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SREからゼロイチプロダクト開発へ ー越境する打席の立ち方と期待への応え方ー / Produc...

itkq
April 23, 2025

SREからゼロイチプロダクト開発へ ー越境する打席の立ち方と期待への応え方ー / Product Engineering Night #8

https://product-engineer.connpass.com/event/349157/ の登壇資料です。

# Links
- LayerX羅針盤_ver 3.0 https://speakerdeck.com/layerx/compass_202209
- 開発速度が速い #とは(LayerX社内資料)https://speakerdeck.com/layerx/how-fast-is-the-development-speed
- 勤怠をいい感じにする社内Slackアプリ #LayerXテックアドカレ https://tech.layerx.co.jp/entry/2023/12/04/130358
- バクラク勤怠におけるSlack連携のアーキテクチャ https://tech.layerx.co.jp/entry/2025/01/21/115503
- はてな技術部紹介 2015(公開版)https://speakerdeck.com/motemen/hatena-technical-division-orientation-2015-public-edition?slide=23
- エンジニアリングマニフェストを刷新しました: クックパッドの開発者文化をあらわす3つの言葉 https://techlife.cookpad.com/entry/2022/12/29/engineering_manifesto
- https://github.com/itkq/hook-relay

itkq

April 23, 2025
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Transcript

  1. whoami *: 当時はDevOps Intro id: itkq / handle: いたこ LayerX

    バクラク事業部 Platform Engineering部 SRE* Tech Lead Cookpad → Ubie → LayerX (2023/02~) 主にインフラ基盤やCI/CD基盤を担当 © LayerX Inc. 2
  2. 背景:勤怠をうまくやりたい © LayerX Inc. 打席に立つ ―バクラク勤怠開発に参加するまでの経緯 "ぼくのかんがえたさいきょうの社内用の勤怠Slackアプリ" (slack-kintai) を勝手に作り 始める

    以前: PCログによる自動打刻 今: Webで手動の打刻 → むずかしい 最終的には正式化 周りの人にテストしてもらった後、全体に向けて公開 労務チームと連携し、オンボーディングに組み込まれる 9
  3. なぜSlackアプリを選んだか © LayerX Inc. 打席に立つ ―バクラク勤怠開発に参加するまでの経緯 Slackは常に立ち上がっている 一方、ブラウザで勤怠サービスを開くのすら億劫 App Home(ホーム画面)の活用

    誰でも直感的に操作できる フレックス時間差や勤怠アラートを同時に見ることができる 技術的関心 社内の勤怠習慣との親和性 例: 日報をSlackに投稿する 11
  4. まとめ1:打席をつかむためのTips © LayerX Inc. 打席に立つ ―バクラク勤怠開発に参加するまでの経緯 常に新しい (おもしろい) 仕事を探す 技術以外にもSlack

    public channelを追ったり、経営会議の議事録を丁寧に読む トイルを減らす。自動化したり、不要なことを思い切ってやめる 種を撒いておく "20%口出しルール" ―LayerX羅針盤 "手を動かした人だけが世界を変える" ―Yasuhiro Onishi 15
  5. アーキテクト的な働き 期待に応える ―成果を出すまでの道のり Slack連携のコアは Bolt for JavaScript + jsx- slack

    で着地 他プロダクトでGoによる実装のつらみがあった ViewやBlockの組み立てが複雑になる将来は予測できた Webアプリと同様にGraphQLを利用 Slackアプリも「フロントエンド」 © LayerX Inc. 17
  6. 転機 © LayerX Inc. 期待に応える ―成果を出すまでの道のり mosaとの初めての1on1で「動くもので示して」とフィードバックを受ける 誰でも最初から100点は取れない 目標: 1日1デモ

    そもそも仕様が決まっていない事情も絡んでいた 手戻りは悪ではないが、繰り返せば時間を消費する バクラクのプロダクト開発エンジニアは 仕様を磨き込むのも自分の仕事 高速にフィードバックループを回すことが最重要 週3日物理出社で同期的な議論を増やした 22
  7. 持ち帰ったこと © LayerX Inc. 振り返り プロダクト開発者の人格を宿す 仕様のブラッシュアップから問い合わせ対応まで、本当にやることが多い 例: そのセルフサービス化は果たして全体最適か? "Platform

    as a Product" プロダクト開発のエッセンスでPlatformはよりよいものにできる 私達には "羅針盤" があり "プロダクト開発のプロ" という顧客がいる、これ以上ない環境 26