Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

React NativeアプリでE2Eテストを回してみた

Avatar for Leko Leko
November 25, 2017

React NativeアプリでE2Eテストを回してみた

東京Node学園祭 2017 Nov 25
React Nativeアプリで「E2Eやってみよう」と思い実行に移した話
E2Eテストやってみようかな、と思っている人を想定

Avatar for Leko

Leko

November 25, 2017
Tweet

More Decks by Leko

Other Decks in Technology

Transcript

  1. • JavaScriptでiOS/Androidが作れるツール • JavaScriptCore / V8でjsを実行 • 開発環境がつよい • 既存のjs資源との相性が良い

    • Babeれるのでasync/awaitとか使える ◦ JavaScript Environment - React Native What is React Native ?
  2. • 開発メンバー:5人前後 ◦ React Nativeアプリ2つ ◦ SPAのweb1つ ◦ ドメイン、BFF、Lambdaなどなど •

    RNアプリのユニットテストはカバレッジ50%くらい ◦ 主要ロジックはカバー済、コンポーネント(ビュー層)は書いてない とある治療アプリにて
  3. • webもアプリもドメインもJS ◦ ネイティブ:React Native ◦ webアプリ:React ◦ BFF:Lambda(Node) •

    ドメインはUniversal JS • ドメインを介してやりとり 全部JS、DDD Copyright CureApp, Inc. All Rights Reserved. Domain React Native React MBaaS BFF
  4. • ドメインの仕様変更が互いに影響しあう ◦ 確認漏れてデグレ • iOS | Android の互換性 ◦

    iOSは確認したがAndroidでバグ ◦ Androidは確認したが(ry • (エミュレータ操作つらい...) ◦ 無限マウスぽちぽち ◦ 実機を指でぽちぽち とある治療アプリにて
  5. スマフォアプリ • PCに比べ画面が物理的に小さい ◦ UIがシンプルなことが多い ◦ 操作する要素・画面が少ない。動線・シナリオが明確 ...? • でもweb以上に複雑

    ◦ web以上に色々できちゃう( Bluetooth、push通知、その他ネイティブ API) ◦ テスト自動化しにくく、手で操作するのは面倒くさい • RNでアプリ作ってる ◦ js資産が活きるようなら活かしたい
  6. • iOS:XCUITest ◦ iOSのテストしかできない ◦ jsでは書けない(Obj-C、Swift) • Android:Espresso、UI Automator ◦

    Androidのテストしかできない ◦ jsでは書けない(Java) How to E2E test iOS or Android
  7. 1. appium/appium ◦ JS Foundation、Seleniumのアプリ版、WebDriverベース、枯れてそう 2. wix/detox ◦ react-native-navigationなどを作ってるwix製 ◦

    google/EarlGrey(iOSのUIテストツール)ベース ◦ 最近Androidも対応した模様(選定当時は非対応だった ) 3. pixielabs/cavy ◦ 製品にテスト都合のコードが混じるので今回は選外 E2Eどれを使うか
  8. React Native + Appium(Node.js)の組み合わせなら、 1. RNアプリを作る 2. 操作対象のコンポーネントにtestIDを付与する | Used

    to locate this view in end-to-end tests. | View - React Native 3. wdの接続設定を書く 4. Appiumサーバ起動してmochaなどを実行 Appium導入
  9. E2Eを試みてよかったこと • RNxAppiumよかった ◦ 大きくハマることなくシナリオを再現できた ◦ ただし機能が足りないとは感じる、 PR投げる • なにをもって”正常使用”か?を考える機会を得た

    ◦ テストの元ネタ(シナリオ)は揃った、あとは書く • 有用性は示せた、社内の機運が高まった ◦ 他のプロダクト、決済サービスでも E2Eの検討が始まった
  10. まとめ • E2Eテストする目的、範囲、方針を整理する ◦ E2EよりUT。UTで書けることはUTで書く ◦ “正常使用”に沿ったシナリオの優先度付け ◦ 今からE2Eを始めるなら私はdetoxを選ぶと思う •

    構成に時間をかけすぎず、まずはミニマムで回す... • E2Eテスト書いただけでは品質は上がらない ◦ 結局製品を直さないと品質は上がらない。 E2Eはその下支え • 必要なリファクタに躊躇わない
  11. PR