ユーザー像を「みてね」らしく可視化する 家族アルバムみてねUXリサーチチームの取り組み

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家族アルバムアプリ「みてね」をより良くするための極意！
ユーザー像の可視化が重要！ヒントはすごろく！？
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上田 利瑳子
みてねプロダクト開発部 / デザイン１グループ / UXリサーチチーム
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Transcript

1. ユーザー像を「みてね」らしく可視化する 家族アルバム みてね UXリサーチチームの取り組み 2025年5⽉23⽇ 発表
2. 本⽇のお話について こんな⼈に聞いてほしい： • 組織的にユーザー理解の課題を感じており「ユーザー像の可視化」などの取り組みを ⾏ないたい⽅ • 「家族アルバム みてね」のデザインやUXリサーチに関⼼がある⽅ こんなお話をします： • グロースフェーズのtoCサービスである「家族アルバム みてね」における、 ユーザー像の可視化と試⾏錯誤
3. ⾃⼰紹介 • 2024年にMIXI⼊社（2年⽬） • 前職は事業会社に新卒⼊社‧デザイナー（UXリサーチ に専⾨を持ち、全社的なリサーチ活⽤を推進） • 6歳の息⼦がおり、ユーザーとしても愛⽤中 • 福岡に住んでいます 上⽥ 利瑳⼦ みてねプロダクト開発部 デザイン1グループ UXリサーチチーム
4. サービス紹介
5. 家族アルバム みてねは⼦どもの写真や動画を家族と共有し、 コミュニケーションして楽しむ家族アルバムサービスです。
6. ※ 「家族アルバム みてね」登録時に⼊⼒されたお⼦さまの誕⽣⽇と厚⽣労働省発表「⼈⼝動態統計」から算出。2023年12⽉時点で60％ ママやパパの「半数」が使っています！
7. 「家族アルバム みてね」が提供するさまざまなサービス
8. 「家族アルバム みてね」が提供するさまざまなサービス フォトブック DVD 写真プリント アニバーサリー ブック みてね みまもりGPS 出張カメラマン ⺟の⽇‧⽗の⽇ ギフト オリジナル アルバム みてね年賀状 カレンダー ステッカー コールドクター 有料プラン
9. 組織について
10. ミッション：世界中の家族のこころのインフラをつくる ビジョン：「世界⼀愛されるサービス」と「圧倒的収益」を達成
11. デザイングループ （デザイナー） プロダクト開発グループ （エンジニア） 事業開発グループ （PdM/PMなど） 領域別に特化したチームに分かれて開発に取り組んでいます … みてねプレミアム チーム 写真プリント チーム ステッカー チーム
12. 領域別に特化したチームに分かれて開発に取り組んでいます … みてねプレミアム チーム 写真プリント チーム ステッカー チーム UXリサーチしたい! デザイングループ （デザイナー） プロダクト開発グループ （エンジニア） 事業開発グループ （PdM/PMなど）
13. デザイングループ （デザイナー） プロダクト開発グループ （エンジニア） 事業開発グループ （PdM/PMなど） 横断組織であるUXリサーチチームは、チームから依頼を受けたら連携して案件を推進します … みてねプレミアム チーム 写真プリント チーム ステッカー チーム UXリサーチチームがサポート
14. 家族アルバム みてねにおける ユーザー理解の取り組み
15. 主なユーザーと家族アルバムとしての利⽤ケース ママ 祖⺟ 祖⽗ 親戚 ほか 写真‧動画 アップロード コメント‧ リアクション パパ 閲覧 アルバム管理者 アルバム参加者
16. 家族アルバム みてねは、ユーザーに深く寄り添うところから誕⽣しました。 リリース前からユーザーヒアリングを⾏い、⼦育て中の⽅々が集まる場にプロトタイプを 持ち込んで、直接フィードバックを得るといった試みも。 そういった経験を共有していたこともあり、初期メンバーはユーザーに対する理解と共感 が深く、プロダクトの基盤を築くことができました。 初期のユーザー理解の試み
17. 今年でリリースから10年。世界の累計利⽤者数が2500万⼈を突破 ※ 2025年8⽉時点で2700万⼈を突破
18. 定性的なユーザー理解の困難さ プロダクトの成⻑‧拡⼤に伴い、世界中でユーザー数が増加。 定量だけでは仮説を⽴てづらい定性的なユーザーニーズや課題を把握したい時は、主にア ンケートやユーザーインタビューを実施。 しかし、ユーザーインタビューの対象者は社内のみてねユーザー（社員）がメインで、社 外へのUXリサーチ実施ハードルが⾼い状態でした。
19. みてねの開発‧運営に関わるメンバー数は現在100名を超える規模になり、初期のように 「全員がユーザーを深く理解している」状態の維持が難しくなってきています。 また、領域別のチームに分かれたことでプロダクトを横断的に捉える機会が少なくなり、 メンバー共通のユーザー認識が持ちづらくなっていきます。 共通のユーザー認識が持ちづらくなる
20. 「プロダクト愛や熱量で乗り越えられた フェーズの終わり」
21. 2024年2⽉、UXリサーチチームを設⽴ 組織全体のユーザー理解を深めて施策の再現性を⾼めるため、組織的なUXリサーチの体制づく りと仕組み化を⾏なうチームとして発⾜。UXリサーチの専任職種を採⽤し、現在は3名で活動。 2023年9⽉ ⼊社 デザインマネージャー 2024年2⽉ ⼊社 UXリサーチャー 2024年1⽉ ⼊社 UXリサーチャー
22. チーム設⽴後の約1年間の取り組みサマリ • 各チームと連携し、7件のUXリサーチ施策‧プロジェクトを推進 • 合計 約60名のみてねユーザー（社外）の皆さまにインタビューを実施 • UXリサーチチーム以外のメンバーも⾼品質な定性調査を実施しやすくな るよう、各種ガイドラインの整備 • ユーザーインタビューなどの調査結果を集約したリサーチデータベース を作成中
23. UXリサーチチームによる 組織横断の取り組み事例
24. 施策でのインタビュー共有時 メンバーからこんな声が みてねユーザーのセグメント 作れそうじゃない？ インタビューをもとにペルソナを 作ると、ユーザーストーリーの 精度が上げられそうですね
25. ここ数年、みてねには 共通の「ペルソナ」的なユーザー像はなかった （各チーム‧施策ごとに、⼀時的なペルソナが作られた形跡はあり）
26. 共通のユーザー像がない状態で 起こるデメリット みなさんの組織では、こんなことありませんか？
27. アジャイル開発のプロセスで「ユーザーストーリー」を定義する時
28. ユーザーストーリーを定義する議論で起こりがちなこと（toCサービスあるある？） 「⾃分」だったら、 こういう仕様が嬉し いですね 「うちの家族」だった ら、こうなってると使わ なさそうですね 「私のいとこのママ」が この前こう⾔ってたんで すけど… この中でこの機能使っ たことある⼈〜？ どう思う？
29. 「⾃分」や、たまたま⾒聞きした「⾝近な⼈」だけをユーザーとして議論していませんか？ 「⾃分」だったら、 こういう仕様が嬉し いですね 「うちの家族」だった ら、こうなってると使わ なさそうですね 「私のいとこのママ」が この前こう⾔ってたんで すけど… この中でこの機能使っ たことある⼈〜？ どう思う？ ※ ユーザー⽬線は重要ですが、バイアスの⾃覚と、対象ユー ザー条件は⾃分達に該当するか？を問う必要があります。 ユーザー＝「⾃分/⾝近な⼈」？
30. ユーザーストーリーがうまく定義できていないと、⼿戻りや開発がストップすることも ユーザーってこのデ ザインで本当に使い たくなりますかね？ ユーザーが解決したいこ とってこれで合ってるの かな…？ ちょっともう⼀度、 ユーザーが何を実現した いのか⾒直しません？ ユーザーのことが わからない… 検討が進んだタイミングで ユーザーストーリーを再考 検討コストが増⼤に… ※ 途中で柔軟に⾒直すことは重要ですが、何度も発⽣すると 開発が遅れたり、⼿戻りにもつながります。
31. 他に、ユーザー像が可視化‧共有されていないことによるデメリット リリース後、数値‧⾏動ログから「なぜこの機能 が使われない？」または「なぜうまくいってい る？」の仮説が⽴てづらい ⼦育てを経験していない（みてねを使ったことがな い）メンバーにとって、ユーザーへの共感が難しい 施策の再現性が低い ユーザー理解度の属⼈性が⾼い
32. 「みてねユーザー像」を可視化できると 組織的に施策の再現性が⾼められるのでは？ ユーザーインタビューの蓄積から
33. 名前 みてね花子 年齢 34歳 性別 女性 居住地 東京都 家族構成 夫・娘(5)・息子(2) 子育ての情報収集 Instagram・Youtube 【ペルソナストーリー】 7年前に結婚、5年前に⻑⼥、2年前に⻑男を出産。 共働きで週5⽇の時短勤務。 実家は埼⽟県（⾞で⽚道1時間程度）、義理の実家は名古屋 （新幹線で⽚道２時間程度）。実家には⽉⼀、義理の実家に は３ヶ⽉に⼀度程度孫の顔を⾒せに⾏く。最近⻑⼥の希望で 習い事のピアノが始まり、今後2⼈の⼦供の勉強にかかる費 ⽤が気になってきた。情報収集は主にInstagram。 みてねを開くタイミングは通勤時間（電⾞の中）が多いが、 頻度は⻑⼥が⽣まれたばかりの頃と⽐べるとやや下がってき た。 みてねユーザーの 「ペルソナ」作ってみる？
34. 名前 みてね花子 年齢 34歳 性別 女性 居住地 東京都 家族構成 夫・娘(5)・息子(2) 子育ての情報収集 Instagram・Youtube 【ペルソナストーリー】 7年前に結婚、5年前に⻑⼥、2年前に⻑男を出産。 共働きで週5⽇の時短勤務。 実家は埼⽟県（⾞で⽚道1時間程度）、義理の実家は名古屋 （新幹線で⽚道２時間程度）。実家には⽉⼀、義理の実家に は３ヶ⽉に⼀度程度孫の顔を⾒せに⾏く。最近⻑⼥の希望で 習い事のピアノが始まり、今後2⼈の⼦供の勉強にかかる費 ⽤が気になってきた。情報収集は主にInstagram。 みてねを開くタイミングは通勤時間（電⾞の中）が多いが、 頻度は⻑⼥が⽣まれたばかりの頃と⽐べるとやや下がってき た。 だが…みてねユーザーを 「ペルソナ」として表す難しさに直⾯
35. みてねを使っている時期、ユーザーの状況はめまぐるしく変化する ライフステージ の変化 仕事の変化 イベントの 出現 ⼊園‧進級 旅⾏ 誕⽣⽇ 妊娠 出産 仕事復帰 産休‧育休 育児との両⽴ ⼦どもの病気 転職 時短 七五三 習い事 引越し 家族の変化 お宮参り 帰省 祖⽗⺟との 関係 2⼈⽬ 誕⽣
36. みてねを使っている時期、ユーザーの状況はめまぐるしく変化する ライフステージ の変化 仕事の変化 家族の変化 イベントの 出現 お宮参り ⼊園‧進級 旅⾏ 誕⽣⽇ 帰省 祖⽗⺟との 関係 2⼈⽬ 誕⽣ 妊娠 出産 仕事復帰 産休‧育休 育児との両⽴ ⼦どもの病気 転職 時短 七五三 習い事 引越し 状況の変化につれて、家族アルバム みてねの使い⽅‧感情‧⾏動も変わりやすい → 多様なケースを固有のペルソナとして具体化が困難
37. 領域別のチームごとに、注⽬している数字が異なる みてねプレミアムチーム 注⽬している 数字 写真プリントチーム 有料プラン 新規登録率 写真プリント 注⽂数 みてねみまもりGPSチーム みてねみまもりGPS購⼊数 ※注⽬している数字は⼀例です
38. 各チームが知りたいユーザー像も多様になる 注⽬している 数字 注⽬している ユーザー みてね始めたて ＝ ⽣後0ヵ⽉のママ‧パパ アルバム作りそうな時期＝ ⽣後半年付近のママ‧パパ ⼩学⽣（新1年⽣）の ママ‧パパ ※注⽬している数字‧ユーザーは⼀例です みてねプレミアムチーム 写真プリントチーム 有料プラン 新規登録率 写真プリント 注⽂数 みてねみまもりGPSチーム みてねみまもりGPS購⼊数
39. 各チームが知りたいユーザー像も多様になる 注⽬している 数字 注⽬している ユーザー みてね始めたて ＝ ⽣後0ヵ⽉のママ‧パパ アルバム作りそうな時期＝ ⽣後半年付近のママ‧パパ ⼩学⽣（新1年⽣）の ママ‧パパ ※注⽬している数字‧ユーザーは⼀例です みてねプレミアムチーム 写真プリントチーム 有料プラン 新規登録率 写真プリント 注⽂数 みてねみまもりGPSチーム みてねみまもりGPS購⼊数 横断的な「ペルソナ」をつくっても 各チームで役⽴てづらい
40. ユーザー像可視化の切り⼝を模索する
41. ユーザー像可視化の切り⼝の模索 散在していたインタビュー記録をNotionの 同じデータベース内にまとめ直し、俯瞰して再分析
42. ユーザー像可視化の切り⼝の模索 ユーザーが家族アルバム みてねに感じている価値を整理
43. ユーザー像可視化の切り⼝の模索 家族との関係も影響が⼤きいため、家族別タイプを整理 なんでも共有する⼤家族 パートナー間2⼈の 利⽤がメイン
44. ユーザー像可視化の切り⼝の模索 ユーザーの発⾔を時系列＝⼦どもの⽉齢‧年齢順に プロットし、使い⽅の変化を探る あげすぎかな？と思う くらい写真アップ ふり返り動画が 毎⽉の楽しみになった すごい写真撮るけど なかなか⾒返す暇がない ⽣後 4〜6ヵ⽉ 7〜9ヵ⽉ 10〜12カ⽉ 1歳前半 …
45. ユーザー像可視化の切り⼝の模索 ユーザーの発⾔を時系列＝⼦どもの⽉齢‧年齢順に プロットし、使い⽅の変化を探る あげすぎかな？と思う くらい写真アップ ふり返り動画が 毎⽉の楽しみになった すごい写真撮るけど なかなか⾒返す暇がない ⽣後 4〜6ヵ⽉ 7〜9ヵ⽉ 10〜12カ⽉ 1歳前半 …
46. みてねユーザーを ４種類の「マインド」を軸に整理できるのでは？ ⾒て⾒て！ マインド 親族気遣い マインド 義務感 マインド ほっこり マインド
47. 「マインド」とはある場⾯になった時、湧いてくる感情やモチベーション ⾒て⾒て！ マインド 親族気遣い マインド ほっこり マインド 義務感 マインド
48. 「マインド」とはある場⾯になった時、湧いてくる感情やモチベーション ⾒て⾒て！ マインド 親族気遣い マインド ほっこり マインド 義務感 マインド ⼦どもがこんなことしたよ！ これできるようになったよ！ 感動‧おもしろを共有したい
49. 「マインド」とはある場⾯になった時、湧いてくる感情やモチベーション ⾒て⾒て！ マインド 親族気遣い マインド ほっこり マインド 義務感 マインド 相⼿の両親に気遣って プライベートすぎる写真を みてねにあげたくない… ⼦どもがこんなことしたよ！ これできるようになったよ！ 感動‧おもしろを共有したい
50. 「マインド」とはある場⾯になった時、湧いてくる感情やモチベーション ⾒て⾒て！ マインド 親族気遣い マインド ほっこり マインド 義務感 マインド アルバム作るための毎⽉ 写真プリント注⽂、ちょっと⾯倒 になってきたけどやらなきゃ… 相⼿の両親に気遣って プライベートすぎる写真を みてねにあげたくない… ⼦どもがこんなことしたよ！ これできるようになったよ！ 感動‧おもしろを共有したい
51. 「マインド」とはある場⾯になった時、湧いてくる感情やモチベーション ⾒て⾒て！ マインド 親族気遣い マインド ほっこり マインド 義務感 マインド 相⼿の両親に気遣って プライベートすぎる写真を みてねにあげたくない… アルバム作るための毎⽉ 写真プリント注⽂、ちょっと⾯倒 になってきたけどやらなきゃ… ⼦どもがこんなことしたよ！ これできるようになったよ！ 感動‧おもしろを共有したい みてねを開いたら、⼩さい頃 からのふり返り動画を つい⾒ちゃって癒やされた
52. マインドを軸にした、ユーザー体験の考察（例） ⾒て⾒て！ マインド ほっこり マインド 義務感 マインド 親族気遣い マインド ⽣後0~3ヶ⽉ごろ ⾚ちゃんの成⻑‧変化が著しく 「⾒て⾒て！」が主な⾏動パターン ⾒て⾒て！ マインド ほっこり マインド 義務感 マインド 親族気遣い マインド 1歳ごろ 両家で祖⽗⺟と会う頻度に差が出てきたり 親族関係が変化すると「親族気遣い」に
53. マインドを軸にした、ユーザー体験の考察（例） ⾒て⾒て！ マインド ほっこり マインド 義務感 マインド 親族気遣い マインド ⾒て⾒て！ マインド ほっこり マインド 義務感 マインド 親族気遣い マインド 出産直後 親族からのリクエストを受けて 「義務感」のような気持ちで使い始めた ⽣後3ヶ⽉ごろ みてねから届いたふり返り動画を⾒て つい「ほっこり」した気持ちに
54. 「マインド」の特徴 • 直線的な変化ではなく、⾏ったり来たりする変化 • 例：⼦どもが⼤きくなり「義務感」のような気持ちで毎⽉アップロードし続け ているが、たまにイベントやお祝い事でたくさん写真を撮影した後の場⾯では 「⾒て⾒て！」マインドになりやすい • ひとつのマインドだけでなく、複数のマインドが同時に⽣じたりもする
55. 「マインド」の利点 • 家族アルバム みてねが関わる場⾯によって発⽣する、ユーザー共通の感情 ‧モチベーションを表現しやすい • 各サービスや機能に依存した内容ではないためどの領域のチームにとって も考えやすい • 抽象度やや⾼めで、活⽤の幅をもたせやすい • マインドを⼊⼝として、その先の具体的な⾏動が想像しやすい
56. 「マインド」の活⽤イメージ ⾒て⾒て！ マインド ほっこり マインド 義務感 マインド 親族気遣い マインド 新施策‧新機能のアイデア出しに活⽤ テンション上がるタイミング が◯◯なので、そこでサポー トできる機能がいいね ⾒て⾒て！って特に思う ◯◯を⾃動でアップする機 能があるといいのでは？ 例）アップロード体験向上×「⾒て⾒て！」マインド
57. 「マインド」の活⽤イメージ マインド仮説を⼟台にした、ユーザーストーリーの検討 マインドから⾏動‧ゴールを具体化し、 議論の材料に （主語を「⾃分」から「ユーザー」に）
58. ユーザー像の可視化 組織全体にどう共有する？
59. 「場⾯によって変化するユーザーのマインド」 「⼀⽅通⾏ではなく、⾏ったり来たり」 この特徴って…
60. 「すごろく」っぽい？
61. 「みてね UXすごろく」 作ってみた！
63. 組織全体の共有会にて、メンバー全員に向けて発表 UXすごろくのデモ＋マインド仮説 START!
64. 各マインドについて、再現しやすいケース‧⾏動‧特徴的なユーザーの発⾔を共有
65. 実況Slackチャンネルも盛り上がり、マインド仮説には共感の声も
66. すごろくのマスを考えてユーザー理解を深める！ 「みてね UXすごろく」ワークショップ
67. みてねUXすごろくを使ったワークショップを複数回実施
68. 実際のインタビュー発話も参照しながら、ユーザー理解×アイディエーションにつなげるワーク
69. ワークショップ参加者の声（各チーム‧多職種のユーザー理解促進に貢献） ワークショップ⼤変楽しかった＆興味深かったです、新規事業検討する際のイン サイトにもなりそうです‧‧！企画どうもありがとうございました！ 新規事業グループ Aさん in: #thanksチャンネル 新規事業 データエンジニアリンググループ Bさん in: #チームのチャンネル せっかくいま新規価値探索やってるのでリサーチチームが開催してくださってる UXすごろく会に参加してみました(とても勉強になりました！)、どんな内容だっ たかなど興味ある⽅いればお話できるのでお声がけください〜〜 データ エンジニアリング SREグループ Cさん in: #チームのチャンネル みてねUXすごろくワークショップ、めっちゃよかったので何ならオンボーディン グとかどこかのキックオフで定期的にやってほしいかもしれない ほか感想
70. • フェーズと課題感に合った、ユーザー像の可視化が重要 • ペルソナ否定ではなく、最適なスコープでの可視化‧活⽤⽅法を選ぶこと • 「マインド」「すごろく」というキャッチーな表現‧メタファーが印象づきやすい • 展開後もメンバーの中で何度か話題にあがり、すごろくやマインドが組織内 の共通⾔語になっている まとめ：取り組みからの学び
71. • 完成はなく、⽣きたレポートとしてアップデートし続けたい • マインドやすごろくの仮説をベースとして、定量情報も付加し育てていく • 祖⺟や祖⽗、海外版など異なるユーザー像も可視化しユーザーマップを作る 今後やっていきたいこと
72. 今後も「家族アルバム みてね」らしい UXリサーチを続けていきます！