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VPC Reachability AnalyzerAnalyzer~実務での使いどころ

VPC Reachability AnalyzerAnalyzer~実務での使いどころ

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モブエンジニア

May 23, 2025
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  1. LTのねらい・対象者 • LTのねらい • VPC Reachability Analyzerについてざっくり知る • どのようなユースケースで利用したほうがいいかざっくり知る •

    対象者 • AWSサービスでネットワーク系をキャッチアップしたい方 • サービスの到達可能性についてざっくり知りたい方 JAWS-UG 栃木 # 2 オフライン開催! 2
  2. お話しすること・お話ししないこと • お話しすること • VPC Reachability Analyzerの概要 • ピアリング接続での検証結果 •

    利用したほうがいいケース・しなくていいケース • お話ししないこと • ピアリング接続以外での検証結果 • 他ネットワークサービスと組み合わせて利用するケースの提案 JAWS-UG 栃木 # 2 オフライン開催! 3
  3. 検証内容について • VPC Reachability Analyzerについて次の検証を行いまし た。 1. 同じリージョン間でのVPC Peering(同じアカウント) 2.

    異なるリージョン間でのVPC Peering(同じアカウント) 3. 同じリージョン間でのVPC Peering(異なるアカウント) 4. 異なるリージョン間でのVPC Peering(異なるアカウント) JAWS-UG 栃木 # 2 オフライン開催! 17
  4. 実務での使いどころ • VPC Reachability Analyzerを検証したうえで活用したほ うがいい場合・しなくてもいい場合を検討しました。 • 活用したほうがいい場合 1. AWS単体で複雑なネットワーク構成

    2. 構成変更を頻繁に行う 3. SLAで早期復旧を求められる • 活用しなくていい・難しい場合 1. シンプルなネットワーク構成 2. 構成変更が少ない、PoC構成 3. マルチクラウド構成(サードパーティを利用したほうが。。。) JAWS-UG 栃木 # 2 オフライン開催! 29
  5. とはいえ・・・ • 本サービスを利用することで、障害発生時の被疑箇所の 特定早期化を実現することができます。 • とはいえ、通信可能性の検知しか行えないため他分析 サービス(Network Access Analyzer・Amazon Q

    Developerなど)と併用して利用することをおススメします。 • また、分析するたびにコストが発生するため、「本当に必要 かどうか」を考えて利用する必要があると思います。 JAWS-UG 栃木 # 2 オフライン開催! 30
  6. まとめ • VPC Reachability Analyzerを利用することで、複雑 なリソースの到達可能性を確認できる。 • ピアリング接続であればリージョン跨ぎ・アカウント跨ぎでも 確認することは可能。 •

    ただし、一回当たりの実行コストが割高なため使いどころ は考えたほうがいい。 • (活用できれば強いが意外と癖があるサービス、、、) JAWS-UG 栃木 # 2 オフライン開催! 32
  7. 参考サイト JAWS-UG 栃木 # 2 オフライン開催! 33 • Troubleshoot VPC

    connectivity issues with Reachability Analyzer | AWS re:Post • ネットワーク診断ツール「VPC Reachability Analyzer」のご紹介(事例紹介)| コラム|クラウドソリューション|サービス|法人のお客さま|NTT東日本 • VPC Reachability Analyzerを使ってみてわかった便利さと意外なハマりどころ - Speaker Deck • 【速報】VPC内の接続性テストとトラブルシューティングを簡単にする!VPC Reachability Analyzerが発表されました! #reinvent | DevelopersIO