of Rationality. New York: Editions De La Maison des Sciences De L'Homme.(翻訳あり) -社会心理学などの知見を用い「適応的選好形」を定式化する 適応的選好形成(adaptive preference formation)の定義 人間は置かれた環境に適応した選好を形成することもしくはその傾向があること 含意 人間は、寓話の狐のように、置かれた環境から満足感を得られるように選好を形成する (もしくは、選好を環境に適応させる) 。よって、選好を形成する環境が劣悪である場合 は、一見として非合理な選好を形成する。 ST06: 適応的選好形成 福原正人:[email protected]
-Nussbaum, M. C. (2000). Women and human development: The capabilities approach Cambridge university press.(翻訳あり) 途上国の女性は、抑圧する社会構造が生み出す規範を内面化して、男性に対して従属的 な社会的地位を受容するといった非合理な選好を形成している e.g. 虐待を行う男性と離婚しないこと、教育を受けないこと、性器切除などの慣習に従 うこと センとヌスバウムは、適応的選好形成を用いることで、当事者が納得しているからとい って、その社会や環境が放置されてもよいわけではないと主張して、途上国の経済開発 とそのための構造的な変革の重要性を説いた。 ST06: 適応的選好の特徴と途上国の女性(2) 福原正人:[email protected]