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レガシー産業の顧客課題を正しく解決し続けるプロダクトデザインプロセス

 レガシー産業の顧客課題を正しく解決し続けるプロダクトデザインプロセス

Product Nite v3 のShippio社登壇資料
実施日時:2023年5月8日(月)
共催企業:キャディ株式会社、PharmaX株式会社

Shippio

May 10, 2023
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Transcript

  1. 立石 健太 プロダクトマネージャー LINE株式会’ t フードデリバリーサービスのPdMとして新卒で入’ t テイクアウトサービスのASP型の新規サービス立ち上げに従事 株式会社出前g t

    増資をきっかけに、LINE↔出前館のサービス統合プロジェクトに参E t 事業統合などのPMI 業務を経験した後、同社の新規事業責任者としてサービ スの立ち上げを指揮 株式会社Shippi‡ t 2022年にプロダクトマネージャーとして入’ t 現在は物流事業者向けプロダクトの 0 -> 1 を担当 @honobono1124
  2. 顧客(商社やメーカーなど)の依頼を受け、海上輸送・航空輸送・陸上輸送などを利用して貨物 を輸出入する 海外 国内 バンニング 輸出通関 輸入通関 デバンニング 貿易の流れ 国内荷主

    海上輸送 現地配送 ドレージ 幹線(B2B) 路線(B2C) 国内港 現地港 仕入先 販売先 © 2023 Shippio, Inc. All Rights Reserved. 現地荷主 国内工場/倉庫
  3. © 2022 Shippio, Inc. All Rights Reserved. 短期のロードマップ策定に留まってしまう → 危機感はあるものの長期のあるべき課題に向き合えない

    複雑な業務構造を理解できないまま開発に移る → 表層的な課題しか解決できず、使われない リリースする = 課題解決と考えて次の施策に移る → 狙う成果とのGapを把握できず、価値を積み上げられない © 2023 Shippio, Inc. All Rights Reserved. 複雑な業務を正しく解決していくために避けるべきこと
  4. Discovery Design Delivery GTM Product Design Lifecycle Product Design Process

    レガシーな貿易業界の課題を 好循環を生み出すプロセス ・長期的な目線で ・課題を深く理解し ・Gapを次の開発に活かす

 © 2023 Shippio, Inc. All Rights Reserved.
  5.  貿易業界の課題は数ヶ月で解決できるものではな  顧客課題をレイヤーで捉えて長期目線で解決する #Discovery #Design 長期目線で課題を捉える  リリースする ≠

    課題が解決され†  検証し、成果創出/仮説検証が進んで初めてDONE #GTM “成果”を生んで初めてDONE  “ドメエキ”メンバーと圧倒的解像度で課題を理解す†  仮説をチーム横断で共有・検証する文化 #Discovery チーム横断で仮説を紐解く 課題解決の
 好循環を生む3つの取組み © 2023 Shippio, Inc. All Rights Reserved.
  6. 長期目線で課題を捉える 短期的なロードマップによる開発では目指したい中長期の顧客体験は実現できない。
 解決する顧客課題を短期 ~ 長期と地続きで意識する。 大きく捉えた顧客課題を Initiative - Epicに分解 


    短期で解決する課題に落 とし込む。 (High level) Initiative 営業・生産管理向けの利活用促進 └Sub-Initiative 貨物状況のセルフサーブ Epic 商品IDの検索 © 2023 Shippio, Inc. All Rights Reserved.
  7. チーム横断で課題を紐解く プロダクトチームのみでレガシー産業の複雑な業務課題を理解するのは困難。 ドメインエキスパート(ドメエキ)であるメンバーと協業し、横断で紐解くことが正しく顧客課 題を解決するためには重要。 ドメエキ „ 顧客の要望 g o 背景(状況・周辺業務r

    o リー o 検証に適した顧客の選定 ... PdM / PdD „ 課題の優先度付Ž „ あるべき姿の定… „ Solution仮説と検証方法 ... 想定外の価値やオポチュニティ 高解像度の
 業務知識を フィードバック と合わせて
 インプット © 2023 Shippio, Inc. All Rights Reserved.
  8. © 2023 Shippio, Inc. All Rights Reserved. PdM @Sales チーム

    今開発を進めているものの次のテーマについて、
 仮説検証回したいので付き合って頂きたいです! Sales もちろんです。ざっと協力してくれそうな顧客リスト アップしておきますね。セールスチームは今日中にリス トアップしちゃいましょうー! 参考)社内コミュニケーションの一例(チーム横断での仮説検証)
  9. 参考)Post Launch Recapの一例 期待Outcome / 検証仮説 実際の効果 Gapを埋める施策 / 仮説の更新

    顧客の実務担当者の
 業務工数を20%削減する 顧客のステークホルダーが
 運用負荷を悪化させることなく プロダクトを利用できる 月間で20~40時間の
 業務工数が削減された ステークホルダーから運用負荷 が悪化したというフィードバッ クは得られなかった 大量案件や複数ステークホル ダーが関与する場合の運用 Blockerは存在する可能性あり ステークホルダーにとっても
 業務工数削減効果があった 残課題なし! Gapを埋める施策 大量案件や複数ステークホル ダーが関与する場合の運用 Blocker解消 ステークホルダー向けの
 価値創出・マネタイズの優先 度を上げる Backlog優先度更新
  10.  貿易業界の課題は数ヶ月で解決できるものではな  顧客課題をレイヤーで捉えて長期目線で解決する #Discovery #Design 長期目線で課題を捉える  リリースする ≠

    課題が解決され†  検証し、成果創出/仮説検証が進んで初めてDONE #GTM “成果”を生んで初めてDONE  “ドメエキ”メンバーと圧倒的解像度で課題を理解す†  仮説をチーム横断で共有・検証する文化 #Discovery チーム横断で仮説を紐解く 課題解決の
 好循環を生む3つの取組み © 2023 Shippio, Inc. All Rights Reserved.
  11. 5 © 2023 Shippio, Inc. All Rights Reserved. Bayside Product

    Nite

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