SCQA・ピラミッド構造などを用いて、書いた内容を構造化 Copyright © 2024 by Product Science. All rights reserved. ③捨てた選択肢も見せる 判断基準、基準の優先順位、それらに基づいた選択肢の評価 9 課題 解決策を提案する時に読み手が持つ疑問 • 「なぜこの解決策なの?」 • 「他にこういうのは考えなかったの?」 プロコン表を示すと読み手が持つ疑問 • 「これで全て網羅できている?」 • 「で、正解は何?どれを選べばいいの?」 改善例 判断基準と、基準の優先順位を示せば、思考過程が一目瞭然 人と意見が異なる時も、どこで意見が違うのかが特定しやすくなる • 判断基準が違うのか? • 基準の優先順位が違うのか? • 評価が違うのか? プロ(メリット) コン(デメリット) アプローチ1 ・レイテンシは上がらない ・シンプル ・重複排除できる ・UIと新APIの統合が必要 アプローチ2 ・レイテンシは上がらない ・UIの変更が必要 ・重複排除が難しい アプローチ3 ・UIの変更は不要 ・シンプル ・重複排除できる ・レイテンシが上がる おすすめ: 「LeanとDevOpsの科学」著者 ニコル・フォースグレン博士の 意思決定テンプレート レイテンシ アーキテクチャの複雑さ データの重複 UIへの影響 優先順位 高 ← → 低 アプローチ1 〇上がらない 〇シンプル 〇重複排除できる ×UIと新APIの統合が 必要 アプローチ2 〇上がらない ×重複排除が難しい ×UIの変更が必要 アプローチ3 ×上がる 〇シンプル 〇重複排除できる 〇UIの変更が不要 おすすめ本: Copyright © 2024 by Product Science. All rights reserved. ①提案の「構造」を整える PMとして覚えておきたい2つの構造 Source: 「新版 考える技術・書く技術 問題解決力を伸ばすピラミッド原則」, ロジカル・プレゼンテーション――自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」 SCQAで流れを作る A(答え)はピラミッド構造にする 3 Situation(状況)、Complication(複雑化)、Question (疑問)、Answer(答え)の流れに沿ってストーリーを構成 すること • S(状況):既知情報のおさらい。「そうそう」、「今こう」 • C(複雑化):新情報。「やばい」、「大変」、「どうしよう」 • Q(疑問):この問いを解けば大丈夫 • A(答え):これが答え 読み手が提案に納得しない理由は2つしかない • 本当にそうなの?(話が飛んでいる) • それだけなの?(話が抜けている) この2つの落とし穴を避けるために便利なのが、「ピラミッド構造」 • 一番上に置かれた主張が複数の根拠に支えられており、そ れを支える細かな根拠がさらにある • 上から下に行くにつれ、「本当にそうなの?」という問いに答 え、横にいくにつれ、「それだけなの?」という問いに答える