を学習してました 4
成果 (2024.7 ~ 2025.3) TOEIC LR: 675 → 845 •
PROGOS: A1 → B1High ( 最高: B2) • 英会話: \(^o^) / → 自分の興味のあるト ピックならわりと話せるように • 5
これが言いたかった 6
冗談はさておき、ここからが本題 7
今していること ずっと何年も一人QA でプロダクトを支えてきた偉大なQAE と2 人のQA チームに います • SDET (Software
Development Engineer in Test) という職種です • 2024.7 に開発者っぽい仕事からジョブチェンジしました • 8
SDET として 理想: 開発の知見もQA エンジニアのスキルもある人が、よりテストやQA にフォ ーカスして開発に自信を早く多く与える • シフトレフトの推進 ◦
自動テストの効果的な導入・促進 ◦ 9
レア目な職種なので、ちょっと自分語 りをしてみます 10
チームに役立てたと思うこと・まだ まだなところ 11
チームに還元できたと思うこと ソフトウェア開発経験の知見と技術 • AWS エンジニアとしての経験 • CI/CD を実装する上での課題に対する解決案の提案 • 12
たとえば Playwright を使ったAPI テストの自動化 • TypeScript のエコシステムを使って極力AI に書いてもらいやすく ◦ テスト自動化に際するインフラ的な制限への対応
• よくあるのは特定のIP アドレスしか許容していないアプリへの対応など ◦ 静的解析を改良・CI への組み込み • 13
最近だとMCP サーバーを自作したり Zenn にて公開 • Model Context Protocol の略称 •
14
非常にわかりやすかった資料 15
クラスメソッドさん ブログ • プロトコルの仕様 • 開発方法 • などわかりやすく書いてある • 16
本当は「TestRail のテストケースを 自然言語で実装してみた」したかっ た 17
間に合いませんでした(多分ブログ書 きます) 18
つまずいたことならブログにしました 張り切って機能を提供しすぎるとMCP クライアントが認識できなかった • AI モデルが保有できるコンテキストはシビアなので、多くの情報をかえしすぎ ない • 19
不足している能力 20
足りていないと感じる能力 QAE としてのスキル • 特にテスト分析と探索的テストのスキル • 英語(ボソッ・・・) • 21
SDET は自動化しとけばいいわけ じゃない(と私は思います) ≠ 22
手動テストのメリットを理解し て、テストケースを自動化したい → 23
そうなると足りないもの 24
テスト分析スキル テスト観点の不足による「何をテストするべき」の整理が弱い • あぁぁ・・・ここにもエラー出力がされていた ◦ あぁぁ・・・エラーハンドリングをする際にユーザーセッションなどの目に見えない状態 を考慮忘れたぁ ◦ 25
それに対して最近同僚が、ゆもつよメ ソッドを持ってきてくれたり 26
詳細は省略します(良質な資料が検索だけでも たくさん) 27
すぐに感じたメリット 段階的にテスト条件を考えることができる • 「出力」の観点「反映」の観点などが嫌でも目に入る • エラーが反映されるべき場所 ◦ 状態が反映されるのは詳細ページだけ? ◦ 人に依存するのではなくテスト分析の型がチームでできそう
• テスト分析レビューもしやすい • 28
探索的テストについて 29
私「いや。実行者の経験とスキルに左 右されすぎるのでは?」 30
確かにそう。 31
だけど、それを言うにも手を尽くして から言わないとだよね 32
せや!英語の勉強と合わせて探索的テ ストについて学んだろ! 33
ということでブログ書きました Explore It! • ページも200 もないので読みやすい。構文もそこまで難しくない。 • 34
心がけ始めたこと 開発者も多分知らない、そんな未知を探すのはワクワクする • いい感じのチャーターで想像力を働かせる • 「What if? 」を再現するためにツールや開発周りの知見のキャッチアップを続 ける •
35
自分がいることの利点・足りない能力 を感じていました 36
まとめ SDET として働き始めて、10 ヶ月くらい経ちました • 貢献できているところ • 開発やAWS エンジニアとして手をうごかせる、簡単な設計ができるという存在がQA チー
ムにいる ◦ まだまだ頑張る • テスト分析・探索的テスト力の向上 ◦ 37
ご清聴ありがとうございました 38