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Lambda Web AdapterでLambdaをWEBフレームワーク利用する
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arakawsh
March 12, 2026
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Lambda Web AdapterでLambdaをWEBフレームワーク利用する
arakawsh
March 12, 2026
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Transcript
Lambda Web Adapterで LambdaをWEBフレームワーク利用する
自己紹介 名前 荒川 祥一朗 経歴 SE職 1~2年目はアプリケーションエンジニア 3~5年目はインフラエンジニア 趣味 ラーメン二郎巡りとボイパ(練習中)
今日お話しすること 1. 概要 2. Lambda Web Adapterとは 3. 課題&解決法 4.
まとめ
01. 概要
本セッションの対象者 解決すべき「2つの壁」 1. 実装の壁 Lambda独自仕様への書き換え。ポータビリティの喪失。 2. 環境の壁 ローカルと本番の差異。デバッグ工数の肥大化。 Web開発 インフラに縛られず開発したい方
移行担当 最小限の工数でサーバーレス化したい方 概要:対象者と「2つの壁」
02. LWAとは
シームレスな「橋渡し」役 普通のWebサーバー用に書いたコードを、Lambdaという特 殊な環境でそのまま動かせる魔法の変換器 • 既存コードの修正は一切不要 • 任意のフレームワークに対応 Python : FastAPI,
Flask Node.js : Express.js, Next.js Java : SpringBoot Rust : Axum Go : Gin • コンテナイメージとしてデプロイ可能 Lambda Web Adapterとは 参照:https://github.com/awslabs/aws-lambda-web-adapter
導入はわずか「1行」 Dockerfileにこの1行を加えるだけで、あなたのWebアプリはLambda関数へと変貌します。 特定のライブラリをインストールする必要すらありません。 あとは通常のコンテナと同様に、Webサーバー(Uvicorn, Gunicorn, npm start等)を起動 するコマンドを記述するだけです。
高い移植性 Fargate等との相互移 行が容易に。 優れたDX ローカルではいつもの Webサーバーとして起 動可能。 コスト最適化 従量課金の恩恵を既存 資産で享受。
LWAがもたらす3つの価値
03. 課題&解決法
メカニズム 一定期間リクエストがないと、実行環境が解放されま す。次回のアクセス時に「コンテナ起動+Webサーバ ー起動」の待ち時間が発生します。 影響 初回のレスポンスに数秒の遅延が生じるため、常時即 応性が求められるWebサービスでは、UX上の課題とな ります。 唯一の弱点:コールドスタート
運用パターン コールドスタート コスト特性 推奨シーン オンデマンド あり (初回遅延) 完全従量課金 開発環境・小規模ツール Provisioned
Concurrency なし (即座に応答) 予約分は固定費発生 本番Webアプリ・性能要件あり 常に立ち上げ状態に Provisioned Concurrencyとは 指定数の実行環境を事前起動・初期化して待機 即座にリクエスト処理でき、レスポンス改善を実現
「予約席」の動的調整 Application Auto Scalingを組み合わせることで、トラフィックに合わせてProvisioned Concurrencyの数を自動増減させます。 「常に立ち上げ」の状態を、最低限のコストで実現可能です。 深夜:0〜1台(コスト最小化) 日中:予測需要に合わせて確保 コスト削減:Auto Scalingの活用
サービス Lambda LWA (on Lambda) AWS Fargate 既存コード流用 書き換え必要 そのままOK
そのままOK スケーリング ミリ秒単位 ミリ秒単位 数分単位 コスト効率 最高 非常に高い 中 (固定費大) 開発体験 独自の学習が必要 標準的Web開発 標準的Web開発 実行環境の最終比較:LWA vs 他の選択肢
04. まとめ
標準技術への回帰 Lambda特有の作法を捨て、汎用的なWeb開発に集中できます。 開発体験(DX)の向上 ローカルと本番の差異をゼロにし、テストやデバッグの工数を削減します。 戦略的なポータビリティ Lambda / Fargate 等を自由に行き来できる設計を可能にします。 究極のコスト効率
管理の手間を最小化しつつ、需要に連動したサーバーレスの経済性を享受。 まとめ:LWAが選ばれる理由
ご清聴ありがとうございました。 Github:sahou909 X:@rou_88_work