Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
30→150人のエンジニア組織拡大に伴うアジャイル文化を醸成する役割と取り組みの変化
Search
Sho Nagata
February 28, 2025
Technology
0
720
30→150人のエンジニア組織拡大に伴うアジャイル文化を醸成する役割と取り組みの変化
Sho Nagata
February 28, 2025
Tweet
Share
More Decks by Sho Nagata
See All by Sho Nagata
チームスローガンとその設計意図
nagata03
0
450
0→1フェーズのプロダクト開発のリアル
nagata03
0
290
スクラムマスターの悩みどころを赤裸々に告白します
nagata03
1
1.7k
SmartHRにおけるスクラムマスターへの道
nagata03
0
370
競技プログラミングにチャレンジ!
nagata03
0
430
1年間Rubyを使って印象的だったあれこれ
nagata03
0
460
Railsのコードを読んでみる vol.1
nagata03
0
440
コードを見る!書く!見てもらう!で爆速ステップアップ!!
nagata03
1
2.7k
プログラミング歴半年のRubyistがGoを学び始めて戸惑った点
nagata03
1
930
Other Decks in Technology
See All in Technology
データエンジニアがこの先生きのこるには...?
10xinc
0
440
DataOpsNight#8_Terragruntを用いたスケーラブルなSnowflakeインフラ管理
roki18d
1
340
stupid jj tricks
indirect
0
7.9k
BtoBプロダクト開発の深層
16bitidol
0
310
KMP の Swift export
kokihirokawa
0
330
SoccerNet GSRの紹介と技術応用:選手視点映像を提供するサッカー作戦盤ツール
mixi_engineers
PRO
1
170
AWSにおけるTrend Vision Oneの効果について
shimak
0
130
自動テストのコストと向き合ってみた
qa
0
150
20201008_ファインディ_品質意識を育てる役目は人かAIか___2_.pdf
findy_eventslides
0
150
ZOZOのAI活用実践〜社内基盤からサービス応用まで〜
zozotech
PRO
0
170
「Verify with Wallet API」を アプリに導入するために
hinakko
1
240
職種別ミートアップで社内から盛り上げる アウトプット文化の醸成と関係強化/ #DevRelKaigi
nishiuma
2
140
Featured
See All Featured
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
29
2.6k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
16k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
46
7.6k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
53
7.8k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
271
21k
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
49
3.1k
Optimizing for Happiness
mojombo
379
70k
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
507
140k
Designing for humans not robots
tammielis
254
25k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
9
610
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
49
14k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
79
6k
Transcript
30→150人のエンジニア組織拡大に伴う アジャイル文化を醸成する役割と 取り組みの変化 2025.2.28 Fri. サイボウズ x SmartHR アジャイル文化醸成への挑戦 ~
実践と学び ~ 長田 翔 SmartHR 技術統括本部 タレントマネジメントプロダクト開発本部 タレントマネジメント開発 2部 マネージャー
• shooen(しょーえん) • SmartHRにてエンジニアリングマネージャー 兼アジャイルコーチ • バックエンドエンジニア →プレイングマネージャー →マ ネージャー
• アジャイルコーチチームの PO
文化を醸成していく役割と やることの変化
2020年4月頃「アジャイル推進室 」立ち上げ 当時の開発組織の状況 • 6~7チーム • プロダクトエンジニア 30名強 • 事業領域は労務領域のみ
SmartHRにアジャイル推進室(仮)を立ち上げました - SmartHR Tech Blog
「アジャイル推進室 」が取り組んできたこと • アジャイル /スクラムに関する知識のインプット • スクラムマスターとしてのスキルや考え方のイネイ ブリング • 社内アジャイルコミュニティの運営
2023年9月「アジャイルコーチングユニット 」発足 当時の開発組織の状況 • 約20チーム • プロダクトエンジニア約 110名 • 事業領域は労務、
タレントマネジメント、基盤 /プラットフォーム アジャイルコーチングユニットを立ち上げ(て)ま した - SmartHR Tech Blog
2023年9月「アジャイルコーチングユニット 」発足 背景 • チーム間連携の課題 • アジャイル /スクラムの理解度が相対的に低下 • 仮説検証サイクルがうまく回らなくなってきた
「アジャイルコーチングユニット 」がやってきたこと • 専任スクラムマスター活動 • 既存コンテンツのアップデート • 仮説検証サイクルアセスメント&フィードバック
大きくは変わらなかった
なぜか • スクラムマスターの育成が組織拡大のスピードに追い ついていない • あくまで “チーム” にフォーカスした取り組み • リソースの限界(
2024年末まで私含めて 2名)
なので • アジャイルコーチ ポジション設立 • アジャイルコーチ 採用 • “チーム” の変革から
“組織” の変革へシフト 「日本の働き方を変えたい」SmartHRにジョインした アジャイルコーチ、和田圭介さんに迫る - SmartHR Tech Blog
“チーム” の変革から “組織” の変革へシフト • CxO, VPの巻き込み • 各領域のリーダー層の巻き込み •
小さく始める(パイロット領域の選定)
学び • フォアキャストではなくバックキャストのアプローチ ◦ 見えている課題に目を向けるだけでなく、 ありたい姿 を描き そこから逆算してやることを決めていく ◦ プロダクトや組織の
戦略にアライン する ◦ ポジティブなアプローチ
まとめ • 組織の規模や課題に応じて体制やスコープを変える • スコープに応じたリーダー層を巻き込む • 小さく始める&ポジティブなアプローチ
今後の展望 • 組織運営の仕組み(ハード) だけでなく、そこにいる人たち のマインドセット(ソフト) にもアプローチ • パイロット領域の取り組みを横展開していく • AI活用を促進する仕組みづくり
◦ AIが変えるソフトウェア開発 〜未来のアジャイルチームとは?〜 - connpass 3/14(金) 19:00~ @SmartHR 8Fスペース
ご清聴ありがとうございました