デザイン組織の一人目マネージャーが啜る泥水と美味しいビールに向けてTRYすること

一人目デザイナーとして飛び込んだ事業が爆速で成長するにつれ、デザイン組織の組成が求められます。その時、これまで事業ばかり見てきたデザイナーは「経営」という未知なる側面に向き合い、自身の知識不足や経験不足に悩むことでしょう。rootの一人目マネージャーが今年一年泥臭くもがいたことについて共有します。ぜひ皆さんなりのTRYを見つけ最後に美味しいビールで乾杯しましょう🍻

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2. Mission Mission 芯を問い、成長に貢献する。 クライアントと共に事業の芯を見出す 事業本来の価値をユーザーに届ける rootは、デザインを通じて事業成長に貢献します。 事業成長に貢献するデザインを実現するた めには、事業の本質＝「芯」を見出し、高い解像度で成長過程や未来図を構築することが不可 欠です。そのために、私たちは大きくふたつの役割を果たします。
3. 事業成長と連動したデザインの浸透 クライアント ビジョン Design Doing for More デザイン投資 デザイン実践 事業成長と連動し、 個のデザイン実践だけでなく、 ことを促す 組織・事業のデザイン投資を増やす 支援するroot自身もデザイン投資に力を入れ、 デザイン実践を通じた支援レベルを高めていくことで、 クライアント組織の成長と共にデザイン投資を促します。 結果、クライアント組織で醸成される、デザイン活動の規模が拡大し、 複数支援先を通じてDesign Doing for Moreの実現を目指します。
4. クライアントが安心して 事業にデザインを投資できるために 何ができるか
5. Ryoya Furusato 古里 凌哉 root / デザインプログラム マネージャー, デザイナー 大企業の新規事業からスタートアップまで幅広いフェー ズで UXリサーチ, UIデザインから組織開発支援まで幅広い支援メ ニューを実行する 地元の岩手からリモート中
6. 一人目デザイナーの方 一人目 マネージャー の方
7. 事業側の人間 が 経営側の視点 を得るまでに してきた失敗のおはなし
8. 事業 と 経営 で何が違うか
9. 事業 と 経営 で何が違うか 事業は収益を増やす 経営は会社の形を作る 営業 広報 顧客管理 総務 情シス 開発 経理・財務 マーケ 人事・採用 事業組織 経営組織
10. デザイン組織内の 事業 と 経営 会社組織 と 内部組織 は相似 デザインの実践で事業貢献することと 組織に資産を増やす活動がある 採用 広報発信 デザイン システム 運用 人事評価 タレマネ アサイン スキル向上 ナレッジ開発 育成 デザイン実践 デザイン組織 介入の 新規開拓 事業的活動 経営的活動
11. 経営なんて、いきなりできない デザイン組織を運営するにあたって チャレンジになるのが 経営的活動 事業側で価値発揮してきた我々デザイナーが 全く新しいフィールドで戦うことになる リソース タレマネ 採用 広報 デザイン組織の 経営的活動 育成 評価 デザイン システム 運用
12. デザイン組織運営において 事業 と 経営 で何が違うか
13. 事業側の関心ごと 損益(PL) いくら売れた？原価はいくらだった？結 果利益はいくらになる？ デザイナーの成果物がどれだけのお金を 産んだかを気にしている プロダクトに もたらす利益 デザイナーの コスト デザイナーのアウトプット
14. 経営側の関心ごと 資産(BS) デザイン資産を増やし デザイン負債を減らす 人=文化 プロダクトに 残した負債 知識や技術 属人化してる こと 組織の資産 組織の負債
15. 一人目マネージャーには 事業視点と経営視点の２つが必要
16. 人材・知識は 利益を増やすために使うもの という誤解があった 事業のプレイヤーにとって第一の目的は コストを減らし利益を増やすこと =いかに楽して儲けるか 人も知識もそのために使おうとする プロダクトに もたらす利益 デザイナーの コスト デザイナーのアウトプット 知識や技術 人=リソース ケイパビリティを増やすため だけ コストを減らすため だけ 組織の資産
17. 人材・知識は 利益を増やすために使うもの という誤解があった 例えば マネージャーからメンバーへの姿勢 “これはこうすると仕事が楽になるよ” “早く成長して利益貢献しよう!” プロダクトに もたらす利益 デザイナーの コスト デザイナーのアウトプット 知識や技術 人=リソース ケイパビリティを増やすため だけ コストを減らすため だけ 組織の資産
18. 事業側で孤独に頑張りすぎた 結果 チームの原動力が何か わかっていなかった自分 目的と知識を与えれば同じ方向を向いて くれると思っていた 他人の動機にどうやって影響を与えれば いいか分かってなかった 貢献したい動機 自己実現のビジョン チームの空気 モメンタム 安全性・その他 組織の資産 人=文化
19. 事業側で孤独に頑張りすぎた 結果 チームの原動力が何か わかっていなかった自分 例えば マネージャーからメンバーへの姿勢 “自分はこの動機のために働いてる” “僕と君のビジョンの重なりを実現するた め 何ができると思う？” 貢献したい動機 自己実現のビジョン チームの空気 モメンタム 安全性・その他 組織の資産 人=文化
20. うまく経営できないと 起きること
21. 組織に空いた穴を マンパワーで埋め続ける無間地獄
22. デザインを 事業に投資するための 資本を作るのだ！ 収益はあるのに これ以上成長できない という黒字倒産的な状況を回避 メンバーが持つプロダクトに 貢献し続けたい動機を育てて デザイン投資の資本とする プロダクトにもたらす利益 デザイナーの コスト デザイナーのアウトプット 組織の負債 動機ある 個人たち 知識や技術 技術負債 デザイン負債 属人化したこと 組織の資産 デザイン投資から利益だけでなく 知識や動機としての資産を増やす 知識だけでなく強い動機を持ったメンバーが 組織のデザイン投資の資本となる 負債が減るとコストも下がる コミットし続ける動機が 負債を減らす動機につながる
23. 安心して事業にデザインを投資する ための 経営 ってこと 今年それを身をもって実感できたことは大きな収穫
24. 安心して事業にデザインを投資 するための 経営 ってこと これからもトライしまf u これまで事業を見続けてきた自分の視 点は 経営で生きるはP u 経営者にならなくても 経営のエッセ ンスを取り出せそ8 u きっと同じ悩みを持つ仲間がいるはP u フィードバックを集めながらやるだけ 自分の活動の目的 を正しく捉えるこ と Ryoya Furusato 目的に向かえてい るかを正しく評価 すること Ryoya Furusato 他者からフィード バックをもらうこ と Ryoya Furusato 仲間を集め、 パターンを見つけ ること Ryoya Furusato
25. ありがとうございました 共感できるなと思った方 ぜひお話しさせてください カジュアルやってます 話すのタダなんでぜひ 雑なお悩み相談でもどうぞ！ この内容 noteになってます よければ読んでください rootアドカレで書きました 今年のrootアドカレは めっちゃいい記事ばっかりなのでぜひ！