リサーチは、単なる調査手法ではない。効率性が重視される昨今、AIには見えない違和感や、語られない言葉がこぼれ落ち、わたしたちが世界とどう関わり、何に気づき、どう変わっていくか、その営みが失われつつある。本セッションでは、地域支援や大企業の組織変革の現場で、人間の感受性をひらくリサーチ実践を重ねてきた事例を紹介。デジタル時代だからこそ必要な、関係性の中で問いを育てる方法論、プロダクト開発や組織変革にも応用可能な、AIには決して代替できない、人間の感受性から始まるリサーチの可能性を探る。