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2軸で考えるプロダクトデザインの
シンプルな意思決定方法

Kazumichi SAKATA
September 14, 2019

 2軸で考えるプロダクトデザインの
シンプルな意思決定方法

2019年9月14日に開催された「UX MILK Fest 2019」で担当させていただいたセッションのプレゼンテーション資料です。
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実現したいデザインアイディアやソリューションが積み上がってしまい、まずどこから手をつければいいかわからず、困ったことはありませんか? 今回ご紹介する手法は、プロダクト開発に関わるチーム全員がそこから一歩下がって、様々な角度から先ず始めにアプローチすべきことを自信を持って決定する手助けをしてくれます。このセッションが終わった翌日から直ぐに実践できることを約束します。

Kazumichi SAKATA

September 14, 2019
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Transcript

  1. 2 ⾃⼰紹介 2008-2013 01 2013-2015 02 2015-2016 03 UX Tokyo

    ൃ଍ ʮLEAN UXʯ؂༁ 2016- 04 ʮσβΠϯͷ఻͑ํʯ؂༁
  2. 3 会社紹介 PIVOTAL・LABS【ぴぼたる・らぼ】 1.⽶サンフランシスコに本社を構えるアジャイル開発コンサルティング会社。  ▽東京オフィスは2013年に開設された。 2.多くのナショナルクライアントに常駐してもらい、ペアを組んで開発をしているところ。 3.LEAN STARTUP。UCD。Agile DEVELOPMENT。それらを組み合わせた LEAN

    XP の思想をもとに⾏う。 4.朝9時から夜6時までを勤務時間とすること。 5.富⼠通やヤフーに「LEAN XP」という開発⼿法を学び実践するための専⾨組織の構築を⽀援。
 ▽820 Labs
 ▽FUJITSU Agile Lab 参考:Pivotal Labsって⼀体なに?
  3. 5 PIVOTAL LABS の1⽇ 9:06am
 Stand up 9:15 - 12:30pm


    We pair 12:30 - 13:30pm
 We lunch 13:30 - 6:00pm
 We pair 6:00pm
 We go home!
  4. OUR MISSION IS TO TRANSFORM HOW THE WORLD BUILDS SOFTWARE

    我々のミッションは、ソフトウェア開発そのものを変⾰すること
  5. 14 デザインスタジオにチーム全員 が参加し、優先度が⾼い課題を
 解決するためのアイディアを 洗い出します。 そして実現難易度が低い解決策 から1つずつ開発につなげてい きます。 参考:
 


    公正性とデザイン思考
 事例紹介:ANAアプリ開発を振り返る デザインスタジオ: プロダクトマネージャー、エンジニア、
 デザイナーが参加し、それぞれの観点から
 よりよいアイディアを導きだします。 2x2: マッピングする際もチーム全員が参加し、
 それぞれの観点から軸ごとの優先度を決めて
 いきます。 ケーススタディ:ユーザーリサーチからアイディエーションへ
  6. 16 1. プロダクト開発に関わっているコアチーム 2. 意思決定ができる権限のある⼈ 誰が参加すべき? 軸を変えればいつでも適応することができます。 プロジェクトのどのフェーズでやるの? ⽬安は1時間 どれくらいの時間をかけてやるの?

    • 2x2を貼るホワイトボード • 内容を書くためのポストイットまたはA4の紙 • 軸を貼るテープ • メモをとるためのマーカー なにが必要? なぜやるべきか?
 積み上がったデザインアイディアやソリューションを計画的かつ論理的にアプローチする⽅法が
 なければ、半ば強引に社内政治や声が⼤きい⼈の判断で決まってしまい、ユーザー視点が抜け落ちて
 しまいます。この2x2を取り⼊れることによって、チームは様々な⾓度から軸となる考え⽅を持つことが でき、かつ相対評価で意思決定をすることができます。 2x2の準備
  7. © Copyright 2019 Kazumichi Sakata Thank You! KAZUMICHI SAKATA Product

    Manager, Pivotal Labs Tokyo kazumichi.sakata [at] gmail.com
 @mariosakata
 http://sprmario.hatenablog.jp/